【モンハン】レイギエナが好きすぎる話
モンハンシリーズがまもなく20周年の節目を迎えようとしている。
Twitter(現X)の20周年公式アカウントではモンスター人気投票が始まるなどして、一層盛り上がりを見せている。
タイトル通り、これはレイギエナが好きすぎてどうしようもないいちハンターが書いた拙作である。
内容も、レイギエナの好きなところを並べたとか、レイギエナの生態について解説するとかそういうものではない。ただただ「レイギエナが好きすぎたのでああしてこうしてこんなこともした」と振り返っているだけである。
なんか並ハンが暑苦しく語ってんなァ〜〜くらいの気持ちで軽く受け流していただきたい。
※注意:12,000文字以上あります。
ハンター自己紹介
まずは私自身のことを書いておこうと思う。
少し長いので、スルーしたい方は目次から「本題:レイギエナが好きすぎる話」に飛んでください。
■ハンター歴:4〜5年ほど。ただしそのうち実際にプレイしたのは2〜3年ほどだろうか。
アイスボーンが発売されて少し経った頃のこと。私がPS4とデスストを買って遊んでいたところに、「アイスボーン買った、モンハンめっちゃ楽しい」という趣旨のフォロワーAの呟きが流れてきた。そのフォロワーAがあまりにもモンハンにのめりこんで毎日遊んでいるようだったから、私も彼女と遊びたいという理由でモンハンを購入した。
ここから1600時間も遊ぶことになるとは、この時の私はまだ知らない。
■遊んだことのあるタイトル:
・モンスターハンターワールド:アイスボーン
・モンスターハンターストーリーズ2
・モンスターハンターライズ
・モンスターハンターNow
・その他、XXやライダーズを少しだけ
■使う武器:
主に操虫棍とスラアク。操虫棍率がかなり高い。
小学校からの友人Bが、中学の頃にちらっと見せてくれたモンハンの画面の中で操虫棍を使っていた。友人Bは「操虫棍はいいぞ」と言っていた。当時はソーチューコンなんて、どんな形でどう使う武器なのか全く想像もできなかったし、そもそもモンハンがどんなゲームなのかすらほとんど知らなかった。
いざW:IBを買った際、ワールドのメインストーリーでは「扱いやすいし撃ってりゃしぬし」という安易な理由でライトボウガンを担いでいた。そこからセリエナに渡りアイスボーンの物語が始まったとき、ふと「武器変えたいな」という気持ちが目覚め、友人Bの「操虫棍はいいぞ」という言葉を思い出した。ヨシ、モンハンと出会えたのはある意味友人Bのおかげでもあるし、せっかくだから担いでみよう。そうして私は操虫棍沼に落ちた。
アイスボーンをプレイしてしばらく経つと、こんどは高校の友人Cや冒頭の「モンハンめっちゃ楽しい」発言のフォロワーAを含め、さまざまなかたがたとモンハンで遊ぶようになった。友人Cはスラアクを中心にさまざまな武器種を使っていた。
重そうでデッカくて爆発もするスラアクをぶんぶん振り回す友人Cがすごくカッコよかったので、「あれいいな」と私もスラアクを担いでみた。そうして私はスラアク沼に落ちた。
世の中には全武器種を器用に使いこなす猛者もいるようだが、私はこれ以上使用武器種を増やすと、メインの操虫棍・スラアクさえ疎かになってしまうような気がして……あと単純にこのふたつが好きすぎて他の武器を担ぎたくなかったので、これ以上手を出すのはやめた。
■推しモンスター:
レイギエナと凍て刺すレイギエナは言わずもがな。
基本、新大陸勢(ここではワールド:アイスボーンで会えるモンスターを指す)が好きなので、他に好きなモンスターというと
・マム・タロト
・ヴァルハザク
・ネロミェール
・トビカガチ、トビカガチ亜種
・バゼルギウス、紅蓮バゼル
・ブラキディオス、臨界ブラキ
・ディノバルド、ディノバルド亜種
・オドガロン、オドガロン亜種
などが挙げられる。
しかし正直なところ私は新大陸箱推しなので、W:IBに出てきてくれたモンスターならば全員大好きである。
■好きなフィールド:
陸珊瑚の台地。もちろん。
導きの地では陸珊瑚地帯のレベルを真っ先に7にした。した、というか、レイギエナばかり狩っていたら上がっちゃった、と言ったほうが正しいかもしれない。
■見た目:
本題:レイギエナが好きすぎる話
さて、長々と自己紹介をさせていただいたが、そろそろ本題に移ろうと思う。
私はレイギエナが大好きである。
なんのためにモンハンをやっているのかと聞かれればレイギエナのためにモンハンをやっているんだと思う。レイギエナがいなければ成り立たない、それが私のハンターライフである。
レイギエナ、嗚呼レイギエナ、レイギエナ
いつから好きだったのかも覚えていない
私はいつからレイギエナを推していたのだろうか。
少なくともゼノ・ジーヴァを倒すまでの間、ここまでレイギエナのことを意識したことはなかった。
アイスボーンに入ってからだろうか、アイスボーンのメインストーリーをクリアしてからだろうか……いつからレイギエナレイギエナと騒いでいたのか、もはや覚えていないのだ。それほど、レイギエナが身体に染み付いてしまっている。
レイギエナの好きなところ:全部
・まず鳴き声。陸珊瑚の台地の隅々まで届くあの甲高い咆哮が、実に心地良い。
・次に見た目。青とクリーム色を中心としたいかにも冷たそうな配色、ぴょこぴょこ動く頭の翼膜(私はこれを勝手に触角と呼んでいる)、背中の模様、鋭くもクリッとした目元、スリムなおみ足、肉食飛竜らしくズラリと並んだ牙。翼膜をめいっぱい開いて飛翔する姿も美しい。
・いびきが小さい。寝姿が可愛い。
・比較的体重が軽いからなのだろう、地面に降り立ったときの「サッサッ」という足音が可愛い。
・「レイギエナ」という文字列もいい。冷たさを感じるら行エ段「レ」に始まり、ワンクッションの「イ」を挟んでから、濁点つきのイ段「ギ」で攻撃性や鋭さを演出。次の「エ」は最後の「ナ」と合わさり「エナ」になることによって、どこか女性らしい美しさ、繊細さ、華やかささえも感じられる。美しくて恐ろしいモンスターであることが名前からも感じとれる。
(無論、名前の元となる単語をなんらかの言語から引っ張ってきて組み合わせた説もあるが、私は単純に音の響きとしてレイギエナという単語が好きなのである)
・クエスト名もお洒落で大好き。奏鳴曲、ドゥエート、舞踏会など、音楽や踊りの要素がたくさん入っているあたり、依頼主たちのセンスに脱帽せざるを得ない。
・武器・防具の造形も素晴らしい。
・陸珊瑚の台地の“主”であるという点がどうしようもなく好き。強者がひしめき合い、命のエネルギーが溢れる陸珊瑚の台地において、レイギエナは間違いなく強者として君臨している。
しかも陸珊瑚だけではなく、渡りの凍て地では凍て刺すレイギエナがこれまた猛威を奮っている。導きの地でも、凍て刺すレイギエナの破壊力がとんでもないという検証動画をどこかで見て興奮した記憶がある。
アアカッコイイ。強いものはかっこいい。
・オドガロンとの関係性も大好き。新作でレイギエナが出ることになったらぜひオドガロンも出してあげてほしい。彼らにはずっと因縁のライバルであってほしい。
・語り尽くせないのでそろそろ止めておくが、細かい推しポイントはまだまだある。私はとにかくレイギエナがすきだ。
頭を部位破壊せずに捕獲できたのが嬉しくて小一時間眺めていた
ある日の狩りで、レイギエナの頭が綺麗な状態のまま(部位破壊されないまま)捕獲されていたことに拠点で気づいたとき、私は感動に打ち震えた。
頭はモンスターにとって弱点になりやすいため、多くのハンターがよく頭を狙う。ゆえに、真っ先に頭が部位破壊されるという場面も珍しくないだろう。レイギエナの場合、部位破壊によって翼膜が大きく破損し、いわゆる「触角」がポッキリ折れてしまって大変痛ましいのである。
だからこのとき、拠点でレイギエナの頭部をじっくりと眺められるというのは非常に幸せなひとときであった。「部位破壊なしで捕獲しよう」と意識したわけでもなく、偶然の産物だったので、なんだかほくほくとした達成感があった。
3期団の学者たちも「観察しがいがある」と喜んでくれたに違いない。
変なコンセプトのマイハウスを作った
アイスボーンでは2階建ての大きな自室をもつことができる。家具の配置こそ変えられないが、テーブルの形やカーテンの色、棚に置く小物など細かい部分をカスタマイズすることが可能だ。
ある日私が作り上げたのは、ずばり『レイギエナがいつ来てもいいように』というコンセプトのマイハウスであった。別名、深夜テンションの謎ハウスともいう。
まずカーテンや壁紙、ソファなどあらゆる家具を青・銀・白を中心とした寒色に統一。
環境生物にもこだわり、ユラユラクイーン、タキシードサンゴドリ、キッチョウヤンマなど陸珊瑚で捕まえた生き物たちを配置した。2階に放したブルーディーヴァもすべて陸珊瑚で出会った個体である。
飾り台にもギエナ装備を配置し、隣にはレイギエナのフィギュアも置いた。
棚に置く小物やその他の細かな装飾も、なるべく陸珊瑚や凍て地に関連したものを選んだ。
すべてはレイギエナのために。
作った当初は『レイギエナがいつ(ここに)来てもいいように』という謎コンセプトを設定していたが、『ここに住む自キャラがいつでもレイギエナを感じられる』、つまり『レイギエナに浸れる』ような部屋であると言っても、過言ではないかもしれない。※画像が残っておらず、どんな部屋かお伝えできないのが心苦しい。すみません。追記:画像ありました!!修正しました!!!
リザルト画面でレイギエナとツーショ
貴方はゲーム内で写真(スクリーンショット)を撮る際、どのようにして撮るだろうか。
おそらく、ゲームプレイ画面をそのまま撮るか、ビューモードにしてから撮るという場合が多いだろう。
では貴方はリザルト画面に拘ったことはあるだろうか。ここでいうリザルト画面とは、クエストクリア後、報酬やクリアタイム等の画面の背景に表示されている画像を指す。クエストクリアの瞬間が自動的に切り抜かれて表示されるアレだ。
「リザルト画面に拘る」とは、↓
こういうことである。
リザルト画面はビューモードと違い、自分で細かく位置やタイミングを調整することはできない。しかも1クエストで1回しか撮れないという制限付き。ある意味「運ゲー」だ。
だからこそ、上手く撮れたときの感動も大きい。「レイギエナになりたい」「真上からレイギエナを眺めたい」「レイギエナとツーショを撮りたい」……これはそんな願望を詰め込んだ渾身の一枚で、私のお気に入りである。
なお上図の写真の場合、私は
①レイギエナを瀕死にして寝床で休ませる
②捕獲用麻酔玉を仕込み、噴出孔の近くに罠を設置
③滑空の装衣を着る
④石ころでレイギエナを起こす
⑤レイギエナがこちらに向かってくるのに合わせて飛ぶ
という感じの流れで撮影した。言わずもがな⑤が最も難しかった。
難しかったので、↓
こんなバージョンも撮った。噴出孔で飛ぶ必要のない、凍て地バージョンの写真だ。
(ハンターの目線やオトモの位置がおかしいのでボツ)
同時捕獲というロマン
「あっ!レイギエナと凍てギエナが並んで寝ているよ!かわいいね!」
通常個体と特殊個体のレイギエナが2頭並んで寝ているという非常に尊い瞬間だ。かわいい。
「これずっと見てたい……」と貴方も思ったことだろう。
というわけで↓
同時捕獲した。
同時捕獲とは文字通り、2頭以上のモンスターを(ほぼ)同時に捕獲することである。上の写真では、フリークエスト「舞踏家たちのドゥエート」で登場するレイギエナと凍て刺すレイギエナを同時捕獲している。
やり方は『残HPに差が出ないよう平等に削り、罠をふたつ使って同じ場所で捕獲する』だけ。
これだけ見れば簡単そうだが、モンスター同士攻撃し合ってしまう・同じエリアに長時間滞在してくれない・瀕死時の寝床が違うなど意外と障害も多い。
しかしレイギエナ&凍てギエナは、互いの攻撃は無効だし、ずっと同じエリアにいるし、寝床も同じである。レイギエナと凍て刺すレイギエナの仲がいいからこそ、同時捕獲がいとも簡単に成立するのである。
なお同時捕獲は導きの地でも可能である。
ギエナ派生がなくともギエナ操虫棍は存在する
私は操虫棍が好きだ。
しかし操虫棍には、いわゆる「ギエナ派生」が存在しない。
2期団の親方も、レイギエナの素材を操虫棍に活かすにはどうしたらいいものかと日夜頭を悩ませているのだろう。今後の実装を信じてじっくり待ちたいものだ。
さて、では「レイギエナの操虫棍」がまったくないのかといえば、そうではない。
考え方である。
今すぐお手持ちの端末で「フロストブレード」あるいは「フリーズゲイル」と検索してほしい。そして、必要素材欄をよく見てほしいのだ。
風漂竜の鱗、風漂竜の翼膜、風漂竜の尖爪などなど……レイギエナの素材をふんだんに使用していることが分かる。つまりフロストブレードやフリーズゲイルは実質ギエナ棍なのである。
ここで、先ほどリザルト画面の話をしたときに出した画像をもう一度見てみよう。
この画像を撮ったとき、私には「リザルト画面に拘る」以外にも「全身ギエナ装備でレイギエナに会う」という目的があった。
重ね着で妥協せず、全身ギエナ防具とギエナ武器で揃えて、きっちり正装で会いに行くと決めたのだが、「そういえば操虫棍、ギエナ派生がない……」と気づいてしまったのだ。
一番好きな武器に一番好きなモンスターの派生がない、こんなに悲しいことがあっていいものか。
しかし私は考え方を変えた。ギエナ素材をこんなに使ってるならこれは実質ギエナ棍だ。誰が何と言おうと、ギエナ好きの私が自分でそう言って納得しているのだからこれはギエナ棍なのである。
(……という具合に自己暗示をかけている。いつかギエナ派生の操虫棍が出ますようにとの願いを込めて……)
レイギエナ集会
私がレイギエナ好きであることは、SNSのフォロワーをはじめとした、モンハン好きの友人たちの間にも浸透している(と思っている)。
私たちはいつも、お開きの直前に、誰かのマイハウスや集会エリアなどに集まって集合写真を撮るのが恒例になっていた。ある日の狩りではたまたま私のマイハウスに集まることになり、各々写真撮影用の装備を選んでいたのだが……
なんだこれは。
気がついたら全員仲良くギエナ装備に身を包んでいた。
もしかしたら、誰かが「せっかく○○(当時の私のTwitterアカウント名)ちゃんの部屋で撮るんだからギエナで統一しようよ」と言ってくれたのかもしれない。たぶん、何かの記念日とか、特別なことがあったとか、そういうことではなかったはずだ。
私がレイギエナ好きだと覚えてくれていること。なんでもない日にレイギエナを話題に出してくれること。大人数にもかかわらず皆がレイギエナ併せにノッてくれたこと。この写真を見るたびに幸せな気持ちになれる。
私はこの場を借りて友人たちに大きな感謝を申し上げたい。あのときあの写真を撮ってくれてありがとう!!
ギルドカードの称号もレイギエナ
さて、ここまでで既に6000字を超えてしまっているため、この辺りから少しペースアップしていこうと思う。
まずはこちら。
ギルドカードの称号欄は、レイギエナを20頭狩猟し「レイギエナ」の称号を入手して「親愛なるレイギエナ」に変えてから、以降一度も変更していない。
オトモの装備もレイギエナ
強敵相手に挑むときはオトモもそれなりに強くしたいので、どうしてもミラボレアスの装備にしがちなのだが、
このように、ギルドカード用の写真を設定するときには、オトモにもレイギエナまたは凍てギエナの装備を着せるようにしている。
ファンアート
私も絵描きのはしくれであるので、レイギエナのファンアートも描いた。
「3分で読めるノベル企画」というハッシュタグにも僭越ながら参加させていただき、ちょっとした小話を投稿した。案の定レイギエナが登場している(名前のみではあるが)。
モンハン関連の創作物を書く際、レイギエナを登場させないと落ち着かない病気にかかっている気がする。
ハンティングダイブを喰らい続けるだけの動画を作った
ハンティングダイブとは、凍て刺すレイギエナにのみ与えられた固有モーション、言わば必殺技である。
そして私がレイギエナの技の中で最も好きな技である。
レイギエナに攻撃してもらえるのはもはやファンサ。私のようなレイギエナ推しからすればこの上ないご褒美である。
レイギエナが私という人間を視界に捉え、強敵と認識し、わざわざ大技を使って本気で倒しにきている。私にできることといえば、そんなレイギエナにこちらも全力で対抗するか、あるいは両腕を広げて体いっぱいにハンティングダイブを受け止めるかの2択しかないのだ。
氷やられはご褒美
氷やられは厄介だ。操虫棍使いにとって、スタミナ管理が難しくなる氷やられはもはや致命傷である。
よって、氷やられを防ぐため、ひいてはレイギエナの攻撃によるダメージを抑えるために氷耐性を上げるというのは、至極真っ当な判断といえる。
ではここでEXブリーナα防具を着てみよう。胴がおすすめだ。重ね着でも構わない。それ以外の防具は氷耐性が低くなるよう調整しよう。
この状態でレイギエナから氷属性の攻撃を受け、氷やられになると、なんということでしょう——まるで防具から氷の翼が生えたような美しい見た目に変わるのだ。
※実際の画像が用意できず申し訳ないが、是非貴方の目で確かめていただきたい。
ストーリーズ2を買うことに決めた理由がメンヘラ
アイスボーンを楽しんでいた私にとって、モンスターハンターストーリーズ2の登場はいろんな意味で衝撃であった。
レイギエナのタマゴを入手し、孵化させ、名前をつけて、いろんな技を覚えさせて、自分の手でレイギエナを育てて、その育てたレイギエナとともに旅をするのだ。レイギエナに乗って空を飛ぶことだってもちろんできる。そんな夢のようなゲーム、私は最初は買わない予定だった。
だって私はハンターなのだ。新大陸の推薦組なのだ。レイギエナに乗りたい気持ちも、レイギエナと仲良くなりたい気持ちも少なからずあったが、しかし私はハンターだったのだ。
今まで散々レイギエナを倒してきたし、きっとこれからも私はレイギエナを倒す側なのだ。レイギエナと私はいのちの奪い合いをする相手なのだ。実際ライダーという職業を飲み込むまでにかなりの時間を要した。
悩みに悩んで結局購入したのだが、購入するに至った最終的な決め手は『私の知らないレイギエナが存在するのが嫌』というメンヘラすぎる理由であった。そしていざプレイしてみると、購入する前に抱いていたモヤモヤした感情はすべて杞憂だったことがわかった。
あえてアイスボーンのマイキャラとは見た目をがらりと変え、名前も変え、MHST2のライダーとアイスボーンのハンターは全くの別人として扱うことにした。
すると、あちらではレイギエナを狩り、こちらではレイギエナを育てるという、いわば「演じ分け」のようなものができるようになった。おかげで私はアイスボーンもストーリーズ2も楽しむことができた。
雪山で手に入れたタマゴを孵し、レイギエナをオトモンにしてから、私はラスボスを倒すまでずっと同じ「リズ」という名のレイギエナと旅をした。
ゲームを起動すれば常にレイギエナが出迎えてくれる。レイギエナと一緒になんだってできる。モンスターハンターストーリーズ2は最高のゲームだった。
ストーリーズ2人気投票
MHST2ではモンスターの人気投票がおこなわれたことがある。言わずもがな私はレイギエナに投票した。
投票するにあたりこんな画像も作った。
結果はこちら。
上位層はやはり、パッケージを飾ったメインモンスターやその亜種、二つ名個体などなど、誰もが納得する有名&人気モンスターたちがずらりと並んでいる。
しかし、我らがレイギエナはなんと19位。ラギアクルスを抜いてトップ20入りしたのである。
思い返してみれば、ストーリーズ2ではNPCや凶光化ギエナなどの存在により、プレイヤーがレイギエナに触れる機会が比較的多かった気がする。だから、『レイギエナに興味がなかった、あるいはそもそも知らなかったが、ストーリーズ2をきっかけにレイギエナを好きになった』というプレイヤーももしかしたら一定数いるかもしれない。
だとしてもこの順位はなかなか取れるものではない。本当に嬉しい。レイギエナ好きでよかった。
ライズにはレイギエナがいないと聞いたので連れてきた
去る2021年3月26日、モンハンファン待望の新作・モンスターハンターライズが発売された。
私も一応買った。アイスボーンを相当やりこんだので、いちモンハンファンとして新作を買わずにはいられないという気持ちがあった。
しかし、モチベーションを保って長く続けられるかどうかは些か不安でもあった。なぜならレイギエナがいないからだ。
ということで、↓
連れてきた。
正確に言うと、レイギエナのような色の、「レイギエナ」という名前のオトモガルクを雇用した。
これでずーっとレイギエナといっしょ。
幻覚をみた
私「え、レイギエナ!!?」
※ただの鉱石だった
診断メーカーを作った
レイギエナが好きすぎてクソ診断を作った。詳細は割愛。
無人島でもレイギエナ推しをアピール
「あつまれ どうぶつの森」というゲームを買って遊んでいたときのことだった。
無人島を開拓し、橋をかけ、どうぶつたちとコミュニケーションをとり、家具をステキな感じに配置し、化石を掘って推し恐竜をうっとり眺め、青いバラをつくるなどもして……私ははたと気がついた。
ここにはレイギエナがいない。
というわけで、こうした。↓
これを砂浜の地面に貼ると、なかなか爽やかで可愛らしいのである。冬は雪の地面に貼るのも楽しい。これで、私は無人島にいながらもレイギエナの存在を感じることができるようになった。
そしてこのマイデザインのドットをポチポチと打ちながら、私は改めてレイギエナのモンスターアイコンの美しさ・可愛らしさに惚れ惚れした。大きく広げた翼がまるで花のよう。ああ、なんて綺麗なアイコンなんだろうか。
Now、レイギエナいるじゃん!
ついに出た、モンハン版位置情報ゲーム「モンスターハンターNow」。主にW:IBで登場したモンスターたちが、こちらのゲームにも多く登場している。
つまりはこの子もいるわけだ。
ありがとうモンハンナウ!!
私は残念ながらまだストーリーがあまり進んでおらず、ストーリー中でレイギエナに会うことは叶っていない。そんな私にピッタリの、レイギエナの出現率がアップするイベントが先日開催された。イベントのおかげで、私は無事にレイギエナの姿を拝むことができたのだった。
ARモードを起動して出現させたレイギエナは、思っていたより何倍も大きかった。討伐こそできなかったが、あのとき確かに、私の目の前にレイギエナがいた。
モンスターハンターシリーズ20周年記念 モンスター総選挙
さて、この記事の冒頭で紹介した、シリーズ20周年記念の人気投票についてだが、私が誰に投票したのかはもはや説明するまでもないだろう。
ぬいぐるみ再販だってよ
なんと、モンハンNowの影響で、2018年に販売されたぬいぐるみが復刻したそうだ。
私はアイスボーンに本格的にハマり始めた時期が若干遅かったため、その頃にはW:IB関連のグッズの多くが完売・販売終了となっていた。
レイギエナ好きを自覚し始めた頃にはすでにレイギエナの公式グッズがほとんどなくなっていたから、私は手元にレイギエナのグッズをひとつも持っていないのだ。
そんな中でこの朗報。すぐ買った。私はグッズを手あたり次第買い集めるようなオタクではないため、グッズを買うときはいつも熟考するのだが、今回ばかりは自分でも驚くほどの即決だった。
発送予定が約半年後ということでしばらく間は空いてしまうが、半年待てば我が家にレイギエナが来るのだと思うと今から待ちきれない。
『レイギエナがいつ来てもいいように』という謎コンセプトで作ったマイハウスの伏線が、まさかこんな形で回収されるとは思ってもみなかった。
おまけ:撮影のコツ
ゲーム内でレイギエナを撮り続けて見つけた、撮影時のちょっとしたコツをここで紹介したいと思う。
それは【観察キットで撮る】という方法である。獣人族の観察依頼でテトルーたちを撮影するときに使うアレだ。
観察キットの利点として、まず第一に、観察キットは一時的にFPS視点になるので自分の姿が入り込まない。
ビューモードのズームで調整したり、画像をあとからトリミングしたりする必要がなく、純粋にモンスターだけを撮れる。
次に、モンスターがカメラ目線になりやすい。「観察キットを構えたハンター」に向かってモンスターが突っ込んでくるためだ。
なお、被弾すると観察キットモードが解除されてしまうため、オトモに「まもりの大盾」を持たせて、モンスターを大盾カカシに突っ込ませて撮る方法もおすすめだ。
それから、通常のスクリーンショットはPSのコントローラーのshareボタンを長押しする必要があるため、若干のラグが生まれるが、観察キットではその心配は無用だ。R1ボタンをポンと押すだけでいい。
撮影した写真は、観察キットの使用中に△ボタンを押し「観察記録を見る」という画面を開くことで確認できる。ボツにしたい写真があるときはここで削除すればよい。
注意点として、観察キットで撮っただけの写真はゲーム内にしか保存されていない(内臓HDD等には保存されていない)ので、これを外部に出力したりSNSでシェアしたりしたい場合は、撮影した「観察記録」自体をスクショする必要がある。
さきほど△ボタンで開いた「観察記録」の一覧からスクショしたいものを選び、全画面表示にして、UI非表示にしてスクショすれば、上に載せたような写真を手元に残すことができる。こうして手元に残した観察記録を削除すれば観察キットに空きができ、また新たな写真を撮りに行ける。
まとめ
「レイギエナ大好き」を詰め込んだら12,000文字オーバーになってしまった。ここまで読んでくださった皆様本当にありがとうございます。
他にもこまごまいろいろと「レイギエナ推し活」はしてきたが、キリがないので一旦ここまでとしておく。
ここまで書いておいて言うのもなんだが、私はやはり、なぜ自分がここまでレイギエナにハマったのかがいまいちわかっていない。「気づいたときにはもう好きだった」のである。元々氷属性が好きとか、発売前から目を付けていたとか、他人におすすめされてまんまとハマったとか、そういうのはピンとこない。まさに運命の出会いだったのかもしれない。
しかし、ではなぜ人生初のモンハンとしてW:IBをプレイした私が、ネルギガンテやイヴェルカーナやリオレウスやジンオウガなどなどよく目立つ人気モンスターではなく、『レイギエナ』にハマることができたのか。
それはモンハンというゲームが細部まで作り込まれていて、ストーリーの合間で登場するモンスターがどれも魅力的で、どのモンスターもパッケージモンスター並のポテンシャルを秘めていたからではなかろうか。
レイギエナは準主役級の名脇役として、W:IBの物語を大いに盛り上げてくれた。今の私にとってはレイギエナこそが主人公だ。これからもモンハンを愛し、レイギエナや凍て刺すレイギエナを愛し、明るく元気にすこやかにハンターライフを謳歌していきたい所存である。
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