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iPhoneの21:9比率化はいつ頃になるでしょうかね
SONYがちょっと前に、新たなスマホを発表しましたが、フラッグシップモデルのXperia1 Ⅲはさすがのスペックですね。
Apple、Samsung、HUAWEI、Xiaomi、OPPOといった世界的なスマホシェアを持っている各企業の最上位機種と比べても遜色ありません。値段はともかく。
このXperia1に限らず、最近のスマートフォン、特にスペックが高目の機種では、動画撮影・再生・編集を意識しているためか、従来よりも縦長(長い方がさらに長く)になってきています。
今、大半の配信動画は16:9になっているため、再生するデバイスもたいていは16:9でした。
パソコンやテレビのモニターも、スマートフォンも16:9が多かったのですが、スマホには21:9や19.5:9といった、2:1よりも縦長の比率になるものが増えてきました。
モニターも、ウルトラワイドHDなど、横長のモニターもかなり増えましたが、これは動画再生のためと言うよりも、複数のアプリケーションを同時に使用するためか、FPSやフライトシミュレータなどの3Dをフル活用出来るようなゲームのためで使うケースが多いはずです。
スマホでももちろん、ゲームや複数アプリ同時利用(iPhoneはまだ無理ですが)の用途がありますが、シネスコサイズの動画にとっては、21:9のアスペクト比のスマホは相性抜群です。
Androidでは21:9の端末がそこそこ出回っていますが、iPhoneはホームボタンが無いモデルでの19.5:9が最も縦長比率のモデルとなります。
iPhone陣営・Android陣営がこの10年以上に渡って繰り広げてきた歴史を考えると、iPhoneもいずれはこの比率のモデルを出すと思います。
スマホの歴史で言えばiPhoneがスペック・使いやすさでは先行していましたが、私個人の感覚でいえばNexus5が出た頃にAndroid端末としても追いつき、コードネーム:キットカットのAndroidOSでほぼ、iOSと大差ない使用感でした。
その後は切磋琢磨というかパクり合いというか、お互いに良いところを取り込んでいった両陣営ですが、大画面化はAndroidが先行しiPhoneが追いかける流れが続きます。
カメラ性能もAndroidが先行し、iPhoneが追いかけ、今ではハイエンドなら大差ないというか、多分世間一般の人が使いこなす分にはオーバースペックなレベルにまでどちらも到達しています。
画面サイズに話を戻すと、アスペクト比もいずれはiPhoneも21:9になるのではないかと個人的には睨んでいます。タイミングとしては、今の上部ノッチを無くすことが出来る、インカメラを画面下に埋め込む技術を採用した時でしょう。
国内で簡単に手が入るモデルで言うと、RakutenBIGがこのフロントカメラ内蔵ディスプレイを搭載しています。
RakutenBIGのレビューを色々見てみると、この仕組みのフロントカメラにはやはりデメリットもあるようですが、そういう問題をクリア出来れば、iPhoneに限らずどこのメーカーだって採用してくるでしょう。
ノッチ、水滴、パンチホールはやはり目立つというか全画面表示時に表現に制限が生まれてしまいますし、だからと言って一部のAndroid端末が採用している、機械的なギミックでインカメラが出てくるスマホはそれはそれで面倒だし故障のリスクも増えます。
ミドルレンジ、ローエンドの端末まで全てではないでしょうけれど、いずれはハイエンドモデルは、ユーザー体験において圧倒的に優れているインカメラ内蔵ディスプレイになるんじゃないでしょうか。
個人的には軽くて小さなスマホの方が良くて、別に縦長のスマホを望んでいるわけではないので、もっとバリエーション豊かになってほしいものです。