高騰しすぎ!今後の34GTRの行方は
こんにちは、Hero's G arageです!
今回はGTR R34型について私の知識をお話ししたいと思います。あくまで私の知識ですのでお手柔らかに。
"GTR34"と言えば...
1999年に日産より発売されたスカイラインGTRシリーズの5代目となるモデルです。
3代目のR32モデルから搭載されたRB26DETTエンジンを積む最終モデルです。
2.6リッターの直列6気筒で最大出力は280馬力を6800回転で、最大トルクは4400回転で40kgを発生させます。
当時は280馬力規制により、販売する車に対してエンジンパワーを抑制させなきゃいけない決まりがありましたが、RB26というエンジンは、元の性能が優れている為、吸気系やエキマニなど、パワーに関するパーツを取り替えるだけで凄まじいパワーを発揮することができました。
私も小学校の頃から大好きな車で、今も尚愛され続けている日本の名車です。
当時の新車価格は499.8万円と庶民でも手の届く価格であった34GTR。それが20年の時が経った今、その値段が異常な程に急騰しているのです。
大手中古車情報サイトによると、その値段はなんと"1800万円"
また"vスペックⅡNur"という限定グレードになると、3000万円はくだらないといいます。
なぜ20年前の車がこんなにも高いのでしょう。
要因は二つ考えられます。
一つは「需要と供給」の関係。
人気があるのにも関わらず数は少ないということ。海外からも絶大な人気を誇り、世界の車好きが欲しがる車になってしまいました。その為輸出により国内の玉数はどんどん減っていっています。また、以前2ヵ月で200万円程値上がりした時期があり、富裕層が"投資目的"として購入したことも考えられます。
これだけ高くなっては、買い手は買いたくても買えない、売り手は在庫を持っていても相場が高すぎて売れないという状況が続くでしょう。
二つ目は先ほども少し述べましたが、世界中からの絶大な人気のせいです。
アメリカのユニバーサルスタジオが手がけた大ヒットカーアクション映画"ワイルドスピード"でも34GTRを始め、多くの日本車が使用されました。海外から日本のスポーツカーの需要があるのはこの映画の影響もかなり関係しているでしょう。
GTRだけでなく、280馬力規制があった当時の日本車は海外からの人気が高く、その車の中古車相場は基本的に高騰していると思っていいです。
また、34GTRにアメリカの"25年ルール"が適応される2024年、相場は今よりもさらに高騰すると言われており、その値段は平均で3000万円越えと言われております...
"25年ルール"というのは、「製造後25年が経過したクルマはクラシックカー扱いになって連邦自動車安全基準の適用外となるため、それまではアメリカ国内に持ち込むことができなかった車種でも輸入が可能になる」というものです...
つまり、2024年以降はさらに国外への輸出が盛んになり、国内の球数が減り.....あとはどうなるか言わなくても大体想像がつきますよね。
平均が3000万円越え....なんとも恐ろしいです...
車好き、GTR好きとしては人生に1度は乗ってみたいものです。いつか乗れる日を夢見て。