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病院内や、精密機械メーカーのクリーンルームなど、施設内に入る際に靴を履き替えることが求められる。
作業環境が微細な粉塵に弱いために、作業者は靴を履き替えて、外部の粉塵を作業場内に持ち込まないための工夫ですね。
デジタル機器もまた一般には粉塵に弱いために、サーバルームなどに入るときは基本的に靴を履き替えたほうがいいでしょう。
履き替えた靴は靴箱の中などに入れ、私物としてロッカーに放り込んでおけばいいか。
さて、そのロッカーあるいは靴箱に関する話です。
ある場所において、そこは靴箱が用意されていて、みんな入り口で靴を履き替えることになっていた。
施錠されていない靴箱だったので、よくあることですが、ある日、ある女の子の靴がなくなっていた。
予備の靴が用意されているので、その女子はそれを履いて、その日は特にトラブルが拡大することはなかった。
靴は数時間後に見つかった。数時間後に見つかるような場所に隠されていた。
さて、そんな小さな出来事があって、数か月後、次は別の女の子の靴が行方不明になった。
おいおい、前回とほぼ同じパターンだ。靴箱に入れていた靴が誰かによって抜き取られていた。
そして、そのときもまた前回と同様に、靴はちょっと注意すれば見つけられるような空間に置かれていた。
そんな不思議な出来事の三回目は確認されていない。ただし、なぜそんなことが起きたのかがおおよそ共有されていた。
もちろん、それらは単独犯一人がやったことだ。それらが繰り返された理由もありきたりなことですよね。
そこでは熾烈な覇権争いがずっと以前から続いていた。
勝ちたいと願う者は手段を選ばない。
それも青春だからね。
今日の投稿は以上です。ありがとう
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