パンケーキと陰謀/ただいま投稿中
Yo yo yo!
30代のバリバリなトラック運転手の女性、アクセルガンガン踏み込んで前の道に集中してんだよ!今日は何の日かって?そう、次男の誕生日だぜ!彼女、もう早く家に帰ってパーティーぶちかましたい気持ちMAXなんだ!ダッシュボードには、パーティー仕様のデコレーションケーキの箱がドーンと置かれてて、そいつが彼女の目指すゴールをガンガン思い出させてんのさ!
そんでさ、いきなり「誰かと話してぇ!」って思って、彼女はトランシーバーをバチッとオン!「Yo!誰か今しゃべれる人いんの?」ってノリノリで呼びかけたんだ。
すると雑音の中から声がブッ飛んできた。「おっす!めっちゃご機嫌だな!何かあったんか?」
「今日は息子のバースデーなの!」って、彼女の顔に笑顔がバチバチ広がってくる。
「そりゃめでてぇ!ところでさ、チームスターズの広報部からアンケート届いた?」
「え、マジ?いや、あのくだらない大統領選挙のアンケートとかでしょ?そんなの来てないよ!」
「そーだよな、オレもそんなアンケート受けたやつ聞いたことねぇわ」
「ハハ、それってまじで作り話じゃね?130万人の組合員にアンケートとか無理すぎ!」
「だよな、その数字自体が怪しいっての!ま、将来は自動運転車にオレら全員仕事奪われっけどな~」
そこで彼女、ふとダッシュボードのケーキ箱に目をやる。豪華にイチゴ、チョコ、ホイップクリームでデコられたケーキが詰まってるんだけど、その下に1枚だけパンケーキが入ってんだわ。急にドッと不安が押し寄せてきた。「このパンケーキ、なくなったらどうしよう…」
このストーリーに登場する人物名、団体名等は全て仮名です
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