使ってみようと思った経緯
現在、手作業でやっていることを、MongoDBにデータを貯めて、自動化しようと思いつきました。こういうホビープログラミングは好きでちょくちょくやっています。そこで、最近「GitHub Copilot」が流行っているので、それを使ってみようと思ったのですが、無料で利用することができないようでした。代替はないかと探してみると、Tabnineというのが見つかり、とりあえずこちらを試してみようかな?となりました。
わたしのポリシーとして、サブスクリプションは必要最小限にしようと考えています。いまはヒキニートでもあるのでなおさらです。
Tabnineのbasic(無料)では、1行に対するサジェストとチャットが使えるようでした。チャットさえ使えれば、いちいちChromeでChatGPTを使わなくてもいいから、少し時短になるかもと考えています。ちなみに、ChatGPTも無料の範囲で利用しています。
こちらはホントは入れたかったやつです。無料利用の方法がないので断念しました。
こちらが、実際に入れたやつです。
インストール
Tabnineのユーザー登録
Tabnineを利用するにはユーザー登録しないといけないようなので、以下のサイトで登録します。
以下のサイトを出して、右上の「Log in」ボタンをクリックすると、サインインのダイアログが出ます。
「Don't have an account? Sign up」の「Sign up」部分にリンクが貼っているのでそれをクリックすると、ユーザー登録のダイアログに切り替わります。
ユーザー登録後にアクセストークンのダイアログが出てきましたが、そのトークンはVSCodeの拡張機能を有効化する手順の中では利用しませんでした。いちおうメモはしておきましたが、どこで使うのでしょうか?
拡張機能のインストール
拡張機能「Tabnine」をインストールします。マーケットプレイスの情報は上にリンクしています。下は、VSCodeで見たときのスクリーンショットです。
インストールすると、右下に「Tabnine: Sign-in is required」と出ているので、それを解決します。
左のアクティビティバーの「Tabnine AI」アイコンをクリックします。
サイドバー内に「Sign in」ボタンがあるのでそれをクリックしサインインします。
サインインが済むと、最初はどのモデルを使うかを聞いてきました。とりあえず、推奨の「Tabnine Protected」を選択しました。「GPT-4o」も選べるようです。まだ、試していません。
お試し利用
以下のような状態からお試しを開始します。
以下が実際の回答です。日本語にして欲しいな!と思いますが、そこは無料なので我慢ということで、日本語の質問で問題なく回答してくれるのでOKとします。このレベルで返してくれると、ChromeでChatGPTに聞く必要はなくなります。
当然ながら、前回の質問を加味しての回答になっていました。
「Can you explain the `pprint` module and how it works to format the output?」この部分はリンクになっていて、こんな質問はどうですかと?サジェストしてくれているようです。これをクリックするとその質問をしたことになるようでした。
以上
試しにやっただけですが、VSCode内でチャットが完結するので、ChromeとVSCodeをいったりきたりする手間が省けそうです。まあ、マルチディスプレイ環境なのでそれほどの手間ではないのですが。あと、右に出しているソースをそれなりに加味してくれているようです。これはすごく可能性を感じます。
APIリファレンスなどは引数等詳細を理解するために結局はググるのですが、自分がやりたいことを質問するとAPIなどの手法自体を教えてくれるので、その部分の調査時間が極端に減ります。以前は、やりたいことを解決するAPIなどの手法にたどりつくのに、ひと手間かかっていました。このメリットはTabnineだけではなく、コーディングをアシストしてくれるAI全般の話ですね。
参考URL
導入には、以下のサイトを参考にしました。