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ハーモスラボ イベントレポ #5 丨「BtoB企業が工夫・挑戦する採用広報について語ろう!」

「ローカルで候補者への認知が広くされていないBtoB企業は広報が難しい
採用広報を始めたばかりで、他社採用担当者と情報交換をしたい

今回は採用担当の方々からこのような声をいただいたことから、 ワークショップも交えた参加型イベントを開催しました。

オンライン開催ながら意見が飛び交い、盛り上がった当日の様子をハーモスラボ運営チーム佐藤(@sugarflashh)がお届けします。

▼今回のイベントはこんな内容
「採用広報」に関して3社から取り組みを共有していただいた後、参加者同士で事例・課題など意見交換をするグループワークを行いました。

▼ポイントまとめ
(1)採用広報でまず行うべきは、自社の会いたい人の整理(=ペルソナ設計)
(2)採用広報の成功は、振り返りと問題点の特定が肝
(3)アウトプットで課題解決のヒントは見えてくる

登壇者・司会

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まずは、今回のイベントのメインコンテンツのワークショップ「採用マーケティングをやってみよう」の内容をレポートします。

①「採用マーケティング」をやってみよう

株式会社グッドニュース板倉さんには、採用マーケティングをはじめる上でのカスタマージャーニーマップ作成の必要性と、作成する上で、まず着手すべき「ペルソナ設計」について、ワークも交えてお話いただきました。

▼ご登壇・ワークショップの流れ

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板倉真紀さん:株式会社グッドニュース  カスタマーサクセス マネージャー
専門職採用を日本のスタンダードに!CareerMapを運営している株式会社グッドニュースにて、一人カスタマーサクセス/リクルートのHRでメディア制作、雑誌編集、少しゼクシィ/中国ベンチャー・機械メーカー・電子部品製造で人事                                      (※Twitter @itasan71790926 より引用)

▼そもそも「採用マーケティング」とは

最近聞く機会の多くなってきたこの「採用マーケティング」という言葉
どのような意味をもっているのでしょうか?

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「採用マーケティング」とは
自社にマッチする人材を探し、応募~入社~活躍してもらうため必要な戦略。

考え方として、通常の事業活動をと同じマーケティング戦略が必要。

<採用マーケティングを行う背景>
候補者の価値観・企業の求める人材・採用手法等が多様化し、採用難易度が上がっている。その結果「”自社が求める人材”を獲得する時代」から「"自社が求める人材”が期待していることを特定・提供し、選ばれる企業になる時代」に変化したため。

⇒人事の方とお話する機会が多いのですが、企業様ごとに、年・期・四半期・月次等様々なサイクルで、採用チャネル/要件が変わるので、それに合わせて都度、ターゲットを特定し、期待していることを想定・提供することの必要性と難しさを感じました。

②  有効な「カスタマージャーニーマップ」作成

次に「採用マーケティング」を行っていく上で、有効な「カスタマージャーニーマップ」についてご紹介します

▼「カスタマージャーニーマップ」とは

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「カスタマージャーニーマップ」とは
・用途:一般的にサービスのアイデア発想や設計のためのヒントを発見し、よりよいカスタマーエクスペリエンスを実現するために使われる。
・概要:顧客の行動を旅のプロセスに見立てて可視化するもの

作成のポイント
よりよいカスタマーエクスペリエンスを実現するために使うという目的を意識し、顧客の思考や感情まで把握すること

⇒実は私も社内ワークとして「カスタマージャーニーマップ作成」を行ったことがありました。その際は顧客の行動のプロセスまでに止まってしまっていて、顧客の思考や感情まで把握するところまで至っていませんでした。
このポイントを意識すれば、顧客の感情も含めた体験を可視化できる、もっといいジャーニーマップ作成ができたなと思いましたφ(..)

▼「カスタマージャーニーマップ」の考えは自社の採用活動に当てはめることができる

<カスタマージャーニーマップ採用版>

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<カスタマージャーニーマップ採用版について>
採用までの流れと候補者の感情変化、具体的な行動を旅に見立てて整理
▼ポイント:取り上げる「範囲」をきちんと考えてから行うこと
└一番改善したい課題に関係のある範囲に絞ると、気付きが得やすい
(例)「面接の応募者数を増やすこと」が改善したい課題である場合、ジャーニーの範囲を「就活の開始から求人媒体へのエントリーまで」に絞る等

⇒カスタマージャーニーマップが、よりよい「カスタマーエクスペリエンス」を実現するために使うという目的ならば、採用でもよりよい「キャンディデートエクスペリエンス」を実現するために使うことできそうですね。

③ カスタマージャーニーマップ作成に必要な「ペルソナ設計」を実践!

採用マーケティングを行う背景についてや、カスタマージャーニーマップの有用性をインプットした後は、いよいよアウトプットのカスタマージャーニーマップ作成の実践編に移ります。

<カスタマージャーニーマップ作成の前に、必要なペルソナ設計>

今回はカスタマージャーニーマップ作成にあたり、土台として必要な「そもそも誰を顧客とするのか」という「ペルソナ設計」について学んだ後、実際に自社の採用ペルソナを作成するワークを実施しました。

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▼ペルソナの設定方法はこちら

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▼ワークの様子

オンライン開催ということで、ZoomのブレイクアウトルームとGoogleスライドを使い、ペルソナ設計の個人ワークと気付きのシェアを行いました。

<ワークの進め方>
・5名程の少人数グループに分かれての個人ワーク&グループでの気付きのシェアを実施(Zoomのブレイクアウトルーム機能を利用)

<個人ワーク内容>
・自社で実際に募集を行なっている職種の中から1職種を選び、ペルソナ設計を実施
(Googleスライドで作成したペルソナ設計シートに各自記載)

▼ワークで使用した「ペルソナ設計シート」

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<ワークショップ参加者の声をご紹介(一部)>

参加者からはアンケートでこのような声をいただきました。

”ペルソナ設定を落とし込んで、改めて整理された傾向がある。このペルソナを埋めた後にエージェントに展開しても良いと感じた。”

”ざっとペルソナを作る時間をいただけたことで、想像できない項目=今不足している情報が何なのかを明確にできました。このあと具体的な像を描いていけそうです。”

⇒板倉さんの発表・ワークは、「採用マーケティング」という言葉をより、具体に落とし込んで自社で始めるイメージをもたせてくださるものでした。

「カスタマージャーニーマップ・ペルソナ設計から始めた方がいい理由」と「採用マーケティングをはじめることで得られるもの」は下記だと思いました。

⇒「カスタマージャーニーマップ/ペルソナ設計」から始めた方がいい理由
"自社が求める人材”と期待していることの解像度を上げることできる。

⇒「採用マーケティングをはじめることで得られるもの」について
自社にマッチする人材を探し、応募~入社~活躍してもらうため必要な戦略を練ることができるようになる。

ここからは、LT形式でシェアをいただいた「採用広報の自社での取り組み」についてご紹介させていただきます。

④ LT:センコー平野さんラジオ広告からTwitter活用をはじめた事例について

創業100年を超える老舗運送企業 センコー株式会社 平野さんには、自社の採用広報に関する取り組みを採用広報チャネルの変遷の観点からお話いただきました。

登壇タイトル
「老舗の運送屋がローカルに採用広告をやってみた」〜ラジオCMからTwitterまで〜

▼センコー株式会社 平野さんについて

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▼やっていた採用広報「マス広告の取り組み」

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■認知度アップのため:クレジット広告(※)を行っていた。
※クレジット広告とは、民間放送のテレビ番組・ラジオの協賛広告。ラジオの場合は音声で、典型的には「○○の提供でお送りします」「○○の提供でお送りしました」といったナレーションが流れるアレです。

■ドライバー採用のため:ローカルラジオでの音声CMを行っていた。
ドライバーが運転中に聞いているであろう、ラジオが効果があるのではないかと狙い撃ち。

結果:マス施策によりコストは数千万円かかったものの、応募者数増加にはつながらず...。採用広報・チャネルを見直すきっかけに

⇒ドライバーを意識したラジオCMなどはユニークな施策で効果も気になりますが、マス広告は効果測定方法も難しいですよねφ(..)

採用広報・チャネルを見直す上で考えたこと

こちらのスライドは、マス広告施策をきっかけに次の採用チャネルを選定する際に考えられていたことのまとめです。

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<意識した観点>
・コストが低いこと
・制限なく、タイムリーな情報がとどけられること
・実際に働く現場の様子がとどけられること
・自社の採用経路の特徴をふまえていること

<採用チャネルとして選択したTwitter>
・なぜTwitterを選択?上記観点を満たしているかつ、下記SNS特性から。
 facebookは匿名性が低く、Instagram(写真)ではアピールしにくい
・ターゲット層の10代後半~30代利用割合が高い

⇒マス広告でのご経験から、採用チャネル選定の観点を整理されていているのが流石だと感じました。また採用チャネル選定には、コストや表示方法が重視されがちですが、それだけではなくて情報の更新の自由度の観点も必要だなと感じました。

▼センコーさんのツイッター(@SENKO_saitama)とやってみての気付き

▼変遷を経て生まれたTwitterアカウントはこちらです。

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最新の求人情報はもちろん、現場の様子が伝わる社内の写真やローカル情報も更新されているので、ぜひご覧ください。

▼Twitterをやってみて気付いたこと
・「相互発信型なので、相手の反応が見える」
・「社内・グループ会社間のコミュ二ケーションが活発に」
・「集客力・注目度UPにもプラス」
└SNSは「育てる楽しさがある」

⇒平野さんの発表からは、「採用広報において自社が候補者に伝えたい・伝えるべき情報は何かをふまえて採用チャネル選定をすることの重要性」を学びました。

採用チャネルの見直しをしたいと考えている方のチャネル選定のヒントになると思うので、何が今のチャネルに足りないと感じているのか?そして、何を候補者に伝えたいのか?から棚卸しを行うことからぜひはじめてみてください!

⑤ LT:FIXER伊藤さん あえて「採用”狭”報」をはじめた事例について

Microsoft Country Partner of the Yearで日本で最も実績をあげた企業として表彰される等実績のあるCloud Service Vendor 株式会社FIXER 伊藤さんには、自社の採用広報において、広報を1つの媒体へ集中投下した“狭”報の事例をお話いただきました!

登壇タイトル
 「採用“狭”報、はじめました」

<株式会社FIXER 伊藤さん @tsubasa3222 について>

ITエンジニア経験のある人事「ジンジニア」の伊藤さん

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「採用“狭”報」をはじめたきっかけ

そもそもなぜ「採用“狭”報」をはじめようと思ったのか?

採用狭報をはじめようとおもった背景について、BtoB企業ならではの視点から、「採用目標の変化」と「その変化について起こったこと」をお話いただきました。

採用担当の悩み:BtoB企業のため学生からの認知度が圧倒的に低いこと

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そんな悩みを抱える中で、起こったことは、採用目標人数の増加!
目標が3倍以上に跳ね上がった!

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目標達成に向けてとにかく露出機会(イベント&メディア)を増やし、なんと目標は達成!!

しかしながら、下記の採用単価UPと一部メディアしか採用に繋がることがなかったという課題も発生しました...。

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結果:資源の集中投下を決意し、広報を1つの媒体へ集中投下する「採用“狭”報」をはじめることに繋がりました。

⇒アッパーな目標を達成されたことがまずすごいと思いましたが、ここから生じた課題も手強いですねφ(..)

まず行ったこと:自社が「出会いたい人」を整理し、集中投下媒体を選定

まず「採用“狭”報」はじめる前に、自社が出会いたい人から整理
その後、出会いたい人がいる媒体を選定
(FIXERさんでは、出会いたい人の親和性が高い媒体として、サポーターズさんに媒体を選定)

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⇒まさにペルソナ設計で大事な思考・パーソナリティを重視した考え方ですねφ(..)

「採用“狭”報」により生まれるメリット

採用狭”報 によってFIXER伊藤さんが感じている主なメリットは下記4つ。

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(1)ブランドづくり:ブランドを認知のため、FIXER様は、毎イベントで常にピンクの服装で登壇していた。
(2)ペルソナが一定:媒体にいるペルソナが似ているため施策も1つのペルソナに向けてPDCAを回すことができた。
(3)費用が無駄になりにくい:媒体やイベント効果が読みやすく、他の媒体よりも調整がきくようになる
(4)媒体担当者と仲良くなれる(結構重要):担当者さんも採用成功によりコミットしてくれるようになる

⇒ブランドづくりに関しては、自分の就活時代を思い出しました。就活イベントにいくと椅子のカバーや服装が印象的な企業さんありましたね。何度もみているとつい気になってくる心理、わかりますφ(..)

「採用“狭”報」の結果・気づきと改善点

実際に一点集中を行ってみた結果と気付きは下記とのこと。
採用に関わる全ての選考フロー(説明会参加、選考希望、内々定承諾)で良い結果がでているのが素晴らしい&驚愕ですね!!

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好調な結果の中で伊藤さんが思う改善・疑念点は下記
<改善・疑念点>
・不通過となった学生と再度会う可能性がある(媒体主催のイベント等で)
・「代表的なメディアに掲載されていない企業」と認識されてしまう可能性

⇒伊藤さんの発表からは、「自身の会いたい人を整理することの重要さ」「一点集中の中で戦略とPDCAを回すことの重要さ」を学びました。

この採用狭報は、まさに「本当に会いたい人に効率よく会う」に繋がると思うので、今度どのように採用広報を行っていくか悩まれた際には「自社がどんな人に会いたいのか」「会いたい人に会える媒体はどこか?」からぜひ考えてみてください!

⑥ イベントを終えて:学んだポイントまとめ

個人的に学びをまとめるとしたら、下記3点です。

(1)まず行うべきは、自社の会いたい人の整理(=ペルソナ設計)
(2)採用広報の成功は、振り返りと問題点の特定が肝
(3)アウトプットで課題解決のヒントは見えてくる

(1)まず行うべきは、自社の会いたい人の整理(=ペルソナ設計)
今回登壇いただいた3社の企業さまは共通して、まず最初に、 自社の会いたいひとの整理=ペルソナ設計 を考え、施策を実行されていました。採用広報をする上で自社のチャネル選定がされないまま行うと、誰からも一定数好かれるけど、自社の会いたい人をつかむことはできないと思うので、まずは、だれと会いたいかをしっかり考えることが必要と思いました。

(2)採用広報の成功は、振り返りと問題点の特定が肝
次の施策を考えるために、行っていた施策の問題点を洗い出し、課題はどこかを明確にして、ネクストアクションに活かしていると感じました。施策を打つだけでなく、一度止まって振り返ることが大事だと感じました。

(3)アウトプットで課題解決のヒントは見えてくる
今回はハーモスラボのイベントでは初めての体験型のワーク形式のイベントでしたが、イベントに参加して現状や課題が見えてきたという声がすごく多くありました。
インプット後、自社に置き換えアウトプットをすることで理解が深まると改めて感じました。

ワークで使用したペルソナ設計シートの例を共有しますので、
是非気になる方は、このnoteの目次「③ カスタマージャーニーマップ作成に必要な「ペルソナ設計」を実践!」を参考にワークを行ってみてください。

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以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。

⑦ 本イベント運営をしているコミュニティ:「ハーモスラボ」のご紹介

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「ハーモスラボ」について
ハーモスラボは「社会における人事の価値を高める」をミッションに、
HRMOS採用とHRMOS採用ユーザーが運営する、採用担当者であればだれでも参加できるコミュニティ。

最新情報をお届け!HP、各種アカウントのフォローも忘れずに!
・HP:ハーモスラボ 公式ホームページ
・Twitter:@ hrmos_lab
・connpass:ハーモスラボ イベントページ
・note:HRMOS採用カスタマーサクセスチーム  

イベント参加後に加入できるオンライン(Slack)コミュニティもあるので、まずは一度、イベントにいらしてみてくださいね!

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ハーモスラボ スラックグループについて
これまでのハーモスラボイベントに参加された人事の皆様同士で、採用に関する悩みや情報共有等のコミュニケーションをとっていただくためのオンラインコミュニティです。イベントにご参加頂いた方をご招待しています!

【News!】グッド・クルー野村さんが今回もイベントの内容と様子をまとめたnoteを書いてくださいました!いつも嬉しいです!ありがとうございます!

【News!】2020年8月27日(木) 19:00~オンラインで次回イベント開催!テーマは「ターゲットが集まる!学生に選ばれる新卒採用広報 」!皆様の参加をお待ちしてます。(詳細・申込みは、イベントページから)

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