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ワクチン接種証明アプリを入れてみた

去る12月20日、厚生労働省謹製の新型コロナワクチン接種証明アプリが公開されましたので、早速iPhoneにインストールしてみました。

マイナンバーカードが必要なのは分かっていましたが、最初に「券面事項入力補助用暗証番号」を求められます。

マイナンバーカード作成時に何個か暗証番号を紙に書いて提出したのは覚えていましたが、その紙が見当たらない。

いろいろ書類をまとめて置いている場所を探しても見当たらず、よく使う番号を入れてみたけれど2回失敗してしまい、あと一回失敗するとロックされて役所の窓口にまで行って再設定のリーチがかかりました。

結局こういう時って、思っていた場所と全然違う場所にあるものです。ようやく暗証番号を書いた紙を見つけて、3度目の正直でマイナンバーカードの読み取りと認証に成功しました。

ネット上では上手く進まなかったというトラブル報告も上がっていますが、トラブル以前に、旧姓併記などの場合にはそもそも利用出来ないという仕様の問題がありますので、まずそこを改善すべきでしょう。そのうちされるのだと思いますが。少なくとも、とんでもないクソアプリだった接触通知アプリに比べるとマシなんでしょう。マシであってほしい。

ともかく、これでワクチン接種証明をスマホで簡単に出来るようになりました。まだ日本ではフランスのようにレストランや長距離列車に乗る際のワクチン接種済み義務化がされているわけではないので、接種証明がないと困る場面というのは非常に限られていますが、新型コロナが収束するまではいずれはそういうケースも出てくるでしょうね。

サッカー観戦では先日の天皇杯準決勝での感染拡大のニュースもありましたが、来シーズンは感染状況によっては接種証明や陰性証明が無いと観戦できない、というルールにならないとも限りません。

ガンバ大阪のホームゲームだけではなく、来年はアウェイでの旅行を兼ねた観戦も積極的に行きたいですが、そのためにも感染が早く収まってほしいものです。

日本はこれまで、新型コロナ関係の各種政策や制限などはあくまで「お願い」「要請」などのレベルであって、法律として罰則を伴うような厳しい措置は取らずにしのいできました。

菅政権末期に感染状況が過去一番になった時は社会全体でも不安視がされましたが、それでもそのピーク時の感染状況は、G7の他国に比べるとはるかに低い水準でした。もちろん、対策や状況には問題は多数ありましたが。

それでも、内閣は継続出来ずに総理総裁が交代となったことを思えば、先進国で最も厳しい要求を国民が政府にしているのであり、同様に国民が自身に厳しい自制を課していると言えます。

オミクロン株の感染拡大は依然として注視が必要ですが、そもそももはや完全に封じ込めることは出来ません。数ヶ月ごとか一年ごとくらいのペースで変異していくコロナウイルスに対して、毎年のようにワクチン接種していく覚悟は個人的にすでに持っています。

マスク義務反対デモで参加者が暴れたり、ワクチン接種義務化反対を国家元首が表明しながら自分はちゃっかり打っていたりする国に比べれば、よっぽど日本はマシですよね。下に見てはいけないのですが。

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