信者ビジネスとしてのMVNOサービスの可能性

少し前に、エックスモバイルがMVNOの「X-mobile」の1プランとして、堀江貴文氏とコラボしたブランド「HORIE MOBILE」を立ち上げました。

私にとっては全く魅力を感じないプランではありますが、堀江氏の大ファン・信者層にとっては魅力があるんですかね。知らんけど。

そもそもこういうビジネスって、彼がよく言っている「情弱ビジネス」のモデルそのもののように見えるのですが、果たして採算が取れるレベルで信者さんが買ってくれるんでしょうか。

あえて言うと、全国民的をターゲットとしているのではなく、あくまで堀江信者層をターゲットにしたニッチなビジネスと考えると、勝算があるのかも知れません。動画再生回数やオンラインサロンなどで、どれくらいの人数にリーチすれば良いか分かっているでしょうし、MVNOをゼロから立ち上げるわけではなくて、エックスモバイルの一つのプランとしてリネームしているだけでしょうから、大して手間もかかっていないでしょう。エックスモバイルから堀江氏に支払った名義費用が賄えれば良いわけですし。

そう考えると、こういうビジネスは今後結構広がるかも知れません。

私であれば、ガンバ大阪ブランドのMVNOプランが安く提供され、その回線経由でしか楽しめないコンテンツがあるのであれば、予備回線として契約してしまいそうです。

同様に、サッカーにしろプロ野球にしろ、あるいはアイドルなんかも良い商材でしょう。コアファン層・信者層がそれなりにあるブランド・コンテンツを抱えている組織・人々であれば、MVNOサービスというのは、割の良いサイドビジネスになりそうです。

契約する側も、今のスマートフォンはほとんど全てがDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応していますので、メインの回線はそのままで、新しくサブ回線としてであれば好きなチーム・クラブ・芸能人の名前の付いたSIMを使うのはアリなんじゃないでしょうか。

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