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文明は、指である。
私たちの手指は書物のページをめくり、文字を書いてきた。
指たちは様々なツールを操り、またアナログな人間関係においても手指が活躍する機会は多い。
指たちはキーボードのキーをたたき、タッチスクリーンをスワイプする。
おっと、最近は手指を消毒することが求められていましたね。
さて、写真家にとって、取りたくない写真を撮ることはやや苦痛だと思う。
が、撮影することが職業である限り、写真家たちはオファーには可能な限り応じなければならない。
あなたが山の写真を撮りたくても、何種類ものジャムの瓶を撮影しなければならないこともあるさ。
光と影と色彩に魂を込める限り、被写体を選ぶことは間違ってる。
そうやって自分自身をなだめることもまたプロフェッショナルの条件の一つさ。
取りたくない被写体を撮ることで生活費を稼ぎ、残りの時間は撮りたいものを撮影すればいいさ。
そうやって、撮りたいものを撮れるようになっても、残念ですが、その時はもう遅いものだ。
あなたは年をとり、手指が震えるようになり、カメラを持てなくなるだろう。
そうなる前に、撮りたいものを撮りなさい。
その点、ミュージシャンは年老いても活動を続けることができるぞ。
手指が震えても、それにふさわしい演奏ができるだろう。
ただ、あの業界では聴覚が低下する人が多いみたいだが。
今日の投稿は以上です。ありがとう