電動キックボードは日本の街に向いてないと思うけれど……
都心部、特に私の周りで言うと大阪市の中心部では、電動キックボードに乗っている人をよく見かけるようになりました。通勤時の朝もしくは夕のどちらかには必ず見かけるレベルです。
いくつか業者はあるようですが、見かけるのは一社だけですね。多分、他の人も同じだと思いますが。
以前にnoteで書いたことがあるかもしれませんが、運動神経・バランス感覚の無い自分があの乗り物を乗りこなせるとは思っていません。絶対に段差で転んでしまうと確信しています。
あの乗り物って、一応ナンバープレートが付いていますけれど、乗っている人の大半は自転車と同じ感覚で乗ってますよね。
自転車も道路交通法の対象ではあるのですが、交通違反に関しては結構なあなあになっているところもありますけれど、ダメなものはダメです。
そしてその自転車よりも事故ったときの自分や他者への影響が大きいことが明らかな電動キックボードでは、改正された道路交通法では厳しくルールが定められています。
しかしこの辺のことは守られていないですよねえ。こないだは二人乗り&一方通行逆走&信号無視のトリプル役満カップルも見かけました。
平気で歩道を通行していますし、ヘルメット被っている利用者なんて見かけないのですけれど、利用者だけではなくて業者側にも罰則与えた方が良いんじゃないでしょうか。
飲酒運転のドライバーに対してアルコールを提供した飲食店に対して罰則が与えられるのですから、電動キックボードを提供するサービス業者に対しても、利用者が法令遵守していることを把握させる規制をしてしかるべきだと思います。
レンタカーを借りるときに酒の匂いをプンプンさせていたら、多分レンタカー業者も車渡さないでしょう。
この辺、電動キックボードに関しては普及のために法令が犠牲になっている感があるのですけれど、どうでしょうか?
まあ、とんでもなく酷い事故でも起きない限りは、こういう議論も起きないかも知れませんけれど、だからと言って事故が起きてほしいとも思いません。事故の被害者が自分や家族になるかも知れませんし。
今のところは、身体能力に自信のある人しか乗っていないのでしょうけれど、道交法違反が常態化している利用形態のまま、世間一般に普及してしまったら、碌でもないことになると思いますよ。