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ガンバ大阪のフィロソフィーもしくは傾向

あくまで、20年近くガンバのサポーターとして試合を見続けてきた一人としての感想ですが、こんな感じかなあと思っています。主に2000年代以降に当てはまります。フィロソフィーというよりは傾向といった方が近いかも知れません。

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攻撃に関しては、調子が良いときは同サイドをショートパスで攻め続ける。一気にサイドチェンジすることはあまりない。調子が悪いときはロングボールを収めたFWが頑張る。パスサッカーと言われることも多いが、低い位置から何が何でもショートパスというほど徹底しているわけではない。ただ、敵陣の片方のサイドでずっとパスを回し続ける。とりあえずクロスを入るという攻め筋は行わない。ある程度の約束事を決めておいて、最後は個の力、個の閃きで得点することが多い。

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守備に関しては、調子が悪いときは人数をかけて引きこもって何とか耐え忍ぶ。オールコートハイプレスのようなことはしない。調子の良いときは守備の人数は減らして失点は覚悟する。見方を変えれば、「攻撃は最大の防御」を実践している。なのでチームが好調時は攻め続けて相手はカウンターとセットプレーくらいでしか攻め筋がない。必然的に失点が減る。ただし攻撃陣の調子が落ちてくると、得点も失点も増大する。さらに調子が悪くなるとただ失点だけが増える。守備に関しても個の力に頼ることが多い。

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選手構成としては、前線は強力な外国人FW(エムボマ、アラウージョ、マグノアウベス、バレー、ルーカス、パトリック、ファン・ウィジョなど)と日本人FW(松波、吉原、大黒、播戸、平井、宇佐美など)のコンビが多い。中盤はユース育ちの才能ある若手MF(稲本、橋本、二川、家長、倉田、井手口、堂安など)と移籍組のMF(遠藤、明神、今野など)で構成される。ディフェンスラインは別のJクラブから獲得した実力あるCB(山口、シジクレイ、岩下、ファビオ、三浦など)と生え抜きのSB(新井場、安田、下平、藤春など)、GKはDFと同じく移籍選手(藤ヶ谷、東口)と生え抜き(都築、松代、日野、木村、田尻、林など)を組み合わせる。

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監督についてはJ初期の頃は除いて、他クラブで高評価だった日本人監督(早野、西野、長谷川)が本筋。外国人監督(セホーン&ロペス、クルピ)で降格危機になったら、選手時代にガンバのレジェンドだったコーチ(松波、宮本)を昇格させる。

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ガンバのファン・サポーターの方からはツッコミどころが多いかも知れませんがご容赦ください。ガンバの対戦相手のサポーターの方は攻撃や守備を頭に入れておくと試合観戦でもう少し楽しめるかも知れません。

選手構成に関しては、現在のガンバ大阪の選手構成と見比べると今は日本人FWと、ユース育ちの若手MFが不足していますね。個人的には一美(レンタル中ですが)、芝本、奥野あたりに期待しています。

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