2024年11月10日J1・J2・JFL・地域CLネット観戦の感想
今日はサッカーの重要な試合が目白押しです。
J1リーグでは首位の神戸、2位の広島の試合がそれぞれあります。
J2リーグは最終節、2位争いとプレーオフ圏内争いが残っています。
J3リーグは2位が決まるかどうか、及び6位以内の争いが熾烈です。
JFLでは高知の2位が確定するかという試合もあります。
そして地域チャンピオンズリーグでは1次ラウンド最終節の6試合が行われます。
身一つ、かつ、閲覧可能なデバイスも限られますので、どの試合を見るか悩みどころですが、最も試合が重なる14時台は、
パソコン:DAZNでJ2 ZONEの4試合同時中継(2位の横浜FCが中心)
タブレット:DAZNで3位のV・ファーレン長崎
メインスマホ:YouTubeでJFL高知
サブスマホ:YouTubeで地域CL
echo show5:YouTubeで地域CL
とします。14時までは同時間帯の試合は限られているのですけれどね。
とりあえず10時45分からは地域CLの1次ラウンド最終節の3試合を同時観戦します。
グループAは3位徳島と4位ISE-SHIMAの直接対決で、徳島が勝って他チーム、他グループの結果次第で決勝ラウンド行きがあるかも、という状況です。
そしてその徳島が15分に先制。後半にも得点を重ねて3-0で終了。勝ち点4で得失点差2となり、各グループ2位の最上位には届かないことが確定しました。
グループBは首位のVONDS市原が最下位のブランデュー弘前との試合でしたが、早い時間にオウンゴールで失点。前半はこのまま終了するも、後半11分にVONDSが同点に追いつき、30分に逆転ゴールをゲット。そして試合終了。VONDSが3連勝で堂々の1次ラウンド突破を決めました。
グループCは首位の福山が最下位のJAPANサッカーカレッジと戦い、12分にJSCが先制。試合はそのスコアから動かず、首位福山はまさかの敗戦となりましたが、勝ち点4で得失点差3となり、1次ラウンド突破はグループBの結果次第になりました。
この3試合とも、ずっと注視していたわけではないですが、とても4部リーグ同士かつ3日連続の3日目の試合とは思えないほど、テクニカルに感じました。キックアンドラッシュの体力勝負になってもおかしくない状況ですけれど、結構レベル高いと思います。他の国の4部リーグの試合なんてみたことないですが。
そして間をおかずに13時からはJFLの高知ユナイテッド対ソニー仙台の試合です。高知にとってはJリーグ入りがかかる重要な試合ですが、今シーズン限りでのチーム解散が決まっているソニー仙台にとっても、忘れられない試合になります。
33分、ソニー仙台がカウンターからゴール。高知は産みの苦しみか。44分には仙台ゴール前で連続シュートも高知は得点ならず。あれが入らないのか・・・。前半は0-1で終了。
ずっとゴールを奪えなかった高知が、82分ようやく左からのクロスを蹴り込んで同点ゴールゲット。これで1-1です。Jリーグ入りに必要な入場者数を達成したというアナウンスもあり、力を振り絞って攻めるも、92分のゴールは直前のGKへのファウルを取られて認められず。94分のGKとの1対1もシュートをキャッチされ、試合終了。しかし、3位の三重が敗れ4位の滋賀が引き分けたことで、高知ユナイテッドFCの2位以内が確定。首位の栃木シティがドローで勝ち点差5のままで、まだ逆転の可能性があります。
試合後にソニー仙台の選手スタッフがアウェイの地ですが挨拶をして、観客から拍手されていたのがなんとも切ないですね。実業団チームはソニー仙台に限らず、またサッカーに限らず、どのスポーツのどのチームも似たような問題を抱え、似たような状況かも知れません。
13時30分からは地域CLの2試合目が3つ同時ですが、
グループAのヴェロスクロノス都農とジェイリースの2位・1位対決と、
グループCの福井ユナイテッド対北海道十勝スカイアースの試合を見ることにします。
グループAではジェイリースが早い時間に先制。シュートが味方に当たってコースが変わるラッキーもありました。前半は0-1で終了。
後半、都農が追いつき1-1で試合終了。ジェイリースが1位で突破です。2位は勝ち点5のFC徳島です。
グループCは福井と十勝が前半は得点なく0-0で終了し、後半もそのまま終わってスコアレスドロー。福井が1位、福山が2位となりました。同時開催でないからこその、福井が無理をしないサッカーをして、福山は勝ち点4の2位となりました。
ラスト15分からはグループBも見ます。飛鳥が刈谷相手に2-0で勝利。これで勝ち点6の2位となり、2位の3チームで最上位となり、決勝ラウンド進出です。
毎年のことですが、同時刻開催でないことの弊害は当然ですがあります。ただ、同時キックオフとするには、同一地域での別会場を3つも用意して、同じだけの試合運営スタッフ・審判も必要ですので、やはり難しいのでしょう。
ジェイリースFC、VONDS市原、飛鳥フットボールクラブ、福井ユナイテッドフットボールクラブの4チームが進出した決勝ラウンドは11月20日~24日に1日おきで、西京極のたけびしスタジアム京都で行われます。天皇杯決勝が23日になければ、24日の試合は見に行くつもりでしたが、東京観光していますので無理なのが残念。
14時からはJ2リーグ。
2位横浜FCと3位V・ファーレン長崎による2位争いと、
5位モンテディオ山形と6位ジェフユナイテッド千葉と7位ベガルタ仙台による6位以内争いです。しかも、山形と千葉が直接対決のため、圏外の仙台でも勝てば自力で6位以内を確定できるという、山形・千葉戦のデスマッチ具合が他サポにはたまらない。当事者はたまったもんじゃないでしょうが。
試合が最初に動いたのは山形千葉で、2分に山形がゴールを決めて先制。
14分、長崎が愛媛守備陣のミスからボールを奪い、やはり決めたのはいつものマテウス・ジェズス。これで横浜FCにプレッシャーをかけます。
16分、大分のオウンゴールにより仙台が先制。このまま行くと千葉がプレーオフ圏外になります。
24分、山形のロングボールに対して処理を誤った千葉の松田陸がレッドカードで退場&PKを与えてしまいました。元ガンバでU23チームではキャプテンもしていた選手ですが、この大一番でなにやってんのよ。
これを山形のディサロが決めて追加点。千葉は絶体絶命の状況です。
さらに31分にも山形が土居聖真の得点で3-0。うん、もうなんというか、千葉は逆転を信じて大分を応援するしかなくなりました。
34分、ここ数分ずっと猛攻を仕掛けていた愛媛が、鋭いグランダーのクロスを入れると長崎の選手に当たってゴールイン。これで1-1。その後も愛媛が長崎ゴールを脅かします。
46分、アディショナルタイムにマルコスギリェルメが決めて長崎が再び勝ち越し。
前半を終えて、
山口対横浜FCは0-0
長崎対愛媛は2-1
山形対千葉は3-0
仙台対大分は1-0
というスコア。千葉はキツい。
後半、50分に仙台が2点目ゲット。自力でのプレーオフ進出が見えてきました。
同じく50分に早くも長崎がマテウスの爆走カウンタードリブルからマルコスへのプレゼントパス、これをマルコスがゴールに流し込んで3-1。
72分、愛媛が長崎ゴールを再び破り、これで3-2。まだまだ分からない展開ですが、直後に長崎が再びカウンターからマテウスのパスを松澤が決めて4点目。
80分には山形が4点目。うん、なんというか山形のプレーオフ進出と千葉の7位転落がほぼ決まってアレですね。
86分、何度目のカウンターか、マテウスがこの試合2ゴール目をゲット。これで5-2。愛媛もチャンスの数では互角なくらいに攻め込んでいますが、最後のクオリティの差でしょうか。
後半アディショナルタイムに大分が1点返して2-1とするも試合終了。
山口対横浜はスコアレスのまま後半45分が過ぎ、4分のアディショナルタイムも耐え抜き、0-0で試合終了。勝ち点1を積み上げて2位を確定させ、J1昇格を決めました。昇格目前で苦しみましたが最後の最後でミッションコンプリートとなりました。
長崎は5-2で愛媛を下し、5連勝で終了。3位でプレーオフ4チームでは有利な設定で迎えます。
千葉に大勝した山形が岡山も抜いて4位まで上がりました。
既にプレーオフ進出を決めていた岡山が引き分けで5位に転落。これはもったいない。
6位には最後に仙台が滑り込みました。
ジェフ千葉は7位となり、念願の昇格は今年も叶わず。
長崎・山形が終盤に凄い勢いで連勝していましたが、プレーオフ準決勝は3週間後です。それまでの準備次第では順位の差は覆すことも十分あり得ます。
ちなみに、今日は見ていなかったJ3では今治がアウェイで鳥取を圧倒し、0-5の勝利で2位を確定して来シーズンのJ2リーグ昇格が決定しました。来季はJ2での伊予ダービーですね。
J1の2試合は、神戸が終了間際の失点で痛恨の引き分け。広島も浦和に完敗しました。ACL疲れがあったかも知れませんね。まだガンバが2位になる可能性も残っていますので、ラスト2試合も勝利で終わりたい。
今日1日で十数試合チェックしましたが、目がどうにかならないようにしておかないと。
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