オーガニックワイン・セミナーに参加(ビオセボン富ヶ谷店)
2019年4月13日(土) 15:00 - 16:00
代々木公園の近くにあるオーガニックスーパー「ビオセボン」の富ヶ谷店で、「オーガニックワインとロゼワインの楽しみ方」のお題で、勉強会に参加しました。
オーガニックワインとはなにか?どう作られてるのか?その認証の種類などを説明いただき、その後に2本のロゼワイン(うち1本はスパークリング)と、ブリーチーズや、イチジクのドライフルーツ、くるみ、生胡椒の塩漬けなどをつまみながら、参加者と少しの歓談。
ブドウ栽培は農薬、除草剤、化学肥料、殺虫剤を使わず、収穫は手摘み、亜硫酸(酸化防止剤、SO2)は必要最低限、で作ったものが、オーガニックワイン。
オーガニックといっても、4種類に分類されるらしい。
1. ビオロジック
日本でオーガニックと言われる基準をみたしたもの。
2. ビオディナミ
1に加え、月の満ち欠けで農作業のタイミングを変えるなど、より制限を厳しくしたもの
3. ヴァンナチュール
自然派ワイン、特に国などからの認証はないが、生産者がオーガニックにこだわっている。
4. リュット・レゾネ
減薬農法。オーガニックではないが、必要最低限の農薬などしか使わないで生産しているもの。
SO2(酸化防止剤)添加許容量は、
赤ワイン
一般(160mg/ℓ)、EUオーガニック(100mg/ℓ)、ビオディナミ(70mg/ℓ)
白・ロゼ
一般(210mg/ℓ)、EUオーガニック(150mg/ℓ)、ビオディナミ(90mg/ℓ)
スパークリング(辛口)
一般(200mg/ℓ)、EUオーガニック(120mg/ℓ)、ビオディナミ(60mg/ℓ)
フランスでのオーガニックワインの生産地域は、
1位 ラングドック・ルーション
2位 プロヴァンス
3位 ボルド
南地域が多いのは、南フランスは降水量が少ないため空気が乾燥していて、雑菌繁殖が比較的低いため、良いブドウが育ち易いからとのこと。
また、ロゼワインは、どんな食事と楽しむのがおすすめか?というアドバイスも頂きました。
色で合わせる、濃淡で合わせる、産地で合わせる、など。
ロゼは、淡いピンク色なので、同系色なスモークサーモン、生ハム、イチゴのタルトなど。
濃淡では、淡い色はサラダ、魚介系の料理、カプレーゼ、カルパッチョ、フルーツ、濃い色は、ラタトゥイユ、トマトソースパスタ、サーモン、生ハムなど
産地では、フランス産ならパテドカンパーニュやラタトゥイユ、イタリア産なら浜ハム、カプレーゼ、ピザのマルゲリータ、カルパッチョなど。スペイン産ならパエリア、チョリソーなど