[自己紹介#2]全てはここから始まった。
友人の画家を島へ送るついでに購入した釣竿。¥1,500。
無事に友人を島へ送ったし、午後から思う存分釣りを楽しもう♫と思った矢先...
その友人が、アートイベントの関係者の方を紹介してくれた。
「アラカキくんさ。毎日島に来るならさ、ここでアルバイトしないか?」
その日僕はニートから、フリーターになった╭(๑•̀ㅂ•́)و
※2014/7/24 約5年前のFacebookにも似たようなこと書かれてた。
そんなこんなで僕は[イチハナリアートプロジェクト]という、アートを通じて島の活性化を目指したイベント。のお手伝いをする事になった。
僕自身、横浜にいる時は[横浜 トリエンナーレ]、愛知にいる時は[あいち トリエンナーレ]など都市型、地方型 芸術祭は好きでよく行ってたので、そんな芸術に近しい場所で働けるって事が凄い楽しみではあった。
結局、会期中の2ヶ月間ずっとこの小さな島で過ごした。
沖縄へ帰ってきたばかりで知人のいないタイミングの中、沖縄県内外問わずこんなに一気に人が集まるイベントに携われたことは、今でもとても良い機会だったと思ってるし、今の自分のスタート地点は間違いなくこの年の「イチハナリアートプロジェクト」だと思っている。
声をかけてくれた画家の友人にも、イベント関係者の方にも心から感謝している。
おかげで、地元の友人・知人だけじゃなく、島の住人や行政関係の方々など、たくさんの人と知り合えた。
もちろんそれだけじゃなく、この2ヶ月で僕なりのうるま市の魅力も発見する事ができた。
毎日毎日実家から片道30分。同じ道を同じ時間に向かって、同じ道を同じ時間に帰る。でも不思議を1日として同じ風景は無かった。
え?毎日通ってるの飽きない?
と、何度も聞かれたけど、12年間沖縄を離れていた僕としては、全てがキラキラ輝いて見えていたのかもしれない。
それが今僕が住んでる「伊計島」
因みに未だに同じ道を通っているが、飽きたと感じたことは一度もない。
伊計島は、橋でつながっているうるま市にある島々の中では一番奥にある小さな島。
もしこの小さな島が盛り上がる事ができ、この島に人を集める事ができるなら、海中道路を渡って平安座島や宮城島へは無条件で人が通るわけで...
なので僕はいつかこの島で面白い事ができたら、一石何十億鳥にもなるんだろうなって思った。
続く。
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