やらかすとバレる

大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏について、今後の捜査がどうなるかは分かりませんが、アメリカの各種メディアによって色々と過去の行いについて暴かれてきました。

大学について在籍が確認出来なかったり、通訳としての経歴が実は無かったり、それ以外にもスピード違反で捕まったこととか、どこで働いていたとかも出てきました。

スピード違反は駄目は駄目ですが、そんなことをいちいち表舞台に出る度に自白する人なんているわけがないですし、程度にもよりますが悪質な犯罪とも言い切れません。

ただ、通訳としての経歴や現地の大学在籍についての詐称があったとしたら、こっちの方が通訳としては悪質でしょう。

大谷選手の口座の金を使い込んだということで始まった事件ですが、事ここに至って過去がさかのぼって精査されてなんやかんやが明らかになるというのは、これはメディア側や近しい人たちは知らなかったことなのかなと疑念もあります。

知っていたけれど、スーパースター大谷の通訳で特別な関係にあるから、大谷選手の機嫌を損ないたくないために水原氏の過去について指摘や言及をしなかった、というところもあったりするのかなと、邪推してしまいます。

知っていようがいまいが、やらかしてしまった人は過去について調査されて掘り返されて次々と糾弾材料が増えてきます。

その中で、経歴詐称なんかも出てくるわけですが、いちいち大学の学位記とか確認しませんし、職歴では確認のしようがないものもあります。いわば「言ったもん勝ち」ではあるのですが、こんな風に一朝事あれば一気に逆風で全てが野ざらしにされてしまうことを思うと、結局は誠実に生きるしかないのですよね。

不祥事などをやらかしていないからこそ、過去の経歴を詐称していてもバレていない人って結構世間にはいるんでしょうけれどね。

やらかすと過去についてアレコレ探られてバレるのですから、詐称している人は尚更より一層品行方正でいないといけないはずなのですが、そもそも詐称するような意識の人がそんなわけないという一つの実例になったのが、今回の事件なのでしょうね。

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