Photo by
positive_jk
読んだ本（2025年1月中旬）
1月中旬の読了本。
なかなか読み進められないので短いやつに逃避。
ストロベリームーン ／ 芥川なお
高校の入学式に出会って３時間で学校一の美少女・萌と付き合うことになった日向。好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる神話がある赤い満月を見に行き幸せな時間を過ごすが、日向は萌に残された時間が少ないことを知る－。
kindle unlimitedから。
キミスイ系難病物だがフォーマットをなぞるだけで内容が無いよう的な出来。
伏線に関しても予想を裏切らない（悪い意味で）
日向（主人公）がキモくて読むのがしんどい。
荘園 ／ 伊藤俊一
平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった荘園。国の秩序を乱したと見られがちだが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面もある。新知見もふまえ、中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。
学校の歴史の授業では制度ができたことについては教わるもののいつの間にかうやむやになっている（武家社会になって領主支配に置き換わっていく）ことについてははっきり教わらない。
中世の用語がでてきて自分の知識では追い付かない部分もあるのだが、発生から院政期・鎌倉・室町時代と政治体制の移行にしたがって変わっていく様子が丁寧に書かれている。
自分には難しかった本。