2024年12月1日JFL・地域リーグ入替戦&J3・JFL入替戦&J2昇格プレーオフ準決勝&J1昇格プレーオフ準決勝&J1リーグネット観戦の感想

昨日のサッカーはJ1リーグの9試合のみでしたが、今日のサッカー配信は(個人的に)ビッグゲームが目白押しです。

まずはJ1リーグ。ACL2が木曜にあったため他試合よりも1日ズレた広島対札幌の試合です。広島は負けると優勝の可能性が消滅します。札幌は既に昨日、他チームの結果で降格が決まっています。ガンバとしては札幌が勝って広島を逆転するチャンスを残してほしいですが・・・。

次にJ2。既に最終節を終え、3位~6位の4チームによるJ1昇格プレーオフ準決勝の2試合が行われます。3位長崎対6位仙台、4位山形対5位岡山というカードです。

そして初めて行われるJ3リーグのJ2昇格プレーオフも、3位~6位の4チームによって行われます。3位富山対6位FC大阪、4位松本対5位福島の対戦です。

さらにJ3で19位となったYS横浜とJFLで2位の高知ユナイテッドとのJ3・JFL入替戦もあります。今日の第1戦は高知ホームなのですが、開催地は設備の関係上、カマタマーレ讃岐の本拠地である香川県のPikaraスタジアムとなりました。

そしてさらに、JFL最下位のミネベアミツミと、地域CL2位のVONDS市原とのJFL・地域リーグ入替戦も本日開催です。こちらは一発勝負でミネベアミツミのホームで行われます。

説明だけでこれだけの長さが必要なこれらの試合が、13時もしくは14時キックオフのため、14時~15時の間は全試合が重なってしまいます。ということで、全ての試合を同時に見られるように考え、準備しました。

JFL・地域リーグ入替戦 YouTube Echo Show5
J3・JFL入替戦 Lemino iPhoneSE
J2昇格プレーオフ準決勝 Lemino OUKITEL C50
J2昇格プレーオフ準決勝 Lemino Moto g64
J1昇格プレーオフ準決勝 DAZN Headwolf Hpad6
J1昇格プレーオフ準決勝 DAZN デスクトップパソコン

DAZNは1アカウントで2デバイスまでしか使用出来ないので、1試合はフリープランで作っているアカウントで見ようと思っていたのですが、フリープランでの無料視聴可能なのは高知対YS横浜の試合だけでしたので、泣く泣く広島対札幌の前半を諦めます。Leminoは3デバイスでも問題ありません。

それでも同時に6試合も見るとデバイス周りだけでも壮観です。興味のない人からしたら頭おかしいのかと思われそうですが。さすがに全ての試合の詳細な試合経過を書いてはいけませんので、得点経過中心にします。

まず先に13時キックオフの
長崎対仙台
高知対YS横浜
ミネベアミツミ対VONDS市原
の3試合を見ます。

ミネベアミツミ対VONDS市原
解説の無いJFL・地域リーグの試合らしい配信です。応援の太鼓の音が響きます。前半はお互いゴールのないまま終了。
後半も終盤までゴールが生まれませんでしたが、90分にミネベアミツミがクロスがDFに当たってゴールに吸い込まれるラッキーなゴールでついに先制。そして試合終了を迎え、VONDS市原は悲願達成ならず。ミネベアミツミが来季もJFLを舞台に戦えることになりました。


高知対YS横浜
まず5分に早速YS横浜が先制。クロスから頭で上手く合わせました。しかし33分、高知が1-1の同点に追いつき、前半は1-1で終了。
後半はスコアが動かず、来週の第2戦での試合につながるゴールを両者奪った形で試合終了しました。


長崎対仙台
長崎がボールキープする時間が多い中、仙台が押し返す時間帯になり、29分に仙台のシュートを手でブロック下として長崎のハンドから仙台のPKの判定。これを中島が決めて6位仙台が32分に先制。長崎はチャンスがあるも決められず、前半は0-1と仙台リードで終了。
後半、53分に仙台が右サイドを崩し、ゴールラインギリギリで粘ってつないだボールを最後はエロンが決めてまさかの0-2というスコアになりました。
もうなりふり構っていられない長崎は焦りもあるのか得点は奪えず、逆に68分にまたもや仙台が左サイドを突破してこぼれ球を収めた郷家が豪快に蹴り込んでまさかまさかの0-3。長崎はもちろん、仙台もここまでのリードは試合前の想定外でしょう。
76分、ボールをつないだ長崎が最後はマテウスが鋭いシュートを決めてようやく初得点。これで1-3の2点差です。
92分、前掛かりの長崎をカウンターで突破した仙台が中島の2得点目でスコアを1-4とし、試合の行方を決定的なものにしました。
そして8分以上のアディショナルタイムが終わり、6位仙台が3位長崎をアウェイで大勝し、決勝に駒を進めました。
長崎はまさかの敗戦と言うより他ないでしょう。終盤の勢いが3週間のブランクでストップしてしまったのが悔しいところです。逆に仙台はその空いた3週間で完璧な長崎対策を立てて実行したと言えます。


そして14時からは
山形対岡山
松本対福島
富山対FC大阪
の試合の配信も見ます。

山形対岡山
前半何度も岡山の決定的なシュートを山形GK後藤がスーパーセーブを繰り返して弾いていましたが、31分についに岡山がその壁を破るシュートを本山が決めて先制。さらに34分、岡山がCKからつないで最後は岩渕に当たる形で追加点を奪い、0-2とリードを広げました。
さらに山形はエースFWディサロ燦シルヴァーノが負傷交代し、さらに苦しい状況になり、前半は0-2で終了。
2点取らねばならない山形は54分、倒された際に相手を蹴ったとされた川井がレッドカードで退場。ますます厳しい状況に追い込まれます。
84分、次のゴールを奪ったのは三度岡山。スルーパスに抜け出した木村がGKを交わしてシュートを決め、0-3と勝利を決定的なものにしました。
7分のアディショナルタイムも岡山が危なげなく逃げ切り、この試合もアウェイチームの大勝で幕を閉じました。


松本対福島
サンプロアルウィンでの試合は10分に福島が先制し、そのまま前半終了。
後半、ゴールを奪わねばならない松本は66分、CKからついに得点を決めて1-1に。
そのまま試合が終わり、松本が上位チームの条件を生かして勝ち上がりました。


富山対FC大阪
36分、3位富山がヘディングシュートで先制。クロスを粘って折り返し、最後は頭で決めたゴールでホームチームが有利な状況になりましたが、前半アディショナルタイムの48分、FC大阪が同点ゴールをゲット。富山は失点したくない時間帯に失点してしまいました。
後半、両チームにチャンスはありながらもゴールは決まらず、試合終了間際には何度もFC大阪に決定機があったものの、富山が全員で守り切って引き分け。こちらも上位チームとして決勝に進出です。


そして本日唯一のJ1の試合だった広島対札幌ですが、8分に広島があっさり先制。
42分にまだガンバからレンタル中となっている鈴木武蔵がゴールを決めて1-1の同点になったのも束の間、47分に再び広島が勝ち越しゴールを決めて2-1として前半終了。
長崎対仙台の試合が終わった後半5分からDAZN配信を見始めましたが、いきなり札幌の菅野がエリア内で相手を倒してPK。何してんねん。これを決められて広島が3-1とリード。
そして79分にはカウンターから広島が4点目を決めて勝敗がほぼ決まりました。広島は点差を付けられるサッカーをしているので得失点差が有利になるんですよね。そして82分にレジェンドの青山がピッチに入り、ホームゲームを締めくくりに入るなか、88分にも広島がCKからゴール。
逆転優勝を狙うホームチームが大勝し、レジェンドの引退にも華を添えました。


今日の試合、やはり注目はJ1昇格プレーオフの2試合だったと思いますが、ホームチームはシーズン終盤絶好調でしたが、最終節から今日までの3週間のブランクで勢いが止まった感じがします。逆に岡山も仙台も相手をいかにして倒すかというスカウティングと対策がバッチリハマった大勝だったのではないでしょうか。

一方、J2昇格プレーオフは、2試合とも1-1の引き分けで終了し、上位チームがレギュレーションを生かして決勝進出となりました。こちらは下位チームが相手を上回れるほどの実力がなかったか。

J3・JFL入替戦の第1戦も1-1の引き分け。こちらはH&Aの2試合で決まりますので、今日はまだ前半90分が終わっただけと言えます。

JFL・地域リーグ入替戦は、前チームからの長いキャリアがあるJFL暮らしを途絶えさせることはなく、ミネベアミツミが終盤のゴールで勝ち切りました。こちらの試合は上位やホームのレギュレーション上の優位はなかったので、VONDS市原としては、延長戦も考え始めたところだったのかも。

J1の広島の試合はまあなんというか予想通りと言えば予想通り。ガンバは3位以下が確定し、得失点差から言えば3位も無理です。最終節に勝って4位キープしたいです。

しかし、プレーオフや入替戦をほぼ同一時間帯にやるのはもったいない気がします。全部見ようとする自分が欲張りすぎるのかも知れませんが、せめて15時キックオフの試合があればと思いましたが、今の時期だと寒すぎるので、12時キックオフ、13時キックオフ、14時キックオフという並びでも良かったのでは。12時だとアウェイチームのサポーターが当日出発だと間に合わない場合もあるのかな。

ともかく、濃厚なサッカー観戦の1日、というか3時間でした。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集