2019年6月9日J3リーグ第11節ガンバ大阪U23対カマタマーレ讃岐観戦記
今日もシーズンパスのおまけの無料チケットを使ってのU23観戦です。
対戦相手のカマタマーレ讃岐とは来月天皇杯でも試合しますので、ガンバとしては讃岐のサッカーを見極めるいい機会でもあります。もちろんお互いに今日の出場選手が天皇杯でも出場するとは限りませんし、まるっきり戦い方やフォーメーションを変えてくる可能性もあるので、あまり今日の試合のメンバーや内容にこだわり過ぎてもいけないのですが。
しかしなぜか今日のU23は試合開始前の段階で入場者が明らかに先週よりも多かったです。先週はその前日にホーム鹿島戦があったから2日連続観戦を避けた人が多かったのか、天皇杯でも戦う讃岐を見ておきたかったのか。少年サッカー関係の何かあったかも。
そもそも讃岐サポーターも多い。
その讃岐には我那覇和樹がいます。そして監督はアトランタ世代の上村健一。J3やJFLあたりには90年代、2000年代にJリーグで活躍していた選手が監督、コーチや最年長のベテランとして所属しているので、メンバー表を見るだけでも懐かしく感じますね。
対するガンバ大阪U23のメンバーは、控えを入れるとほぼ先週の試合と同じ。スタメンと控えが若干入れ替わりありましたが、山口が控えに復帰しました。キーパーは林が入ります。天皇杯でも林が出る可能性は高いと思いますのでいい経験になるはず。今日は前節以上にユース所属が多く、先発6人がユースとかなんか色々まあすごい。先発平均年齢18.91歳、控え込みなら18.67歳とかほぼユースですな。
前半の概要を箇条書きでまとめてみると、
・1失点目、あの位置にきたロビングボールをDFはバウンドさせてはいけない。我那覇が上手かったのもありますが。
・そして全然スプリントしない我那覇のポジショニングがエグい。讃岐ボールの時は松田と離れてガンバボールの時は松田のパス出しを妨害しやすいところにいるし。
・ガンバ左サイドをパスワークやドリブルで再三突破されるのが続いたところで結局2失点目。前節もだけど相手の攻撃の出方を受け止めて対策をどうしようかというのを試合始まってから選手達にさせてるのかな。
・ガンバの攻撃も約束事はあるんだろうけれど、一番効果的なのが最前線の高木にボールを渡して高木が何とかしてシュート打つというパターン。結局そうやって前半の内に1点を取り返したのは良かったですが。
そして後半の概要と感想。
・2662人と先週の倍以上の客入りでした。毎試合これくらい入ってくれると嬉しいです。
・途中交代出場山口がかなり効いてて、フィジカルコンタクトも強くなった。
・攻守共に良くなっていた感じがしますが、どちらかというと攻撃がかなり良くなったおかげで相手の攻撃の圧力が減って守備負担が減った感じがします。
・後半の内容なら2点取って逆転してないともったいない。2点目が遅かったですね。
・高木は相手に囲まれてる方がシュートが枠に行くのかな。裏抜けして後は流し込む、というパターンで入らないはもったいない。今日も2点取れたはず。しかしだいぶ頼もしくなりましたね。
内容で言えば前後半のトータルでもガンバの優勢だったからなおさら勝って欲しかったです。
逆に讃岐は2点先行したのに終わってみれば何とか引き分けに持ち込んだ感じでしょうか。
後半終わり間際のイケイケタイムは前節もありましたが楽しかったですね。