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今週のヒット作品(240603~240614)

こんにちは。ひろつかさです。
先週はこの「今週のヒット」の更新が滞ってしまったので、まとめて更新です。

「さいくるびより」 小林おむすけ

これは、今週というか先月末の新連載が面白いですよという話なのですが、ジャンプで連載されているほのぼの超能力者漫画。
過去に連載されていた「賢い犬リリエンタール」のような不思議面白ほのぼのギャグマンガ。
超能力を使って問題を起こしつつも、別に日常レベルの使い方で悪意のあるキャラが(今のところ)出てこないところも安心して読めるいい点です。
ジャンプの安価にあっていいメリハリの役割だなあという印象です。
1~3話までWebで読めるのでお試しにどうぞ。

「さよならダイヤモンド」 蛭塚都

スピリッツで連載の始まった作品です。
始めはいわゆる「東京タラレバ娘」的な、しょうもない恋愛気質な主人公がうだうだやっていく話かと思いきや、まさかのそこからの急な方向転換。
これから彼女たちがどうなっていくのか、そもそも話はどう進むのか、楽しみと共にほんのり悲しみを抱えた1話としてとても期待感を持てました。

「マイホーム アフロ田中」のりづけ雅春

同じくスピリッツからの作品。
もう長期連載ですし、実写化もした有名なアフロ田中シリーズです。
これ、そもそも主人公がちゃんと現実と同じだけ歳を取っていくのですが、なんと私と同い年。
色々身につまされることが多いのですが、今回は「アームチェア・クォーターバック症候群」に関する話。
いやー、身につまされますね。素人~そこに毛が生えた程度の人間こそ根拠のない自信を持つということで、いい歳をとったのならなおさら怪我の内容に生きようと思います。
猫に引っ掛かれた傷の治りも悪いしなあ。

「僕とロボコ」宮崎周平

これはもう別にストーリーとか、ギャグが面白いとかそういう話はもう別にここでしなくていいかなと思います。大好きだけど。
ただ、扉絵が釣りキチ三平オマージュで最高だったというだけです。
今出ている新刊の表紙も幽遊白書過ぎるので、世代の人は是非表紙だけでも見てやってください。


「グリーングリーングリーンズ」 寺坂研人


残念ながらジャンプで打ち切りになってしましました。
昨日、ライジングインパクトについての記事を上げましたけれど、ジャンプでは中々ゴルフ漫画は生き残れないですね。どうしてもひと試合が長くなりがちですし、精神力のスポーツなので派手さが出難い点はジャンプ向きではないのかもしれません。
とはいえ、この作品の持つ主人公が徐々に向上心を持って行く描写や、周りの登場人物の良くも悪くも人間味のある設定などとても好きでした。
月刊誌とかWebアプリ系の媒体の方が向いてたのかなーと思いつつ、お疲れさまでした。

「宇宙兄弟」小山宙哉


今週の話、すごくグアッと来てしまった。
ネタばれないように書くのが難しんだけど、起きたトラブルに対して視点がグルッと変わったことで、ただ楽しんで読んでいられない回でした。
宇宙という未知の場に挑むことはワクワクするけど、そこに取り残されるのはまた別だなあ。
自分はそこを考えすぎて一歩踏み出せないことが多いですが、世界を広げられる人はワクワクを優先できる人なんだろうなと思います。
にしても今週の回は怖い…。


ということで、今週のヒットでした。
最後に、猫を載せると最初の投稿で書いたにもかかわらず、載ってないじゃないかといわれたので、猫です。
今、諸事情で実家に帰っているので、実家の猫。
元々野良猫だったのがいつの間にか居ついたそうです。
さっきリビングにネズミの上半身が落ちてました。こわい。


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