エッチの語源
「エッチ」は変態のHから来ていると本で読んだことがある。
「汚らわしい!触るな!変態!」の変態なのか。
それとも、芋虫が蝶々となる姿。地を這うものが空へ飛び立つその神秘的な変態なのか。
さぁどっちだ。多分どちらもあるだろう。というよりも、変わった状態であることに違いはない。
どちらかと言われたら僕は後者を目指したいし、オススメしたい。2人が愛し合う姿は、まさに変態なのだ。つまり、物理次元である肉体から解き放たれ、高い次元にイク行為なのだ。
僕はマッサージをしていると、体を感じない時がある。自分の手が滑稽なモノに見える時がある。肉体である手から意識が離れ、その手を表現している媒体に意識が移行しているのだと思う。
手が何故動くのか?!脳から電気信号がでて…云々…を司る次元のものがあると感じている。手や体を動かそうとする媒体。それが電気を生み出し、流しているのだと思う。心臓が動く原理はわかっても何故動くかはわからないのだ。この辺は誰かに解明してもらおう。
とにかく、肉体領域を抜け出すエッチに話を戻す。何故そんなことになるのか。
五官は外界を認識する器官だ。外に自分以外の何かがあると認識する器官である。しかし、丁寧に観察して欲しい。
例えば、ステキな女性が目の前を歩いていたとする。一般的な認識では、それまでだ。当たり前である。しかし、ステキな女性は自分の前ではなく、自分の中にいるのだ。「ステキ」も「女性」もそう認識している自分がいる。という話である。
僕らはあまりにも、周りの世界を変えられない事実として捉え、縛られてしまっている。本当は自分がそう感(観)じているだけなのに…
喜びも苦しも快感も自分の中にあるのだ。
エッチをすると、相手の皮膚感覚、息遣い、沢山の情報が五官を通して臨場感をもって入ってくる。それ故、その感覚が自分のものとして感じられるろうになるのだ。外に観ていた相手と自分が一体となっていくのだ。
分離されている肉体から、その肉体を作り司る生命の次元への意識が強くなる。そこが天国であり極楽なのだ。ココ、ソコにあるものではない。時空間を創造する意識だ。
現実(分離の)世界から自他の一体。本来の姿へ還る。エッチをすると変態し、愛の世界にいけるのだ。愛の創造である。メイクラブである。こんなことを妄想しているのである。
もしかすると、エッチは、僕の名前…hiromasaのHなのかもしれない…
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