2024年10月2日大阪ダービーDAZN観戦の感想
台風により延期された大阪ダービーが10月2日に行われました。
私はチケットを購入していたのですが、
悲しいことに前日から喉に痛みがあり、コロナやインフルではなかったものの大事を取って観戦を断念しました。チケットは火曜日のうちにリセール出品して、すぐに購入してもらったので金銭的なダメージは比較的少なかったですが、行けるはずだった大阪ダービーに行けなかったのは残念ですし悔しいですね。
ガンバ今季中盤、セレッソは今季序盤に調子が良かったものの、最近はどちらも調子が悪い状況に陥っています。ただ、ダービーマッチはどんな状態だろうと勝つしかない試合です。
試合の方は前半の最初からセレッソがかなり飛ばしてきます。ガンバは最近の攻め手がウェルトンへのロングボールに頼りがちなのが結構問題なのですが、林大地が練習開始しているそうなので、彼が出てくれば多少はマシになるのでしょうか。ともかく今日はウェルトンに放り込まざるを得ません。
17分には得点ランクトップのレオセアラに至近距離からシュートを打たれるも一森のビッグセーブで難を逃れます。
19分にも北野のミドルを一森がキャッチ。ちょっと最近のガンバは攻撃に加えて守備も良くないシーンが目立つので、厳しいダービーマッチになりそうです。
28分にも大ピンチでレオセアラの目の前からのシュートを一森が片足ブロック。ホント一森頼みの試合になってきました。
攻撃が上手く行かないイコール守備が上手く行かないイコール攻撃が上手く行かない・・・というキツい悪循環に陥っているようなサッカーをしてしまっています。
その後も攻められ続けましたが、守り続けていたら45分終わった、といった前半でした。ここ数試合で最悪の内容の前半だったと思います。
さすがに後半はポヤトス監督も何か変えてくるだろう、と思いたいところですが、何も変えずに始まりました。
後半もセレッソの圧力を受けながらの開始になりましたが、結局48分、フリーキックからに西尾に決められて失点。まあ、試合内容から見たら当然のスコアです。むしろもっと点差が開いていてもおかしくないレベルです。
62分、ようやくまともな攻撃で、宇佐美がミドルを放つも枠を外れました。この辺からようやく前掛かりに出来るようになりました。セレッソが守り始めたとも言えますが。
その代わりカウンターの恐怖との戦いになりますが、何も出来ずにダービーで負けるくらいなら失点上等でバーサーカー化するしかありません。ただ、今のガンバにそこまでのメンタリティがあるかどうか・・・。
山下が相手ゴール前でファウルを受けたところで、ダワン・山田に代えて美藤・坂本を投入。
宇佐美の直接フリーキックは枠の外。たまには黒川が蹴っても良いと思いますけどね。全く警戒していなかったし。
82分、ウェルトンが豪快にミドルを決めたかと思いきや、がっつりオフサイドで残念ながらノーゴール。こういう攻撃をもっと早く出来ていたらねえ・・・。
そして88分、半田・鈴木を下げて倉田と岸本が入りました。
6分のアディショナルタイムでも得点は奪えず、1-0でガンバの敗戦に終わりました。まあブーイングして当然でしょうね。
この数ヶ月、ずっとリーグ戦では勝てていませんが、それでもこれほど酷い内容の試合は無かったです。このビッグゲームでこういう巡り合わせになるのは、さすがにポヤトス監督の去就云々の話をする人がいてもしょうがないと思います。
ポヤトス監督は試合中に想定していた状況と乖離した現実に直面してもすぐに立て直せないですよね。また、それはシーズン中でも同様で、怪我人が相次いでも状況に応じた選手起用や戦術、プレースタイルなどを用意できないタイプです。
この夏の補強が怪我人の林大地のみだったのに、中村仁郎と唐山翔自をレンタルで出すというビックリ補弱を行った強化部には本当にビックリでしたが、そのような苦境でもサッカースタイルを変えないのは美徳なのか傲慢なのか。融通が利くタイプの監督ではないのは確かですけれど。
去年ひたすら負け続けてもチームに合わない4-3-3フォーメーションをやり続けたのは頑固でしたし、逆に今年は4-2-3-1でスタートして一時は首位を狙えるところまで行きました。ハマれば強いがハマらなくなると手の打ちようがなくなるという弱点は昨シーズンと変わっていません。
どうするんでしょうね。クラブもチームも監督も。
今は天皇杯一択でチームを何とか立て直すしかないですけれど、出来るのかなあ・・・?