2020年10月25日J3リーグ第23節大阪ダービーDAZN観戦の感想

昨日のトップチームの試合では終了間際の勝ち越しゴールにより、浦和に敗れた2位セレッソ大阪と同勝ち点・同得失点差にまで並びました。トップの大阪ダービーは来月ですが、今日は一足早くJ3でのU23同士のダービーマッチとなります。

スタメンには昨日のJ1に出た川﨑、ベンチ入りしていた黒川、松田、石川も入りました。その他にも唐山・塚元や、二種登録ながら最近活躍している中村、伊勢、菅野も期待です。ただ、一番活躍して欲しいのは高木でしょうか。OAでのJ3の試合ばかりですが、得点もありませんのでアピール出来ていない状態です。チャンスは毎試合のようにあるので、今日こそはと期待しましょう。

さて、毎試合苦しめられる序盤の失点がありませんように、と祈りながらのキックオフ。

最初の方は攻め込まれもしますが、黒川・山口の左利きコンビを中心にやはり左かの攻撃が多めです。ボールを保持して攻める時間は多いですが、最後のアタッキングサードでの精度に欠いてシュートまでなかなかいけません。

18分には高木のシュートもありましたが大きく外れました。

そうこうしているうちに21分、あっという間にセレッソに先制されてしまいました。人は揃っているところで厳しく当たれずにシュートを打たれた感じです。

その後も左サイドの黒川からのクロスと、ラインの裏に抜ける唐山への縦パスを中心に攻めましたが、どれもセレッソに上手く守られてしまっています。

結局前半はこのままセレッソリードの1-0で終了。

ビルドアップも中盤の展開も悪くないと思いますが、最後のところで決定機を作れていないので、テコ入れするとしたらその部分でしょうか。

フォーメーションをイジるより、選手交代の方が先かも知れません。伊勢・中村が後半最初から出てくるかも・・・と思っていたら、まずは伊勢が高木に代わって出場です。うーん、高木はまた次で頑張って欲しい。

さて、伊勢が入ることで2トップが唐山・川﨑でしょうか。

48分にはセレッソがエリア内からシュートを打ちますが石川が正面でキャッチ。結構危ない場面でした。直後にもカウンターで攻められたところは松田が1対2の状況で見事なスライディングタックルで防ぎました。

51分は正面突破でガンバが細かくつないで決定的なシュートを放ちますがGKに防がれました。

52分には自陣でボールを奪われてセレッソにシュートまで行かれますが運良くギリギリ外れました。お互いにこの状況では終わらせないでしょうし、ガンバは特に前掛かりに攻めざるを得ませんので、もっとお互いにオープンな展開になるでしょう。

59分には左サイドから黒川のクロスを相手が跳ね返したところ、走り込んだ伊勢が見事なボレーでたたき込みました。これが伊勢は初ゴールです。

直後の60分にも同じように黒川からのクロスには唐山が惜しくも合わず。

セレッソはここでさらに前線での守備の圧力を強めてきましたので、ここはしばらくは大きく前に蹴っていっても良いと思うのですが。無理につなげると奪われてショートカウンターから即シュートを打たれるところまで行ってしまいます。

67分には藤尾にドンピシャヘッドを食らいますが石川のファインセーブで助かりました。

後半の飲水タイム直前の5分と直後の5分くらいは怒濤のプレスと攻撃を食らいました。こういったときは一発かませれば流れも変わるのですが、ガンバはずっと受け身が続いてしまっています。森下監督も中村を入れるタイミングを考えているのか。一発で状況を変えられるとしたら彼のようなクラッキだと思いますが。

その後もピンチが続き、85分にはタビナスのクリアを拾われてシュートを打たれるもバーに当たってノーゴール。ああいう場面が今日は多いなあ。負けているわけではないので、前に大きく蹴って逃げても良いのに無理につないで奪われる、というか明らかにセレッソがそこを狙っているのに。

しのぎ続けていたら87分辺りから攻勢に転じました。タビナスのシュートは枠の上。

90分には川﨑のシュートは相手に当たってCKに。

95分の最後の場面での伊勢のシュートは大きく外れてしまいました。そのゴールキックで試合終了。

結局、選手交代もセレッソ2人、ガンバ1人だけでした。どちらもバランスを崩したくなかったのかも知れません。

実況の方によると、U23の大阪ダービーは通算で3勝4分3敗、今年は2引き分けという結果だそうです。U23のJ3参加は今年が最後ですので、イーブンの結果で終わりと言うことになりました。仲良しというか痛み分けというか、選手もファンも悔しいですが、トップも含めてそれだけ2チームとも戦力が拮抗しているのでしょうね。

ところで、同時に別のタブレットで見ていた磐田対群馬の試合でヤットが「らしい」フリーキックを直接決めていました。

磐田加入後は周りの選手とはちょっと違うレベルでのプレーをしていましたが、はっきりとゴールという結果で示したのもさすがですね。ただ磐田がヤット依存になるとどうかと思いますが。

ガンバもヤットのポジションには、井手口・山本・矢島がいて、レンタル中の高・高江がいて、U23にも芝本や奥野がいる状況ですので、どうしても来年も出番は少なそうですので、来年のヤットの去就は現時点では分かりませんねえ。

さて、ともかくガンバ大阪U23はここ2試合続けて失点してから追いついた試合展開となりました。得点者がどちらも2種登録の選手というのはなんというかアレですが、次は水曜の福島戦です。次こそ高木に期待ですかね。

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