タバコ税を禁煙外来に!

私は喫煙しません。そのため、喫煙者が日々支払っているタバコに課されている税金についても、高い高いという文句に対しては、

「だったら禁煙せーや」

という感想しか沸いてきません。昨今は旧来の紙タバコを吸う人よりも、iQOSなどの加熱式・電子式タバコの方をよく見かけるようになりましたが、あれも灰を出さないメリットはあれど、タバコには違いありません。

やっぱり身体には良くないし、周囲の空気を汚して匂いもまき散らします。喫煙者は匂いなんてしない、と言いますが、非喫煙者からすれば丸わかりで匂います。嗅覚は五感の内では慣れやすい感覚なので、ずっと同じ匂いがしていたら匂わないのと同じになるのですよね。

喫煙と肺ガンについて、未だに無関係だ!、ヘビースモーカーでも肺ガンにならない人はいっぱいいる!と主張する人もいますけれど、そりゃ個人差はあります。タバコを吸っても大丈夫と言う人は生存者バイアスにかかっているだけのことであり、肺ガンに対して強い・元気な人を基準にしてはいけないのです。
肺ガン以外にもCOPDのような肺疾患もありますし、タバコの害は明らかなのですが、税金を課せられてもひたすら吸い続ける人には何を言っても無駄なのでしょうか。

一応、禁煙外来で受けられる禁煙治療もあるのですから、止めたくても止められないという理屈は通用せず、吸いたくて吸っているはずです。とはいえ、副流煙の問題もありますし、第一、喫煙により健康を害した喫煙者の治療費の一部を非喫煙者も負担せねばならないのはムカつきます。

まあ、旨いものを飲み食いしすぎて生活習慣病にかかる人の費用も同じではありますが、禁煙治療できるのにしない人については、何らかの報いを受けてもらってもいいんじゃないかと、非喫煙者は思うわけですよ。

社会保障費には税金が使われているのですから、とりあえずタバコ税をアップしてその分を禁煙治療の費用に回しちゃえば良いんじゃないですかね。非喫煙者にとっては禁煙外来にかかる社会保障費なんて全くもって無関係なんですから。

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