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矯正前の検査まとめ(セファロ結果や手術に関する資料を含みます)

矯正開始前の検査についてまとめます。セファログラムの検査結果、大学病院でいただいた手術に関する資料を含むため情報保護的な意味合いでいつか有料設定にするかもしれません。

矯正歯科での初診・検査

2020年11月10日(火)

予約時「矯正をすると決めたので検査をお願いします」とお伝えしていたので、受付を通るやいなや目まぐるしくいろんな検査をされました。行った検査は画像の通りです。


外科矯正は保険適用ですが、検査時点では10割負担の金額を提示されました。後から払い戻しになると理解していたので不満はありません。ただ「印鑑を持ってきて」と言われていたか忘れましたが印鑑が必要だったみたいで、印鑑無いですと伝えたところ「書類に押印いただいてからの支払いになるので、また次回この書類をお持ちいただいてその際支払ってください」ということになりました。よってこの日は支払いなし。

矯正歯科での検査結果

2020年11月18日(水)

一週間後に検査結果を聞きに矯正歯科へ。「頭部X線規格写真(セファログラム)」という顔の造形を数値で分析してくれる検査があるのですが、全容がこれです。写メをスキャンした上書き込みが汚くてすみません。

・上顎の位置は後退気味
・上顎の歯は前に出てる(下の歯に近づこうとするため)
・下顎の位置は正常範囲
・下顎の歯は前に出てる
・下顎が長い

結論:下顎前突、なお左右非対称は無し。矯正だけで噛み合わせを治すことは可能だけど顔まで良くしたいならやはり手術(抜歯は不要)。上顎の手術まではいらないと思うけど手術をする大学病院の先生の考えによるかな、とのこと。次は実際に手術を行う大学病院で検査を受けることになるのですが、私が手術を受ける意思が固いため、先述の検査費用については大学病院での検査後保険適用して再請求しますよ、と言ってくださいました。ラッキー。大学病院の予約は矯正歯科さんが取ってくださり、紹介状が後日自宅宛に郵送されてきました。

大学病院での検査・結果

2020年12月10日(木)

予約はわりとすぐ取れたので紹介状を持参でいざ。で、実は私この大学病院に勤めています。執刀する先生は知り合いではないけど、歯科にも顔馴染みの先生はいるのでちょっとドキドキでした(結局会わずにすんだけど)。勤め先で手術受けるの気まずいなら隣県の大学病院紹介するけど....と矯正歯科の先生に言われたんですが、まああんまり気にしないから良いですと断りました。ただカルテに「主訴:下顎の突出感」て書いてるのとか顎出てる写真載ってるのとか知り合いの先生に見られたらさすがに恥ずかしいな。

まずは予診室的なところで(たぶん歯学部の学生さんの)問診を受けて、歯科衛生士さん?に口の中見られて、レントゲンとか諸々検査受けて、その後口腔外科外来に通されました。実際に執刀してくださる先生と検査結果を踏まえてお話。基本的には矯正歯科でされた話と変わらず、手術に関する詳細な説明を受けたりしました。実際の全ての資料が画像です。


下顎の手術方式はSSROとIVROの二種類がありますが、どちらにするかまでは決まりませんでした。また上顎は、「ちょっと後退気味なので手術で前に出して時計回りに回転してもいいかもしれない。矯正の仕上がり具合による」とのことで、こちらもまだ決まらないかなぁといったところです。プレートについては上顎は吸収性、下顎(SSROの場合。IVROは元々プレートを使用しません)はチタン。やっぱり両顎の方が負担が大きく、下顎だけなら自己血貯血もいらないけど両顎の場合はICUに入るそうです。なお顎先が長いわけではないのでオトガイ形成は不要らしい。

※先生はいろいろ細かく説明してくださいましたが、私が忘れている部分もあり、全てを本記事で述べてはいません。今後の記事で言及することもありますが、コメントでご質問等いただけましたらお答えします。※

なおこの先生は手術実績も多くあり、審美的な部分についてもかなり重視してくださる方でした。前述の通り地方都市ゆえ選択肢はそもそもないんですが、安心してお任せできる先生でした。

あとラッキーなことに、私は生まれつき一本も親知らずがありません。よって抜歯も必要なく、「次にうちに来るのは、本当に手術直前になるね」と言われ、ああたぶんあっという間にその時が来るんだろうなと思いました。

検査結果は矯正歯科に送ってくださるとのことで、支払いをしてその日は終了。金額は4,850円(保険適応)。画像は診療明細です。検査の詳細もこちらをご覧ください。

大学病院での診察を終えた旨を矯正歯科に伝え、また次回はその検査結果を踏まえて相談ということになりました。



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