2023年11月25日JリーグDAZN観戦の感想
昨日のフライデーJの結果、横浜F・マリノスが引き分けに終わり、今日の試合で神戸がホームで勝てば悲願の初優勝となります。今日はJ1は14時一斉キックオフで、さらにJ1昇格プレーオフの清水対山形が13時開始です。
そしてガンバサポーターとしてはアウェイ広島戦を当然見ますし、ガンバがもし負けたとしても最下位の横浜FCが湘南に勝てなければ、ガンバのJ1残留が確定しますのでこの試合も見逃せません。
ということで14時~15時台は絶対に見たい試合が4試合あり、DAZNの1アカウントでは同時視聴は2試合までですので、昨年同様にpovo2.0のコンテンツトッピングであるDAZN使い放題パック(7日間)を購入します。
お値段は昨年より値上げしていて925円。今日しか使わないので高いといえば高いですが、JリーグファンとしてはJリーグ登録者数の少なさに苦しむDAZNには申し訳ないという気持ちもありますので、これくらいの貢献はしたいと思います。
さて、まず観戦は昇格プレーオフ準決勝の清水エスパルス対モンテディオ山形から始まります。
清水は勝てば2位確保で自動昇格決定だった最終戦で引き分けてしまったメンタルをどれだけリカバリー出来るか。
山形は最後に連勝で滑り込んできた勢いをそのまま活かせるか。
個人的には、元ガンバの高江・野田がいる山形の方を応援してしまいます。
ファーストシュートは3分の山形。
6分にも山形が左サイドのクロスから立て続けにシュートするもずっとGK大久保がファインセーブの連続でしのぎます。
しかし清水も12分に乾が強烈ミドルもGK後藤が弾きます。
19分には山形の後藤・チアゴアウベスの連続シュートも決めきれず。
まさに一進一退の試合展開が続きますが、清水のキーパーソン乾が37分にGKへのアフタータックルで警告。さすがに彼が退場すると清水の創造性が大きく欠如するのでそれは避けねばなりません。
激しさの割にはスコアは動かず、0-0で前半終了となりました。
さて14時からは広島対ガンバ、神戸対名古屋、横浜FC対湘南の3試合も合わせて見ます。合計4試合をパソコン・10インチタブレット・8インチタブレット・スマホの4台で鑑賞。
メインはガンバの試合で、残る3試合は動いたときだけ見ることになります。
ちなみに広島のホーム、エディオンスタジアム(ビッグアーチ)でのJ1リーグは今日が最後で、来シーズンからは新設された専スタに移ることになります。ある意味記念の試合ですが、最後がガンバで良いんだろうかと思っていたら、3万人入ったのは8年前の優勝を賭けたチャンピオンシップのガンバ戦以来だそうで、ある意味因縁があるのですね。
それはともかくガンバは3バックっぽいですが、1トップはかたくなに変えない・・・。まあ、前節の鈴木武蔵は結構良かったので、連続スタメンは納得ですが。
いきなり試合開始から倉田がシュートを放ち、大迫がキャッチ。続いて広島もシュートでガンバの選手に当たってCK。開始1分以内に両チームシュートって珍しいですね。
その後は広島ペース。ボールをキープされシュートを打たれ続けます。
そして9分、左サイドを崩され、余裕を持って入れられたクロスに頭で合わされて早速失点。いくらなんでももうちょっと粘ってほしい。本当に他力本願でしか残留出来ん。
と思っていたら11分にさらに失点。もうどうにもならない。湘南の応援している方がマシやぞ。
と思っていたらいつの間にか神戸が先制していた。すごいねえ。さらに2点目もゲット。もう今日で決まりですかね。最終戦のガンバ戦はこちらに花を持たせてくれますかね。
16分にも強烈なシュートを食らうも東口がギリギリセーブ。
18分、鈴木武蔵の突破から完璧なパスを受けた食野がクソみたいなトラップで決定機逸。
一方、神戸が3点目を取りきれなかった直後に失点し2-1に。さあ盛り上がってまいりました。
ガンバの方は広島に攻められながらもなんとかその後は失点せず、2-0で前半終了となりました。
前半の神戸対名古屋は2-1、横浜FC対湘南は0-0。
そして運命の昇格プレーオフは終盤に清水も山形も決定機を決められず、0-0のまま試合終了で順位上位の清水の勝ち抜けに終わりました。
この試合のマンオブザマッチは間違いなく正GK権田の代わりに急遽出た大久保でしょう。前半の連続セーブによって守り抜く試合のテンポを作ることが出来ました。
清水山形戦の後は、こちらも残留争い中の柏対鳥栖の試合を見ることにします。前半終えて柏が2-1とリードしています。
ガンバはハーフタイムで動かず。もう何したらいいかポヤトス監督も分からない状態なんじゃないですかね。
後半も変わらず広島に攻められる時間が続きます。
そして湘南が49分に先制してくれたのとほぼ同じ時間に、ガンバは広島に3点目を奪われました。
長いVARの後に湘南の得点が認められ、これでガンバの他力本願J1残留が近付いてきました。
60分に食野・倉田が下がってジェバリ・山見が入りました。3点差で今日の試合内容だともう絶望しかありませんが、何かしらのプレーは見せてほしいものです。現地に行った遠征組サポーターが可哀想過ぎます。
67分、鈴木武蔵が痛めたようで、宇佐美が代わりに入りました。
柏対鳥栖では67分に鳥栖が2-2に追いつくゴール。
もはやほぼガンバの試合を見ずに湘南の応援をしていましたが、2点目取ったら勝負が決まりそうなのになかなか決めきれません。
78分、広島の柴崎のシュートがポストに当たって助かりました。絶望的なくらいにバイタルがズタズタにされていますが。
そして広島は引退する林卓人を交代で投入。まあ3点目からは公式戦と言うよりも引退試合の方に近いクオリティになっていますから当然ですね。
黒川に代わって中野が入りましたが、何のためですかね。スタミナの問題でしょうか。
横浜FC対湘南はジャッジに対する不満を横浜FCの選手もサポも高まっていますが、0-1のまま時間が経っていきます。
とりあえず、ガンバが何も出来ずに試合終了。もうこの試合はどうでもいいです。
そしてほぼ同時刻に神戸が逃げ切り、ついに初優勝を果たしました。バルサ化とかいうアホなスローガンを捨てて現実的なサッカーに切り替えてからあっという間に優勝まで持っていったのは素晴らしいですね。
そして柏対鳥栖は2-2で終了。柏の残留は今節まだ決まらず。た
残る横浜FC対湘南は8分弱ものアディショナルタイム中の激しい攻防を終え、0-1で湘南の勝利によって湘南の残留が決定。
またその結果、ガンバ大阪はお笑い6連敗で全く話にならないチーム状況の中、見事に他力本願によるJ1残留を果たしました。
なお、柏は勝ち点3差で得失点差が11もの差がありますので事実上は柏の残留と横浜FCの降格がほぼ決まっています。
さて、優勝した神戸に初瀬、井出、川﨑と元ガンバの選手が何人もいるのは忸怩たる思いになりますね。そしてそれは、チーム強化は選手よりも監督、監督よりももっと上のポジションの方が重要だという現実に気付かされます。
今年のガンバのチーム作りは、2点取られても3点取って勝つサッカーを目指したら、1点取って3点取られるサッカーから出来なくなりました。
まだ最終戦が残っていますが、特に何も変わらないでしょう。ここで変わるくらいならシーズン中に変われています。
監督のサッカーを実現するにはもっと良い選手に入れ替えないと駄目、とポヤトス信者の方は仰いますけれど、もっと良い選手を入れるなら、合わせてもっと良い監督にすれば、もっと良いサッカーでもっと勝てるようになりますよ。
ポヤトス絶対支持の前提があるから強化方針がゆがんでしまうのです。
監督にも問題はありますが、守備よりも攻撃を優先するとかいうアホな決断をしているっぽい上層部の方がよっぽどガンですねえ。