国立京都近代美術館で開催されている「トルコ至宝展」を見に行ってきました
6月14日から国立京都近代美術館にて開催されている、「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」を見に行きました。
前売り券は何ヶ月も前に購入していたのですが、土日は混雑するので外して、ようやく平日に見に来ることが出来ました。
岡崎公園内にある国立京都近代美術館の真向かいには京都市美術館がありますが、改修・増築工事中のため2017年から閉館中です。
https://kyotocity-kyocera.museum/#introduction
来年3月にリニューアルする予定ですが、それまでは国立京都近代美術館や京都文化博物館、京都国立博物館などが京都のメイン的な芸術展を行っています。
さて、この「トルコ至宝展」は3月から5月にかけて東京の国立新美術館でも開催されていましたが、京都に回ってきたので気軽に見に行くことが出来ます。
https://turkey2019.exhn.jp
オンラインチケットだと紙のチケットを持ち歩く必要が無いのでいいですね。出かけるときにスマホを持たないということもまずないので。
京阪三条から地下鉄に乗らずに歩いて国立京都近代美術館に向かい、15分ほどで到着。向かいの京都市美術館はご覧の通り工事中でした。
さて、中に入って階段を上り三階からスタートです。最初の方は宝石や貴金属が散りばめられた美術品が並べられていて、インパクトを与える展示順でしたが、その後も繻子や金糸の入った衣類など、見るからにオスマン帝国の繁栄度合いが分かる展示物が多かったです。16世紀頃は日本でも銀や金の産出が盛んで、スペインや明朝経由でオスマン帝国に渡っている金銀もあると思うのですが、そういうのって詳細に分析したらどこどこ産の金が使われているとかわからないんですかね。そういうのがあると面白かったのですが、後半、17世紀の有田焼の皿などもあり、陸路・海路で貿易されていたんでしょうね。
国立京都近代美術館に収蔵されているコレクション展も見て出てきましたが、トルコと日本は19世紀からとはいえ浅からぬ縁のある国ですので面白かったですね。説明に、「日本・トルコ国交129周年を記念して」とありましたが、さすがにキリが悪すぎるだろ、と内心で突っ込んでしまいましたが。
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