2023年統一地方選挙の結果を受けての大阪市民としての感想
このnoteは、開票日当日の21時過ぎに書いていますので、まだマスコミ各社の出口調査から推測される当選確実等の情報に基づいています。
まずその前に、大阪市・大阪府の話の前に全国レベルの政治で言うと、この選挙期間中に非常に愚かな醜い争いが政治のトピックで上位を占めていたことは誠に残念でありました。
旧NHK党、今のよく分からない政党名のあの政党のことですが、NHK改革だけを取り上げて追求し続けていれば、国政においてそれなりに支持は取れていたと思うのですが、ガーシー氏を引き込んで議員にしたり、地方選にも乗り出したり、挙げ句の果てにはこの騒動で結構支持も離れたんじゃないでしょうか。次の国政選挙までまだ時間があるだけマシかも知れませんが、それまでにも何かまた起こしそうな気もします。
さて、大阪での地方選の話ですが、大方の予想通り、大阪府知事選も大阪市長選も維新候補の勝利となりました。それに加えて奈良県知事選でも保守分裂のチャンスを生かした維新候補が勝ったことで、近畿圏での大阪維新の会の影響力は今後強くなっていくことが予想されます。
結局今回の地方選でも維新旋風(というかむしろ無風でしたが)を止められなかった他党勢は、いい加減戦い方を考えた方が良いと思いますが、維新候補を倒すことよりも自党から候補者を出すことを優先する以上は今後も維新に負け続けるでしょうね。
大阪市民も大阪府民も唯々諾々と維新の言うことを聞くわけではないということは、2度も僅差ながら都構想住民投票が否決されていることからも明らかです。やり方によっては知事選・市長選で互角に戦えるはずなのですが、それが出来ないのですよね。
維新をどれだけ牽制できるかは市議選・府議選次第ですけれど、多分ここはそんなに選挙前と変わらないんじゃないでしょうか?
結局、これまで通りの状況が続くことになりそうです。