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52、テレワーク、副業・兼業

仕事内容や職種が時代によって変化していく中で、
パソコン業務が増えてきました。
 
ものを作ったり、人と接する仕事ではリモートワークはできませんが、
パソコンでメールなどの資料を送るといった仕事の場合は、
リモートワークができるようになりました。
 
会議や商談もビデオ通信システムを利用して、
商談室や会議室で打ち合わせしているかのようなことが
できるようになりました。
それによって時間や場所に融通がきくようになり、
時差を気にせず仕事を依頼するといったことや、
都市部にいなくても、海や山などで仕事をすることも可能になりました。
 
歴史上、都市部に仕事が集まり、山間部では仕事がない
というようなことが起こり、
都市に人口が集中し、山間部は過疎になっていきました。
 
しかしこれからは、通信手段の進化により、
仕事があまりなかった山間部にも
仕事を依頼することが可能になってくるでしょう。
 
将来的には、寝たきりで自由に動けない方や、
人付き合いが苦手な人でも、通信手段さえ揃えれば、
ベッド上や山にこもったままで仕事ができる選択肢が
増えてくるでしょう。
 
また場合によっては、人の名前や顔、背景といったことも関係なく、
業務の方向性を理解して、それに沿った成果を出せれば
仕事ができるということも起こってくるかもしれません。
 
先進国では労働力が不足する時代に入っています。
働きたいけれど、住んでいる場所には仕事がないとか、
家庭の事情や年齢的にフルタイムは難しいなどといった場合に、
オンラインや時差勤務を使って仕事を切り分けてお願いすることも
可能になってきています。
 
このようなテレワークや兼業などを検討する時代に入ってきていますね。
 
(人材定着指導士テキスト:第7章4項)

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