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正倉院展を見に行ってきました
奈良公園にある奈良国立博物館に正倉院展を見に行ってきました。
毎年秋に奈良国立博物館にて正倉院展が行われていますが、隣の大阪に住んでいながら見に行くのは今回が初めてです。今回は天皇陛下御即位記念と銘打たれて令和初の正倉院展となりました。
一昨日の土曜から開催されていますので、昨日一昨日の土日の来場者はかなりのものだったと思います。月曜なので土日よりはマシかなと思って来たのですがそれでも混雑しています。
ただ、前もってオンラインでチケットを購入していたので当日券売り場に並ぶ必要もなく、また入場待機列に並んでから10分も経たずに入れたので良かったです。
さて、今回の正倉院展での目玉としては、チケットにも描かれている鳥毛立女屏風でしょうか。いま入力してみて分かりましたが、ATOKだと「とりげりつ」まで打ち込めば推測変換で出てきますね。ATOKすごい。
それはともかく、この鳥毛立女屏風は教科書か図録などで見た記憶があります。その他にも色々な宝物や文書があって楽しめました。いままで来なかったのももったいなかったかな、とも思いました。
さて、鑑賞を終えてグッズコーナーでは個人的には惹かれるものがなかったのでそのまま博物館を出たところで、テントを張って「正倉院展記念弁当」なる物が売られていました。
商魂たくましいと言ってしまえばそれまでですが、お昼も過ぎていたので購入して食べてみました。中身の写真はありませんが、十六穀米以外は現代風の調理だと思うんですよね。天ぷらとかあったし。ただ、大豆肉(素肉というらしいです)があってなんか奈良っぽいという印象を与える弁当でした。
思えば精進料理などではなまぐささを忌んで、獣肉・魚肉は膳に上がりません。その代わりに大豆などで作られた代用食がありました。いまは欧米を中心に肉食を嫌い、牛や豚などからではなく完全に人工的に作られた人工肉が大はやりで、メーカーは株式上場を控えているようなところもあります。化学的にあれこれ工夫した人工肉でなくても大豆ベースで作ればもっと楽だと思うんですが、肉特有の肉っぽさというか感触が物足りないんですかね。
さて、その後は駅に向かうまで奈良公園の鹿の間を通り、隣の興福寺の五重塔のそばを通って帰りました。しかし奈良も外国人観光客が多かったですね。