ガバナンスの欠如したヴィッセル神戸のチーム状態が心配
ヴィッセル神戸が5連敗ということで苦しいチーム状態となっています。
リージョ監督の突然の辞任とポドルスキの主将辞退、それに加えてポドルスキがTwitterで自分が怪我してプレーできないことを漏らしてしまうといったトラブルも発生しています。
チームの負けが込む中でこのような問題がいくつも発生しているのは、間違いなくチーム内部でのガバナンスが欠如しているのだと思いますが、その根本にあるのはオーナー指令の「バルサ化」にあるのではないでしょうか?
以前、リージョ監督辞任後に書いた投稿で、神戸のクラブとしての姿勢について批判的な指摘をしたことがありますが、その後のヴィッセル神戸はまだ立て直せていないようです。
ポドルスキのTwitterお漏らしについては、昨年秋に所属していた高橋がイニエスタ欠場を知人に漏らしたことで1ヶ月の謹慎処分を食らった一方で、ポドルスキに対しては謹慎3日という処分で済ませたことも問題だと思います。
三浦SDによると、状況や書いている内容が異なるから、という理由があるそうですが、それでも1ヶ月と3日では違いがありすぎて、選手によって差を付けていると色眼鏡で見られてもしょうがないレベルの対応ではないかと思っています。当の高橋本人が既に神戸にはいないので直接的に何か起きることはないですが、昨年から所属している他の選手に精神的影響はないのでしょうかね? 少なくとも、もしガンバでこのような問題が発生したらどんな選手であれ私自身は非難していると思います。
神戸の「バルサ化」と、クラブとしての内部統制に相反関係が出てきてしまうのなら今後も調子は上がらないでしょうね。三浦SDと吉田監督がチーム最優先で戦える選手を選ぶことが出来たら復活出来ると思いますが。