Yo yo yo! ヒップホップなノリでいくぜ！／ただいま投稿中
ロメロ保安官が雑貨店から登場！手にはくたびれた5ガロンのチャパラルジョッキを揺らしながら歩いてきたぜ。そんでパトカーの助手席にズバッとチョコバー5本入りの袋を投げ込む！待ちきれずに座ってたのは、若き副保安官サンチェス！テンション上がってんのか？ いや、まだわからん。
後部座席？そこには不安そうな顔したメキシコ人の女性が子どもたちと一緒に座ってた。5歳の男の子は興味津々な目で周りを見回し、3歳の女の子はお母さんのドレスにピタッとくっついてる感じだ。
ロメロ、そこで男の子にチョコバーを手渡す！その瞬間、キッズの顔がパッと明るくなって、恐怖を一瞬忘れさせる笑顔を見せたぜ。
そんでエンジンがゴオォォォッ！ パトカーが高速道路を爆走だ！ 国境越えて運んでいくのは、歓迎されざる存在たち。
「アメリカはどうだった？」とロメロが渋～い声で聞いた。
女性はちょっとためらってから、優しく答える。「素晴らしい場所でした。暴力はないし、仕事もある。チャンスだってある。」
その言葉、ズシンと響くぜ。
パトカーがシウダー・フアレスの検問所に到着！女性と子どもたちはぎゅっとお互いを抱きしめる中、ロメロとサンチェスは無表情で入国管理局へ向かう。手続き？冷たいくらいスムーズで機械的だ。
女性と子どもたちがメキシコ側に向かう長～い道を歩き始めると、5歳の男の子がふと振り返った。その小さな手に残ったチョコバーを握りしめ、サンチェスに差し出してきたんだ。「さようなら…」少年の声は、まるでかすかなビートのように響いたぜ。
サンチェス、立ち尽くす。後退するその小さな背中と仕草が頭ん中でエコーみたいに繰り返される。たまらず車のドアをバンッ！と閉めて叫んだ。「もう無理だ、ロメロ！みんなアメリカを尊敬してる。アメリカを愛してる。この人たちだって、アメリカの一部なんだろ？」
ロメロは遠くの地平線を見つめながら、チャパラルをゴクッと飲み干してボソッと言った。「この愚行は長くは続かないさ、ミホ。でもな、今は俺たちの義務を果たすだけだ。」
パトカーは、舞い上がる粉塵とこぼれ落ちた夢の残響を引きずりながら、前方へと揺らめき進んでいったんだ。
イェー、これが現実のストリートビートよ！
このストーリーに登場する人物名、団体名等は全て仮名です