保管庫のフォルダ構成:Obsidianを使ったツェッテルカステンの実践方法
保管庫のフォルダ構成を紹介していきます。
まずは、なにはともあれ実物のスクリーンショットを貼ってみます。恥ずかしいものもあったので、削除したり名前を変えたりもしています。また、やりはじめて2ヶ月ぐらい(2024/06/24現在)なのでそれほどメモは溜まっていません。
ツェッテルカステン関連のフォルダ構成
ツェッテルカステン関連のフォルダはフォルダ名を「ひらがな」にしています。単純にフォルダの順序がいい感じになったからというだけなのですが、いまのところ気に入っています。まあ「Custom File Explorer sorting」プラグインを導入しているので並び順はどうとでもなるのですが。
はしりがき箱
これは、ツェッテルカステンの「走り書きのメモ」を入れるところです。実際に運用しているのですが、いまのわたしの場合、ほとんどここに入れることはない状況です。それではどうしているかというと以下の3つがほとんどです。
なお、このフォルダ内は順序付していません。
ひとつ目は、もう、直接「まきあ箱」に「永久保存版のメモ」を作成することが多いです。
VSCodeにメモファイルを常時開きっぱなしにしているので、そちらに「日付と内容」を書いて、あとでそれを見て必要であれば、「まきあ箱」に「永久保存版のメモ」を作成します。
本などを読んで印象に残ったことを別にまとめている(以下参照)ので、そこから必要であれば、「まきあ箱」に「永久保存版のメモ」を作成します。
小説など趣味の読書は、ページ・原文と所感の対でつらつらと、ひとつのメモファイル(ファイル名は書籍名)に書いています。なお、このメモは、この保管庫の別な場所に保管しています。それと、いちおう転記した場合は、このメモからは削除しています。でも、”転記済み”とコメント書いて残したほうがいいかな?とか考えています。
学習目的で読んでいるものは、Xmindを使ってマインドマップにポイントなどを書いてまとめています。
サブフォルダの説明(これもほぼ使ってません)
アーカイブ(まだ、空です)
ツェッテルカステンの説明本では「走り書きメモ」を捨てるとなっていますが、ちょっともったいないと思って、このフォルダにさらに「転記済」と「没」フォルダを作って、「永久保存版のメモ」にしたら「転記済」、没にしたら「没」に入れようと思っています。ぶんけんメモ(まだ、空です)
「文献メモ」の下書き(原文のみ記載)を入れようと思っています
ぶんけん箱
これは、ツェッテルカステンの「文献メモ」を入れるところです。
なお、このフォルダ内は順序付していません(スクリーンショットにsortspecファイルが見えますが、ブックマークではなく、ファイルでやった場合のテストのために作成しました)。
「文献メモ」は書籍からとる場合と、Webなどの記事からとる場合があります。人から聞いた話もここですかね。
ある程度大きな分類でフォルダを作成しようと思っています。また、書籍の場合は書籍名をフォルダ名としてフォルダを作成しています。いまのところ、著者名でフォルダを作ることはしていません。
まきあ箱
これが、ツェッテルカステンの本体です。「永久保存版のメモ」を入れるところですね。ツェッテルカステンって舌を噛みそうな感じだし、永久保存版って硬い感じがしたので「まきあ箱」としました。「まきあ」は「まとめ、気付き、アイデア」の頭をとったものです。なんとなくアニメっぽくていいなと感じて気に入っています。
また、このフォルダ内は意識的に順序付しています。
ここは、ある程度大きなテーマごとにフォルダを分けていこうと考えています。
「まきあ箱」の中の順序は、自分の中で意識している重みの順にしたいと考えているので、「Custom File Explorer sorting」プラグインを利用して、フォルダやファイルすべてを順序付けしています。詳しくは「文脈の表現方法」で説明しています。
サブフォルダの説明
索引
ツェッテルカステンの「索引メモ」を入れるところです。
その他のフォルダ構成
テンプレート
Obsidianのテンプレートを入れるところです。
雑記
ツェッテルカステン外の雑多なメモ(忘れてもいいようなこと。積極的に思考の足しにしようとは感じないもの)を入れるところです。
読書のメモなどはここに入れています。
このフォルダを作った理由は、ツェッテルカステンでつながりを見つけるとき「フォルダ内検索」を使うことが多く、そのときにヒットしたら何かの気づきになるかなというレベルの情報を入れておこうというノリからです。
日記
Obsidianの日記を入れるところです。
以上
いまのところ試行錯誤しながらとり組んでいる最中です。あまりいい例じゃないかもしれませんが、皆さんの気付きにつながれば幸いです。