SAKANAQUARIUM 2024 "turn" 個人的セトリ解説
4月20日 千葉県 幕張メッセを皮切りにスタートしたサカナクションのツアー、
SAKANAQUARIUM 2024 "turn"
ボーカル山口一郎がうつ病を患い2年ぶりのツアーとなり、新しいサカナクションとして生まれ変わった気がしたこのツアー。
事前に山口一郎がこのツアーはサカナクションライブベストとなると語っていた。
今までのライブのいいとこどりをした欲張りなセットリストとなっている。
ただただサカナクションのことが好きな私が雑魚い知識の中で、過去のライブから演出などを紐解き、セットリストについて語ってみる。
まずはセットリスト一覧(アンコールを除く)
1.Ame(B)
2.陽炎
3.アイデンティティ
4.ルーキー
5.Aoi
6.プラトー
7.ユリイカ
8.流線
9.ナイロンの糸
10.ネプトゥーヌス
11.さよならはエモーション(2日目はボイル)
12.ホーリーダンス
13.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』Remix
14.ネイティブダンサー
15.ミュージック
16.ショック!
17.モス
18.新宝島
19.忘れられないの
それでは詳しく見てみましょう
Ame(B)
オープニングを飾ったのはAme(B)
これは2010年に行われたSAKANAQUARIUM 2010 (B)が元ネタだと考える。
2010年の時も今ツアー同様オープニングとして使用された曲であり雨の音の演出も近いような感じだった。今ツアーではサカナクションのお家芸であるアイリス幕を用いた演出。曲としては原曲Ame(B)をベースとしたRimix調であり2010の時とも少し異なる感じがした。雷雨の演出からの『アメ』のコーラスでオーディエンスは一気に興奮の海に流された。
アイデンティティ , ルーキー
これは言わずと知れたサカナクションの名繋ぎである。もはや説明は不要。
アイデンティティからの多分、風。という手もあるが今回は手堅くルーキー。
Aoi
この曲の演出には個人的に驚いた。
今回のAoiでは照明としてレーザーを用いていた。多分初めてのはず。
一部ドラムの江島啓一にスポットで上からとてつもない量のレーザーが当たる瞬間があり、とてもかっこよかったのをよく覚えている。
プラトー
演出自体はSAKANAQUARIUM アダプトと同じだと思う。
Aoi、プラトー共にサカナクションのなかでBPMが最上級に速い曲。
ユリイカ , 流線 , ナイロンの糸
ここからセトリの※深海パートに入る。
流線 , ナイロンの糸は流れ・演出共にSAKANAQUARIUM 光を連想させる。
※サカナクションの曲は雰囲気によって浅瀬・中層・深海の3つに分類される。
例:深海 ナイロンの糸、ネプトゥーヌス、yearsなど
中層 ワンダーランド、マッチとピーナッツ、忘れられないのなど
浅瀬 アイデンティティ、アルクアラウンド、夜の踊り子など
ネプトゥーヌス , さよならはエモーション
SAKANAQUARIUM 2015-2016 NF Records launch tourを思い出させる。
この深海から中層に向けて徐々に浮上するこの感じが美しい。
ホーリーダンス , 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』Remix , ネイティブダンサー , ミュージック
さあやってきました。みんな大好きDJパートです。
ホーリーダンス , 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』Remix , ネイティブダンサー RemixはSAKANAQUARIUM 2013の流れ。ホーリーダンスの後半からDJパートに入っていきますが、どれも2013年のがベースにありつつも今ツアーで細かい部分がアップデートされていた。『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』Remixではオープニングで使用したアイリス幕が形を変え、中心が菱形になりそれに沿った形で投影機によるVJ。これはSAKANAQUARIUM 2015-2016 NF Records launch tourのN.F.I.G Remixでの演出ですね。バッハでメンバーがリフターで上昇し、ネイティブ、ミュージックと段々下降してくる様子は神の他何でもない。ミュージックのラスサビ直前でDJスタイルからバンドスタイルに変わる場面はみんな死ぬまでに一度は見た方がいい。
ショック! , モス , 新宝島 , 忘れられないの
この辺はSAKANAQUARIUM アダプトから近年で定番化してる感じのセトリ。
最後の追い込みエグいっす。
まとめ
いかがでしたでしょうか。かなり拙い文章、ざっくりとした考察で申し訳ないです。
私は幕張2DAYS、名古屋1日目に参戦してやっぱりサカナクション が好きだと再認識しました。約2年間の活動休止で私も他のアーティストに浮気していた時もありましたが、サカナクションの曲を聴かなかった日は1日も無かったと思います。信じて待っていた甲斐があったあった。そう思えるライブでした。
こんなクサイことを言うのは性に合わないのでこのへんで…
音響的四角をなくしたサカナクションのスピーカーシステムであるSpeaker +、照明、VJ、配信。サカナクションでしかなし得ないライブ。サカナクション 、チームサカナクション のこれからに期待。
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