Rakuten Hand追加レビュー
Rakuten Handをしばらく使っています。追加レビューと言うほどの内容はありませんが、それまでに使っていたRakuten miniとの違いも使うにつれて出てきました。
Rakutenのこの2機種はどちらもFeliCa搭載ですので、電子マネーが使えます。電子マネーを使うときにはカードリーダーにかざす必要がありますが、Handを使うときにちょっと違和感というか取扱いの難しさがあります。
Handの方は背面のFeliCa搭載場所が真ん中のため、読み取り時のカードリーダーへの置き方が難しい場合があります。お店によってはリーダーをレジにピッタリ寄せるように置いてあり、Rakuten Handの中心にあるFeliCaをリーダーに載せられないことがありました。miniの方は本体自体が非常に小さく、カードリーダーそのものに丸々載せられるのでそんなことはありませんでした。
また、モバイルSuicaを使って電車に乗るときにも改札機のリーダー部分に乗せるとき、ポケットからRakuten Handを出してかざすのがちょっと持ちづらさも感じます。
今年の春まで、FeliCa部分が本体の上の方にあるiPhoneを使っていましたので、電子マネー使用時の持ちやすさ、かざしやすさは差を感じてしまいます。本体中央にFeliCaがあるスマホに慣れていないだけでもあるのですが。
あとこれは、Rakuten miniも同じでしたが、電子マネー使用時にリーダーにかざしても読み込まれず、いちいちGooglePayアプリを立ち上げないとダメなことがたまにあります。
iPhoneではボタンを押して読み取り状態にしてから利用するので、読み取りエラーというのはが無かったですが。
GooglePayはiPhoneのApple Payとは異なり、ボタンを押さずに読み取れるのでその点は便利なのですが、エラーが出たときにいちいちロック解除→GooglePayアプリ立ち上げ→再読み取りをしないといけないのは面倒ですね。
そもそも私自身がFeliCa搭載Androidスマホを利用したのが、このRakuten2機種が初めてなので、このRakutenシリーズの機種上の問題なのか、GooglePayにありがちな問題なのかが分かりません。
今のところ改札機で読み取れなかったことはありませんので、コンビニなどの店舗利用時に前もってGooglePayアプリを立ち上げておけばOKです。ちょっと面倒ではありますが。
Rakuten miniと比べてのRakuten Handの性能としては申し分ありません。元のminiがそもそも性能的にはエントリーレベルだったので、スナドラ720Gを積んでいるHandが快適に思えるのは当たり前でしょう。
ただ、使い始めた時点から分かっていたことですが、ラウンドエッジになっている側面部分は持ち方が難しいです。本体裏を掌に載せて握り混むようにすると、画面端に触れて反応することが多々あります。
本体にバンドタイプのスマホホルダーを付ければ、指で本体を支えられるので端を持たなくても済むのですが、その場合は皮のスマホカバーを外さないといけません。
細くて軽いのは非常に良いスマホなのですが、持ちやすさではiPhone12 miniの方がかなり上でしょうね。iPhoneがtypeCポートを搭載して、指紋認証もあれば買っていましたが、AppleがtypeCどころから有線接続ポート自体を廃止する意向があるという噂がたびたび立つくらいですから、そのようなiPhoneは実現しなさそうです。
まあそれ以前にRakuten Handみたいな2万円機種をiPhoneと比較することの方が無理筋ではありますが。