四知
四知は、だいぶん前にある小説で知った言葉です。
中国、後漢時代に楊震という人が言った言葉で、
楊震のおかげで昇進した王密という人が、お礼にと黄金を持ってきたけど、楊震は「天知る、地知る、我知る、汝知る。」と言って断ったそうです。
「誰も知らないと思っていても悪事や不正は必ず発覚するものだ」という意味でこの言葉を知ってから、いつも私の中にある言葉になりました。
楊震の言葉では、悪事や不正になっているけど、私はその逆もあるんじゃないかって思っていて、良いことでも「天知る、地知る、我知る、汝知る」で、誰も知らないと思っていてもちゃんと見ていてくれている人はいるって言うことでもあるんじゃないかって、昔の人は「お天道様が見ている」と言っていましたし······。
何かそれに通づるものがあるんじゃないかってそんな気がしています。
因果応報とも似ているのかな?·····そんな気もします。
この言葉を知ったときは、ここまで考えていなかったけど、今これを書いているうちにそう思うようになりました。
私にとっては一つの発見です。
やっぱり書くことは大切ですね。
そのおかげで、改めて気づくことができたから。
これからも、四知を胸にいだきながら楽しく頑張ろうと思います。
ありがとうございました