ポヤトス監督続投報道を受けて

ガンバ大阪のポヤトス監督が来季の契約についてほぼ合意に至ったという報道がありました。

まだ正式発表されていない段階で踊りすぎても駄目ですが、ペースは出来ているとクラブが判断したのでしょう。

これまで幾度となくnoteにポヤトス監督への疑問を書いてきた私としては何とも複雑な気持ちですが、ただ、今年に関しては早い段階で残留がほぼ決定的になる勝ち点を稼げた点は評価したいと思います。過去二年が酷すぎたのですけれど。

来季に向けて今シーズンの残りの試合はテスト的に使ってほしいと思いましたが、連敗が続くと来季も不安になってきます。その点で、ポヤトス体制継続には不安がありました。

また、前回の試合で敗れた後のコメントで、選手の質に言及するところもあり、選手を選ぶタイプの監督である以上、選手の入れ替えを大々的に行わざるを得ません。今いる選手で最大限のパフォーマンスを発揮させるタイプ(モチベータータイプの監督によくいる)ではないのは分かっていましたが、ポヤトス監督継続となると、この冬の選手補強、入れ替えは相当なものになるでしょう。

そこまでの資金が確保出来ているのか、また選手獲得の目処が立っているのか、結構怪しい目線で見てしまいますが、一人のサポーターとしては信じるしかありません。

個人的にはいい加減、機能しないワントップをなんとかして欲しいですが、それも無理なのでしょうかね。

ともかく、シーズンオフではガンバ絡みの報道がかなり増えるでしょう。獲得する方も出ていく方もです。

外国人選手の強化方針としては、ネタラヴィ・アラーノ・ダワンの4名は補強の当たりで来季も継続すべきだと思いますが、ジェバリとクォン・ギョンウォンはちょっと微妙かな。ジェバリはもっと使いようがあると思いますが。

日本人選手の獲得に関しては、若手の有望株は国内のビッグクラブだけではなく、欧州クラブとの競合にもなります。半田陸が取れたのは驚きでしたが、彼レベルの補強をこの冬に10人くらいしないとポヤトス監督の求めるレベルにならないとしたら、強化担当が過労死しかねないですけれど、大丈夫なんでしょうか。

あとは宇佐美問題ですよねえ。結局、公式戦30試合以上戦っても宇佐美のベストポジション、使い方は見つけられませんでした。彼を切ったら切ったで結構な騒ぎになりますが、使うにせよ使わないにせよ、どの辺までクラブの覚悟はあるのか。

来シーズンは20チームに増え、降格するチームも下位3チームが自動降格です。プレーオフもありません。

現実的な目標としては、タイトル云々よりも来年もまずは残留出来るチーム作りからになるでしょうけれど、どこまで上に行けるか。その次は2024年次第でしょうね。ポヤトス監督との契約が次ぎも1年契約なのか知りませんが。

ちなみにこんな報道も。

強化部長が変更というか復帰というか、代わるというのが訳が分かりませんが、無理矢理論理付けるなら、ポヤトス監督は良いけれど選手補強が駄目だったから、ということになるのでしょうか? 確かにこの夏の補強で前の選手を獲ってこなかったのは失敗だとは思いますが、それが理由での交代じゃ無いよなあ・・・。

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