
エントリーシートで気を付ける3つのポイント!異業界・異職種に転職する際の不安を払拭!
年間1000件以上の転職支援、キャリア相談に乗る中で、今の仕事とは違うことを違う業界で違うことをやってみたいと考えている方に会うことがよくあります。かくいう自分自身も、元々大手メーカーで法務をしていたところから、通信業界やIT業界にて営業や監査、PMOなどを経て法人化して今に至ります。
自分自身の経験を踏まえて、異業界・異職種に転職する際に何を意識したらいいのかについて考えたいと思います。が、意識するポイントは比較的多く、たくさん書いても混乱してしまうと思いますので、このnoteでは「やらない方がいい3つのポイント」についてまとめていきます。
今の仕事が嫌というネガティブな理由はNG
エントリーシートを通じてアピールするべきところ、あえて自分がネガティブに感じていることを書く必要はありません。
表現するべきことは、新しいことに挑戦したいという意欲となぜ自分を採用した方がいいのかというアピールです。
・なぜ転職したいのか
・なぜその業界なのか
・なぜその職種なのか
についての思いが伝わるように記載すると好印象です。
自分がやってきたことの事実の羅列はNG
過去やってきたことを書いてください、という設問だとしても、ただ何も考えずに自分が過去やってきた業務内容を書くのはNGです。
書いたところで、異業界・異職種への転職はほぼ難しいと思います。なぜなら、過去に経験がないから採用側も採用していいのか判断ができないのです。
しかし、過去に経験がないから異業界・異職種への転職ができないかというとそうではありません。やってきたことを通じてどのような体験をして、何を学び、どのような成果にしてきたのかが大事です。
例えば、法務というバックオフィス職種から営業職にいきたい場合、
・法務の契約審査業務を通じて、依頼事項をよく理解に努め、問題点を抽出する力をつけることができた(お客様の課題を発見する力)
・法務チームで担当したコンプラインス教育資料作成業務の中で、パワポ資料作成やプレゼンテーションの力をつけることができた(資料作成能力)
・顧問弁護士や取引先とのやりとりを通じて対外的なメール文章作成能力をつけることができた(対外交渉力)
などという観点で考えると、十分にアピールすることができます。
ご自身のパターンに当てはめてぜひ考えてみてください。
未経験アピールをわざわざするのはNG
未経験の方には未経験の強みがあります。わざわざ書く必要はありません。
・未経験ながらなぜ興味を持ったのか(きっかけや背景)
・なぜ自分を雇った方がいいのか(どのような貢献をすることができるか)
・今回の転職を通じてどのようなキャリアを形成したいのか(将来設計)
という観点から、自分を商材と見立てて売り込みに行きます。
どのような価値があるのかぜひ色々考えてみてください。
まとめ
未経験業界、職種への転職には不安がつきまとうと思いますが、せっかく決断して転職活動をし始めたのであれば、ぜひ動き続けてほしいなと思います。過去のキャリアの履歴をベースにしか仕事を選べないとしたら、かなり不自由だなと思います。上記の3つのポイントを意識してまずは書類通過を勝ち取れたら嬉しいなと思います。