【後半】『ブルームバロウ』ヒストリック職工目線で見る赤のコモン・アンコモン
職工おじさん、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。
『ブルームバロウ』に収録されるカードがすべて公開されましたね。
今回は「ヒストリック職工」目線で新カードを見ていくワケですが、勝手ながら先週末の時点で公式のカードギャラリーに公開されているカードを「前半」として、前後編に分けてまとめることにします。
私の視点で強そう・面白そうだと思ったコモンやアンコモンが中心です。
◆アンコモン・赤
《おどけたひと押し》
職工範囲にて、単色でダメージ+ドローの効果である初めてのカード。ダメージ量は微々たるものですが、「果敢」の誘発の助けにはなりますし、トークン程度なら処理できるので使い道を模索できるラインにはあると思います。ドローが確定で、各種コスト軽減の恩恵を受けられる点では、類似カードの《優雅な連続技》より扱いやすい。
《ティーポット投げ》
スタッツが優れているワケではありませんが、マナを払うだけでダメージが発生する能力には可能性を感じます。本人が4マナで、他のアライグマの「積算4」を達成できるのも強み。
《狂気の一齧り》
赤の「噛みつき」と言えば、先日《根絶やし根》が収録されましたが、パワーの修整に加えてインスタントでもあり、除去としての性能は格段に向上しています。「果敢」の誘発などを絡めれば通常の火力では出せない効率のダメージを稼げますし、除去が弱い青赤などで採用できるかもしれません。
《貯め込み屋の流出》
4マナまで伸びるデッキの手札補充手段として。
消耗が激しい状況でこそ輝くので、4マナのカードが多いデッキよりは2マナ+2マナで動くような構成の方が上手に使えそう。起動するなら少なくとも3枚は引きたいので、早めに置けるように意識もしたいところ。
《炎貯えのヤモリ》
条件付きですがフリースペルになるのでハマると強い。続けて展開することで「積算」を達成できたりするので、種族を超えたシナジーも見つかりそうです。最悪マナが余るなら、自身の能力の起動に使えるのも良いですね。
《開花破》
クリーチャー除去としてはやや頼りないですが、宝物1個を押し付けて本体に3点火力のオマケは強いので、赤系の速攻デッキなどに採用してみたい。《灼熱の血》と違ってクリーチャーを除去できなくても本体火力になるのも使いやすくて良い感じです。
◆コモン・赤
《非道な二人組》
「積算」込みで3/4/3・トランプル相当であり、自身以外も強化できることを考えるとそれなりに強そう。これ自身が元々トランプルであることも相まって、ダメージを押し込むのに長けたカードです。
◆一旦おしまい
今回はここまで。
ヒストリック職工目線で見る『ブルームバロウ』のコモン・アンコモン(赤)・後半でした。ご清聴ありがとうございました。
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