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2023年12月3日J1リーグ第34節ガンバ大阪対ヴィッセル神戸

ガンバの最終節の相手は、悲願のJ1優勝を果たしたヴィッセル神戸です。勝っても順位など変わらない相手が気を抜いてくれれば良いのですが、そんなことをしないチームだからこそ優勝出来たはずです。

ガンバは先日、塚元大、クォン・ギョンウォン、そして大卒後13年間ガンバに在籍した藤春廣輝の退団が発表されました。

ここまで観戦したい気持ちが入らないサッカーをしているガンバは20年以上見てきて初めてなのですが、ぶっちゃけて言うと藤春のラストマッチと思って見に行きました。

試合は前半、良くあるパターンとしてガンバは攻撃も守備も悪くなく、どちらかというと優勢だけれど得点出来ず、0-0でハーフタイムを迎えました。

クォン・ギョンウォンが首を痛めて前半途中で交代したのが残念極まりないですが、上手く行かないときは何もかも上手く行かないのでしょう。

試合自体については、内容は悪くないのにゴールできないいつもの悪いパターンだと思っていたらやはり、後半11分にパトリッキのクロスが三浦に当たってコースが変わって石川が対応出来ずに失点。

運が悪いと言えば間違いないですが、運不運が結果に反映されるのは実力が無いからです。

途中で山見と唐山を投入し、さらにこの試合がガンバでのラストゲームとなる塚元や藤春もピッチに入れ、最後までチャンスは作りながらも決めきれない、本当にいつものポヤトスガンバの悪いところを出し尽くして試合終了。

みっともない7連敗でシーズンを終了しました。

ガンバが全力を尽くしてやっとこさ奇跡的にJ1残留出来る程度のクラブを目指しているのなら、別にこの体制でもこの結果でも良いのでしょうけれど、そうでないなら何故このままなのか。

ずっと疑問に思っていますが、疑問に思わずこのやり方を信奉している人たちがクラブの上層部にいる以上は、サポーターとしてはどうしようもないですよね。

試合後のセレモニーも思いっきり簡素化簡略化されていましたが、駄目なときこそ責任者が出てきて話すべきだと思うんですけれど、ガンバ幹部の流儀は異なるのでしょう。

最後の場内一周時、ゴール裏で藤春の語った言葉と流した涙がある以上、とりあえずはまた来年、ガンバの応援はしようと思います。このままだとその先が怪しくなってくるのですが。

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