チムイべを1人で走り切った話【SideM】
この記事は、2019年1月に執筆し、Twitterにて画像で投稿した文章に加筆・修正を行ったものです。
画像引用元:Mobage版アイドルマスターSideM © BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
注意
これは1人でチームイベントを走る前提の話です。チームに所属する際は、必ずチームの皆さんの言うことを聞いて走りましょう。
チムイべの仕組みがなんとなくわかっている人向けです。チムイべのパネルミッションをこなせるくらいの知識があれば読めると思います。
アイテムの使用数があいまいです。
下記のものを略称で呼んでいます。
自己紹介
ひらめきと申します。アイドルマスターSideMのCafé Paradeのリーダー神谷幸広さんの担当をしています。
モバエムの神谷幸広の上位イベントは、初の上位イベントである「ちょっとひといき☆Coffee break」に始まり、「Happy Jester Parade」というイベントまで現役で走っていました。私はここで引退しまったので、神谷幸広のモバエム最後の上位イベントである「神戸絢爛歌謡祭」は走っていません。
プラチナトロフィーは全部で5個あります。今回の記事で書きますチムイベで1個、マラソンで2個、ライブで1個、ビンゴで1個です。(全て神谷幸広の上位イベントでのものです。)マラソンのうち1個は、Best Game2で1位を取ったときのものです。そちらに関しましても記事を書いているので、興味があればご覧ください。
今回1人で走った理由は、今までずっと1人チームでやってきたので、今更他のチームに入れてもらうのは気が引けたのと、自分の限界に挑戦してみたかったからです。今まで1人だったので、チムイベを走るのはこのときが初挑戦で初心者でした。
因みに、最初はチーム100位入賞を考えておらず個人10位のみを狙う予定でした。そのため、序盤の公演は適当に魅力を入れています。
走ったイベント
導きのワルキューレライブ (開催期間:2019年1月18日 17:00 ~ 1月24日 12:59)
ランキング報酬SR:神谷幸広(Café Parade)
ランキング報酬R:水嶋咲(Café Parade)
ポイント報酬R:握野英雄(FRAME)
限定ガシャSR:木村龍(FRAME)
限定ガシャR:信玄誠司(FRAME)
イベント成績
個人ランキング2位 2,934,897,200pt
チームランキング79位 1,700,630pt
お金の使用先
スタダ全部
Pエンパック全部
ラスパ全部
毎日1回だけ買える150円のPスキル3個パック×5つくらい
1,000円のPスキルパック×4つ
箱ガシャ(SR 龍くん×5、R 信玄さん×20)
アイテムの変動数・使用数
※買ったパックにアイテムがいくつ入っていたかを記録するのを忘れたため、数が曖昧になっています。
※使用したバーはミニバー換算だと5,718個+αです。限バーが体感で3分の1くらい戻ってきていたので、おみやの分と合わせて約8,000個は使っているのではないかと思います。
※ポイント報酬や雑誌で手に入る分は誤差なので入れていません。
使用したデッキ
特効SR+龍くん ×2 特効SR 龍くん ×1 特効R+ 信玄さん ×7
発揮値は大体310万~420万くらいです。
ハイパーのボルテージが3,347,960なので、フルパンで壊れるときと壊れないときがありました。体感ですが大体4回に1回くらいは失敗していた気がします。
龍くんがあともう1人いればハイパー1確で壊せたのかもしれません。
戦法(ライブ編)
「ただひたすらハイパーを回してライブを潰す」
公演中はスペシャル営業が可能ですが、私はずっとハイパーを回していました。
スペシャル営業のライブとハイパーのライブを比較すると以下のような感じです。
獲得できる魅力の量を考えるとスペシャルの方が良いように見えるのですが、私は下記の理由でスペシャルを回さずにハイパーを回していました。
・ハイパーの方がゼリー効率が良い
・ハイパーの方が限バーが戻ってくる量が多い
・ハイパーをフルパンで壊せるので獲得ポイントが1回につき12.000pt多い
※スペシャルとハイパーはボルテージが違いますが、フルパンをすると100ptボーナスがつくので、どちらもフルパンで壊すことになります。壊すスピードが同じであれば使用するバーの量も獲得ポイントが多い方が得ということになります。
・スペシャルに比べてハイパーの方がライブ発生率が高いような気がする
※体感です。スペシャルはハイパーの2倍魅力が手に入りますが、スペシャルのライブが1回発生する時間でハイパーのライブが2回発生すれば手に入る魅力の数はほぼ一緒なので、ライブをたくさん叩ける方を優先しました。スペシャルライブ1回の時間でハイパーライブ3回叩けるような気がしたので…
☆大事なこと☆
①デッキの強さ
デッキが強いと単純にライブを壊すスピードが速くなるため、ポイントと魅力を稼ぐスピードが上がります。一人だと人より多くの魅力を入手する必要があり、且つ稼げる時間は限られているので、速さが非常に重要になります。公演時間外も魅力を集めるために走らなければ他のチームに太刀打ちできないため、ハイパーライブを壊すスピードが勝負の分かれ目になります。少なくともハイパーライブをフルパン×2で壊せないときついと思います。
また、フルパン発揮値200万を超えるとポイントボーナスが増えるので、デッキは最低でも安定して発揮値200万を超えるくらいを目安に強くした方が良いかと思います。200万ボーナスの下は140万ボーナスだったはずなので、個人1000位狙いなら安定して140万以上出せるデッキで充分だと思います。スペシャルもフルパンで壊せるので美味しいです。
因みにハイパーライブをフルパンで壊せないようなら公演時間はスペシャルライブを回す選択肢もあると思います。ポイントと魅力の入手速度がスペシャルの方が速いと思います。ゼリー効率はとても悪いのでそこは諦めるしかないですね…
②アイテムの量
アイテムが無いと話になりません。あればあるだけ良いです。ゼリーよりバーの方が減るのでバーを多めに用意しましょう。
ライプロと違ってフルバーもフルゼリーもちゃんと活躍できます。
③魅力>ポイント
これは1人チームだからですが、ポイントより魅力を優先させた方が良いと思いました。魅力を集めるためにたくさん走ればポイントは自然について来るので、気付いたら上位にいます。
戦法(チーム公演編)
まず、1人でチムイベを走る上での良いところと悪いところをまとめました。
以上を踏まえた上で考えた重要な点が以下の2点です。
①効率良く魅力を投入する
②最終ボーダーを意識してそこから逆算してどのくらいスコアが必要か考える
まずは①の効率の話から
1人で魅力を入れた際のスコアは以下の通りです。
魅力を入れれば入れるほどスコアが伸び悩みます。
一番スコア効率が良いのは全面100ずつ入れたときです。
しかし、チーム公演にはランクというものがあるので、公演のスコアが低いと上のランクに入れません。勿論Aランクがチーム・個人共に最も有利になるので、Aランクは維持したいところです。全面100ずつ入れたときはスコアが29,580+順位ボーナス分しかないのでAランクにはほぼ入れないと思われます。
つまり、全面100の次に効率の良い全面300で如何に戦うかがポイントになります。Aランク公演・全面300・3位以下でスコア51,030になるので、ここがAランクに入れるぎりぎりのラインではないかと思います。
※ランクは相対的なスコアで決まると思われるので、ある一定以上のスコアを守っていれば必ずAランクに入れるというわけではありません。序盤は少ないスコアでもAランクに入れますし、逆に終盤は高いスコアを出さないとAランクには入れません。(偉そうなことを言っていますが私は2回もBランクに落ちました)
また、公演のマッチング相手は前回公演のスコアで決まるので、全面300程度の低いスコアで公演を終えると次の公演で比較的チーム順位の低いチームと当たる確率が上がります。それを利用して1位を取りたい公演の前にスコアを落とし、逆に高いスコアで1位を取った後の公演は絶対に勝てない前提で予定を立てていると精神的にも楽です。
次に②のスコア計算について
例えば下記のような感じでざっくり予定を立てます。
この例は7日イベで最終160万稼ぐと想定したものです。丁度今回のボーダー+5万くらいのものになります。
(上の表は今回の説明用に考えたもので、実際にこの表の通りに戦った訳ではありません。実際、私は序盤は適当にやっていたので、3日目夜くらいからようやくスコア計算を始めました。)
1人だとスコアにブレが発生しないので、この表の通りにやれば間違いなく160万稼げます。パック全買いであれば実際にはPスキルの力でもう+10万くらいはいけるかと思います。但し160万でチーム100位に入れるとは限らないので、毎日ボーダーを見て逐一目標値を修正しながら戦うことが必要です。
予定表を作ったはいいが、この通りにいかないことの方がほとんどだと思います。1位がとれなかったり魅力が集まり切らなかったり…
しかし、逆にちょっと魅力の投入量を増やせば1位を取れるチャンスも巡ってきます。そういうときは無理をしない範囲で増やして1位を取りましょう。増やす時は必ず①の表単位で増やします。1個でも少ないとスコアが全然違いますし、1個多いところでスコアは伸びません。数を増やすと魅力1個あたりのスコア効率は下がりますが、減った魅力はまた集めれば良いのでチャンスは逃さない方が結果的に余裕が出ました。
◎魅力2,500個の理由
②の予定表では、基本300~500個なのにいきなり2,500個入れる公演が出てきます。
これは単純にどこかで勝負をかけてスコアを一気に稼ぐ必要があるからです。
2,500という数字の理由は以下3点です。
・①の表を見るとわかりますが、2,000個と1個あたりのスコア効率がほぼ変わらないのに23,300もスコアが多い
・スコア10万オーバーだと1位を取れるチャンスが多い
・500個増やして3,000個にしてもほぼ意味がない
この予定表の最大の問題は「果たしてこんなに魅力が稼げるのか」だと思います。上の表は1種類につき15,000個×12種類で180,000個必要な計算です。全てハイパーで集めるとして180,000÷36=5,000回ライブを叩ければ集まります。1分で2回ライブが叩ければ約41時間で集まる計算になります。7日イベなら全部で140時間あるので全イベント時間のうち3分の1程度張り付ければいけます。
3分の1なので毎日8時間と考えると社会人には非常に厳しい戦いに見えますが、週休2日あれば休みのうちに稼げるので平日は1日4~5時間程度でもいけるかと考えられます。
実際は、デッキが完成するまでは稼ぐのに時間がかかったり、魅力が均等に集まらなかったり、公演を叩く時間があったりするのでもう少し時間が要ります。また、一番重要なのが、上記の計算は魅力の総数で計算をしましたが、実際は「〇日目の第〇公演までに〇個必要」の繰り返しとなるので、これが結構ギリギリで厳しいです。第2公演と第3公演は1時間しかあかないので第2公演が始まる前の時点でその日の第2公演と第3公演で使う魅力が集まりきっているのが理想です。
因みに個人順位のポイント数ですが、上で書いたデッキで走ると大体2時間で約1億稼げるので、41時間走ると20.5億稼げます。7日イベなら物凄く高いボーダーにならない限りこれだけでたぶん10位入れます。
Pスキルについて
Pスキルの使いどころは正直とても悩ましいです。
Pスキルは、魅力+40個の効果と個人ポイント増加の効果があるので、使うときにどっちを優先するかを考える必要があると思います。
個人的にはPスキルは個人ポイントを増やしたいタイミングで使うのが望ましいと思います。というのもPスキルは魅力発揮数は増えますが、ヨコ列・タテ列・全面のボーナスが付かないのでスコアが伸びずあまりアテにできないからです。Pスキルの個数を踏まえた上でスコア調整できたら強いと思います。私はそこまでできなかったので適当に入れています。
個人ポイント優先で考えると確実に1位を取れる公演で使わなくてはなりません。ちゃんと確認していませんが、1位のときと2位のときでは同じ数Pスキルを使っていても獲得ポイントが違う気がしました。(未確認です。間違っていたら教えてください)
今回の私のPスキルの使い方ですが、スタダ分は適当に勢いで使いました。2位でした。Pエンパックとラスパ分は流石にちゃんと考えて使おうと思って、これ賭けでラスパ発売直後の昼公演で使いました。終盤に差し掛かる前にチームスコアの関係で勝負をかけておきたかったのと、最終公演で使ったら1人では公演1位を取れない気がしたからです。最終公演は只でさえ全魅力投入でスコアが伸びるのに更にプラスしてみんなPスキル使うのでソロでは勝ち目がありません。
だから、最終公演で入れたPスキルは16個でした。半分くらいパネミ分です。因みに事前に考えていた予定の上でも最終公演は3位以下でもチーム100位に入れる計算になっていました。1人で走るチムイベって30人で走るチムイベと全然違うゲームだから、最終日にPスキルを撃ってこないっていう発想が個人上位陣には無かったかもしれません。因みにBランクに落ちた2回のうちの1回は最終公演だったのでPスキルを先に使っておいて正解でした。結果論ですが…
魅力の投入方法
最後に公演時の戦略について
これはごく一般的な戦略と一緒です。公演終了時間ギリギリに入れるだけです。1人だと周りと投入のタイミングを揃える必要が無いのが強みだと思います。公演終了20秒前まで敢えて魅力投入量0にして不在かのように見せかけたりもしていました。ロード失敗したら魅力投入量ゼロで公演終了するのでハイリスクで1人じゃないとできないです。
総括
結局、私は7日間で約64.5時間もイベントに張り付いていました。初日のガシャと公演時間も含めているので実際はもう少し短いかもしれません。それでも60時間くらいは走っていたと思います。2時間で1億稼げるとすると60時間あれば大体30億くらいになるのでほぼほぼ合っていると思います。
また、1人で個人10位を取るよりも1人でチーム100位を取る方が難易度が高いと感じました。1人でチェンジ後称号が欲しいなら個人1000位・チーム100位で2枚よりも個人10位で2枚貰った方が楽だと思います。プラチナトロフィーもついてくるのでお得感があります。
こんな長い文章誰が読むのかと思いながら、当時書いたものですが読み物として楽しんでいただけたなら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!