人事の悩みを共有し、一緒に学び・成長していく場をつくっていくこと|株式会社SUPER STUDIO 池上さんインタビュー
みなさんこんにちは!ハーモスラボ運営チームです。
今回は、関東のハーモスラボリーダーとして活躍してくださっている、株式会社SUPER STUDIOの池上詩織さんにインタビュー!
※ハーモスラボリーダーとは
「ハーモスラボ」という人事のためのコミュニティの企画・イベントの運営をしてくださっている、HRMOSのユーザーの方々です。別の会社に所属される人事の方が力を合わせ、人事のコミュニティを作っています。
ハーモスラボの運営に携わる人事の方々が、人事の仕事にどのように向き合っているか、またどのような想いを持ってハーモスラボに参加しているかを知っていただけたら嬉しいです!
池上さんプロフィール
一貫したメッセージの発信で、ミスマッチをなくしたい
---池上さんは、人事と広報を兼任されているのですね!
もともとは7-8年、メーカーやSlerで広報としてのキャリアを歩んできました。そのときに、広報として打ち出していきたい内容と、採用側で採用するために求職者に伝えている内容、社内広報として社員に伝えている内容、それぞれが別に動いていて内容にズレがあることに違和感がありました。それが入社前と入社後でのギャップに繋がってしまって退職者も出てしまっていたり・・・そのときは広報としてでしたが、せっかく入社した方々が、事前に受け取っていた情報のズレや情報不足によって去っていってしまうことをとても残念でもったいなく感じていました。一貫した情報を届けるには、広報だけでなく採用広報も同時にやならければいけないと強く感じていて、そのときから採用に興味を持っていました。
そう思っていたときに、ちょうど今の会社から声をかけてもらったので、採用と広報、両方をチャレンジさせてもらうことにしました。
---採用の仕事に対しては、どのような想いを持って取り組んでいますか?
上記のような課題感を持って人事としてのキャリアをスタートしたので、今でも「会社に関する誤解を最小限になくす」アプローチをすることを心掛けています。
会社から出る記事など全体に向けた発信においては、社内外での広報メッセージがちぐはぐにならないようにコントロールしていたりします。
また、対候補者においては、客観的な自社のイメージをきちんと把握して、事実と乖離しそうなところは徹底的になくしにいくようにしています。例えば、「ベンチャーでD2C支援やSaaSを展開している会社で・・・」というとキラキラしたイメージを持っていただくことが多いのですが、実際はかなり泥臭いこともあるということをできるだけ面接の段階でお伝えします。また候補者の方との会話内容や質問内容から背景や意図を考えることで、弊社にどのようなイメージを持たれているかなどを読み取り、ギャップをできるだけなくすようにお話をしていったりなどの工夫をしています。
社外の人となにかを一緒に作れることで、得られるものは大きい
--- 池上さんはリーダーになる前から積極的にイベントにも参加してくさっていましたよね!なぜイベントに参加してくださっていたのですか?
弊社はビジョン・バリューがかなり明確なので、そのカルチャーにあった方を採用するという基準があります。それはとても素敵なことではあるのですが、それだけを見てしまっていると、採用する側として考え方や方針が凝り固まってしまいそうだなと、少し懸念してました。
また、採用担当としては自社だけじゃなく社外にも目を向けておく必要があるので他社の方との情報交換はシンプルに価値があるなと思っていました。
--- そこから、ハーモスラボのイベント後のアンケートで「運営に携わりたい」と回答してくださって、イベントで登壇いただき、その後リーダーとして運営側に入っていただきましたよね。なぜ、「運営に携わりたい」と言ってくださったのですか?
まず、登壇に関してはハーモスラボ側から打診をいただいたのですが、私のモットーとして「自分がやりたいと思っていても、人からお願いされないとできないことがある。そういったものにはチャレンジする!」と決めています。登壇は、仮に自分がしたくてもなかなか自力でできるものでもないと思うので、せっかくいただいたチャンスなのでチャレンジしました。
「運営に携わりたい」とアンケートで回答した理由は、「社外の人となにかを一緒につくることは得るものしかない」と思ったからです。いち参加者止まりでいても、情報をインプットする以上のことはできない感覚があったので、人事として活躍されているハーモスラボの方々と一緒に動くことができたら必ず得られるものがあると思いました。
実際に、リーダーの方々と「人事をこうしたい!」とポジティブな話しをしていると視座も自然と引き上がります。他社の話を聞いていると、自分のできていること・できていないことの棚卸しになり、採用担当としてこれからどうしていこうかな、と良い意味で考える時間が増えました。
リーダーの方々は、人事としても人としても魅力的な方ばかりで、一緒にMTGをしていると、比べてしまってたまに落ち込んだりもするけど(笑)、学ぶものが本当に大きいです!
ふわっとした悩みでもみんなで共有して一緒に成長していく、ハーモスラボは ”本気ゆるふわ”な場所
--- 参加する立場から運営側になってみて、改めて参加される方に伝えたいことはありますか?
正直、私が参加者側だったときは「みんな意識高いな〜」と思ってイベントをみていました(笑)。採用担当としてのやるべきことを全部できている人がリーダーをやっているんだろうな〜と思ってました。
でも登壇を通じて中に入ってみると、何かを超えたからリーダーになっているわけではなく、みんな同じことで悩んでいるんだなとわかりました。
今リーダーをやっていても思うのが、ハーモスラボは知見を多く持った高尚な人事の方が集まる場ではなく、みんなで悩みを共有して一緒に成長していく場だと思います。思ってるよりみんな一緒のことで悩んでいるので、気負わずに参加してOKです。「本気ゆるふわ」な場所だなって思います。
なので、ばくっとしたもやもやなことレベルで質問しても大丈夫なんです。どんなレベル感のお悩みでもみなさんが返信してくれる頼れるコミュニティです!参加者のみなさんが安心して気軽に参加できる場所にできて、一緒に成長していけたら嬉しいです。
--- ハーモスラボの仲間とこんなことを一緒にやってみたい!などはありますか?
採用って「エージェントとの関係性」「選考はこんなステップでやるものだ」など型が決まっているものも多いと思うんですが、それが前時代的なものになっちゃうと採用力ってどんどん落ちていってしまうと考えています。「採用市場」全体の課題解決にみんなで当たれるような場になったら嬉しく思います。飲みながらアツく語りたいです。
また、採用/人事は全社比で人数が少ない部署であることが多いので、ハーモスラボの仲間を同僚と思えるくらいのファミリーのような場を作りたいです!一緒に成功を喜び、失敗があれば一緒に乗り越えていく。みなさんとそんな間柄になれたら嬉しいです。
--- 最後に、こちらのインタビューをご覧のみなさまにひとことお願いします!
採用/人事は時代や会社の変化とともに、時代の流れ以上にスピード感や柔軟性が求められる部門だと思います。ともに変化、成長していきましょう!
編集後記
いつも明るく前向きで優しい雰囲気を放つ池上さん。本当に魅力的な方で、筆者の周りにもファンが多いです🤫
インタビューのなかで「社外の人となにかを一緒につくることは得るものしかない」と言ってくださっていますが、我々運営も、池上さんと一緒に何かをつくっていくことは本当に楽しく、学ぶことが多いです。
ハーモスラボの運営の醍醐味ってそういうところだな、と改めて思いました。社外の人と継続的に一緒になにかをつくっていく体験って、あまりないものですよね。
池上さんのように、ハーモスラボに参加されている方から運営になっていただいた例もありますので、参加者の方でもし運営にご興味があれば、気軽にお声がけくださいね!(ハーモスラボSlackで運営にご連絡いただくか、イベント後のアンケートに記入欄がありますので、そちらにご記入ください。)
引き続き、ハーモスラボをよろしくお願いいたします。
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