二重整形（埋没法）カウンセリング編

今回は二重整形（埋没法）カウンセリング編です。

～私の目と経緯の話～

生まれつき一重でした。
例によって二重マッサージとか、アイプチとか、メザイクとかの経験もあります。

大人になってからまつげ美容液のラッシュアディクトやケアプロストを使ったんですが、これ眼圧が下がるせいか、使い続けると奥二重になったんですよ。
使用をやめても左目はそのまま定着して、右目はごくたまに奥二重、普段は中心～目じりまで線が入ってて、ぐっと目に力を入れると平行二重になる。

で、これは全く別の話ですが、顎変形症によるルフォーSSRO後のオトガイ形成をするか否かを悩んでて、美容外科の先生に意見を聞いてみようとひらめいたんですね。
ただ地方都市（晴れの国県庁所在地）の院で骨切りなんぞやっておらず、カウンセリングの名目としては弱かったので、じゃあ前々からやろうと思っていた二重整形（埋没法）のこととあわせて相談しようかなと。ちょうどもう仕事辞めるし、ダウンタイムを考えても良いタイミングだし。
ということでカウンセリングの予約を取りました。

～SN美容外科でカウンセリング～

こちらは脱毛やボトックス、脂肪溶解注射などで利用したことがありました。
同じ内容でSG美容外科も利用したことがありましたが、二重整形の口コミがあんまりなくて（あくまでも私の居住地では）。

※先述のオトガイ形成については割愛します。

まずはカウンセラーさんとのお話です。
埋没法で、予算は～20万円くらいでと伝え、埋没法のバリエーションについて説明されます。

いろいろあるんですけど、勧められたのは「QCW」でした。

簡単に書いておくと、
・糸を瞼の裏で留める
→瞼の表側は傷跡もわからないからダウンタイムが短い
・線留めなこともあり取れにくい
・地方単位でも施術数の多い院長が執刀する。今日対応してくれるのもこの先生。他の術式なら他の先生がやる。再度のカウンセリングが必要。
※QCには「ダブル」ではなく「シングル」もあるが、この院では行っていないとのこと

一番の特徴は「ダウンタイムの短さ」でしょうか。
先述の通り退職するので仕事復帰は気にしなくて良いんですが、同居家族がいるので、整形したことがわからないに越したことはないんですよね。

糸が「表留め」で腫れ・内出血の目立つ写真と、「裏留め」でそれらが一切無い写真を並べられると、この術式が良いのかなあと思いました。
ちなみに約24万円で、まあ予算をオーバーしてはいるけどダウンタイムが短いことを踏まえると許容範囲かな・・・と。

おおよそ術式が決まって、次は執刀医の先生とご対面です。部屋に入って椅子に座って、先生はカルテを眺めています。
こっちに向き直ったかと思うと、手鏡を持たされて、「はい目閉じて」とブジー（二重の線を疑似的に作る細い針金みたいなやつ）を押し当てられ、「はい目開けて。このへん？」と聞かれます。

私、二重の細かい希望って無いんですよ。
先述の通り右目だけは中心～目じりまで線が入ってるので、もうその位置で良くて、可能なら平行、無理なら末広で。右目はそれに合わせる形で。

示された二重幅がそうだったかわからなかったので（カウンセラーさんに話したのでカルテに書いてはいるはず）、先生に再度そうお伝えし、またブジーを押し当てられます。

先生「このへんかな」
私「これだと広すぎますか？」
先生「そんなことないと思いますよ。まあ正式には手術前に決めますけどね」

あっこれもう話終わるわ、と思ったので、「平行は無理、末広にしておいた方が良いとかはありますか？」と聞いて「無いですよ、大丈夫です」と答えられて終わりました。

カウンセリングめっちゃ塩やん（笑）と思いましたね。
カウンセラーさんも「あの先生、すごく迅速なんですけどデザインとか技術とかがとても良いので・・・」とフォローを入れてました。

まあ、カウンセリングだけ来て実際に施術までいかない人の方が多いだろうし、カウンセリング時間が短いことに不満があったわけではないです。それこそ手術前にちゃんと話せばいいかな、っていう。

で、あれよあれよという間に医療ローンの契約とオペ日の予約、予約金（約1万4千円）の支払いまで済ませて帰りました。
私嫌なものは嫌と断れるタイプなので、流されてつい・・・ってわけではないです。キャンセルもできるってことだったし。あと時期が春休みの頃だから、予約はしとかないと混むかなと思って。

～やっとちゃんと調べる～

SN美容外科ではどんなプランがあるのか、それだけは把握した上でカウンセリングに行っていました。
でも埋没法に関する詳しいことはまだわかっていなかったんですね。

それでも自分の受けるプランが絞られたので、まずはそれをTwitterで検索します。そこでやっと「糸の裏留め」＝「結膜側結紮」という言葉を知ります。

そこからはもう芋づる式に、「瞼板法」「挙筋法」「点留め」「線留め」「ミュラー筋」「マイボーム腺」とかいう単語を吸収していきます。
ある方が「埋没をナメるな、これくらい説明できるようになってから埋没しろ」と仰っていましたが、今なら出来ます（笑）

「QCW」は、SN美容外科が今最も埋没法で推すプランなんでしょう。私、先生の指定もプランの希望も無しでカウンセリングの予約しましたから。

「結膜側結紮」についてはTwitterで紛糾していますが、リスク？や価格に納得の上で行うなら全然良いんじゃないでしょうか。

まあ私はそのデメリットや高価さにチキり、地方都市ゆえクリニックの選択肢がそもそも少ないけど、それでも他のところにカウンセリングに行かないとな～、と思いました。

～SMクリニックでカウンセリング～

こちらのクリニックの利用は初です。
SN美容外科でのカウンセリングを受けて、「もっと料金プランが単純なところが良いな」と思ったんです。なんというか、高価な施術プランがあると、結局はそっちを勧められそうというか・・・。

地方都市なので選択肢が少ないんですが、
・あまりに高価な施術プラン（30万円とか）があるところは除外
・個人院は除外（将来引っ越したら保証適応が面倒なため）
で、埋没の実績は結構あるようだったこちらにカウンセリングを予約。
何人か先生がいらっしゃいましたが、埋没法の実績が多い院長を指名しました。

看護師さんと簡単に話をして（こちらの院はカウンセラーさんはいません）、先生とご対面。

問診票に手術歴を書くところがあったんですけど、「ルフォーSSROしたんですか！」と、なんというか掴みが良くて（笑）
顎変形症で保険適応でやりました、と伝えると「保険適応は熱いですね（笑）美容でやると200万とかしますもんね～」と良いリアクションをいただきました。

で、二重の相談です。
また「右目に少し線が入ってるのでそこに沿う形で」とお願いして、ブジーで作っていただいたのは末広でした。
「平行より末広の方が良いですかね」と尋ねると「モチの良さで言うと安パイではあります」とのこと。

で、プランの説明なんですが、こちらの院は2点・4点・6点留めの選択肢があります。いずれも基本的には表留め・線留め・挙筋法です。

挙筋法って筋肉？に糸をひっかけるから、その負担とかどうなんですかねと聞いたところ、瞼板法でもその点はあまり変わらないとのことでした。あと痙攣とかのリスクはほぼ無いですよと。
まあ挙筋法の方が自然な二重の構造に近いと言うし、瞼板法の「瞼板が歪む」っていうのが個人的にはちょっと嫌だったので、別にOKです。

モチやデザイン性においてはやはり6点＞4点＞2点で、見積り出しますので価格も踏まえて検討ください、と看護師さんに引き継がれます。

先生とのカウンセリング時間こそやっぱり短いけど、オペ当日を迎えない限りたぶんそんなもんなんだろうし、SN美容外科よりは落ち着いてお話しできました（笑）

見積を出していただいたんですが、まあなんというか安く見えますね。結膜側結紮が高すぎるんだな。
埋没の相場って～15万円（これでも高め）とか言いますけど、4点留めで永久保証つけても約13万円、余裕で収まってます。

なお2点留めはあまり勧めないとのことでした。
4点留めはシンプルなダブルループなんですけど、6点留めは縫い方がちょっと複雑で、値段も20万円くらいになってくる。
ここなら4点留めかな～、と思いました。

ちなみに結膜側結紮の選択肢は消えたので、この日のうちにSN美容外科の予約をキャンセル、医療ローンを解約、予約金の返金をしてもらいました（笑）理由は「予約していた日にオペを受けられなくなって、しばらくは予定の見通しが立たないため」です（笑）
こちらにも表留めのプランはあるんですけど、今から変更してもらうのがちょっと心苦しかったのと、金額はやっぱり高かったので・・・（3点留めの永久保証で約19万円）。

話は戻り、こちらでも医療ローンを契約しようと思ったんですが身分証明書が無かったため後日出直します。
で、数日のうちに疑問に思ったことをいくつか尋ねました。

・モニターは顔のどの範囲まで掲載される？
→写真を撮るのは顔全体だが、実際に掲載されるのは目元～鼻くらいまで。
　モニター数が多いため、SMクリニックのHPに載る可能性は低いが、執刀医のSNSには載ると思う。
　術前・術中・術後、1週間後、1か月後に撮影を行う。

・医療ローンの年率は？
→13％くらい。そんなに低いわけでもない。

・クレカ払いの場合、施術内容の確定、予約金や全額の支払いはいつ？
→今日施術内容を確定、全額を支払い、オペ枠が確定する。
　オペ当日までは予約金の扱いで、7日前からキャンセル料が差し引かれる。

・4点希望だけど6点ともちょっと迷ってる
→点数を追加の場合は、当日差額を払えばOK。オペ時間はそんなに変わらないので。

以上です。
こちらの院は【2点・4点・6点留め】【1年保証・永久保証】【正規価格・モニター価格】【オプション】と全ての選択肢の金額が1枚の紙にまとめられていました。だからモニターについて言い出しやすかったんですよね。
とりあえず、目元くらいなら掲載されても良いかなと思ったので「4点留め・永久保証・モニター価格・オプションは一切なし」→約11万円でお願いすることになりました。

経過観察の途中で連絡がつかなくなったりして、モニター条件を満たさなくなると、ちょうど4点留めの1年保証が同一の価格なので、そっちに切り替わるらしいです。賢い。

モニター価格でなくとも、2～3月は埋没法が初めての人は1万円オフで約12万円の見積もりだったので大した差額があるわけじゃないんですが、モニターなら1週間後、1か月後も様子を見てもらえるので良いかなと思って。
（普通、いくら不安でもよっぽど異常が無いと見てもらいにくいじゃないですか。）

あと、こちらは「1年保証」と「永久保証」の二択で、永久保証が2万円ほど高いだけだったので永久保証にしました。もちろん、埋没法は一生に3回くらいが限度であることは説明がありました。曰く1年以内で取れてしまう人は少なくて、4点留めだと5年以内に取れる確率が15％だったかな・・・？つまりこの「永久」は「何度でも」ではなく「いつまででも」という意味です。まあ切開は怖いので、埋没が取れないことを祈るばかりです。

で、この金額なのでそこまで分割する必要も無くて。手持ちのクレカの年率の方が低かったので医療ローンは契約しませんでした。
よってクレカで支払いをして、オペ日時決定です。

アクセス可能な他の院も調べたんですけど（やっぱり個人院は除く）、施術の価格自体はもっと安くても、保証をつけるとかなり高くなったりしたので、もうこちらにお願いすると決意しました。