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【学マス】学園アイドルマスター GOLD RUSH 第12話 備忘録【ゴルラ】



前回のあらすじ

宮田くんのバズワード発動してて横転


前書き

前話の予告通りようやくライブがスタート。残念ながら新曲のお披露目とはならなかったが、ことねが楽しそうに歌っているのでヨシ!
というわけで本編を読んでいく。


本編を読む

最初の数ページはことねのモノローグが続く。第1話に比べて現在は周囲の人に恵まれていることや、ライブに向けてやれるだけのことはやったのだとこれまでの思い出を噛みしめているようだ。横で見守るおばちゃんも「商店街をいっぱいにする」という約束は不完全ながらも果たされたとやり切った感を滲ませている。

一方の犬束Pは思ったより人が少ないことを気にしつつ、ことねの人望とファンに恵まれた幸運以外に「自分の働きでもっとやれることがあったのではないか?」と己を見つめ直す。

色々と思うところはあるようだが、反省は後に回し、今この瞬間に表舞台で輝く担当アイドルの姿を目に焼き付けることを彼女は選ぶ。
あくまで自分は裏方、いつだって主役はアイドル。この心情の吐露は読者プロデューサーにも刺さる言葉になっていることだろう。
あさり先生の言葉も回想で登場し、"冷静"の部分はプロデューサーとしての振る舞いを、"熱くなる"の部分はファンとしての心構えを謳っているのかもしれない。

cool head but warm heart(冷静な頭脳と温かい心)

近代経済学の祖 アルフレッド・マーシャル

その後、満を持してステージに立つことね。一発目にお披露目されたのはまさかの『初』。まるで初声公演のセトリみたいだぁ(直喩)
https://imas-db.jp/song/event/gakuen_debutlivehajime_ubugoe_nagoya.html

シャボン玉が飛ぶ演出は画的にも映え、初めて最終試験を1位で突破できた時の喜びを思い出させてくれた。そうそうこういうのでいいんだよ。

最終ページでは宮田くん視点でことねの歌がうまくなったことが言及されている。不安が払拭されバフが乗っていると解釈できなくもないが、単純にレベルアップしているのだろうか。もともと潜在能力ポテンシャルはあるため、本来の歌唱力は高いのかもしれない。

まだまだ伸び代あります

感想や考察

まず、ライブが始まったのは素直に嬉しい。もう少し引っ張るだろうと勘繰っていたのは陳謝する次第である。『初』については曲を脳内補完しつつ、線やコマ割りを楽しむ方向で読み進められたので、続く『かちドキ』はどのような漫画的演出が見られるのか期待したい。

さて、期待するのはいいものの、次回は休載である。11月にも2週休みが挟まっていたが、これは単行本制作の影響だろう。
では、次号休むのはなぜか?と考えてみる。流石に単行本に関する作業がここまで長引くとは思えないため、別の理由がありそうだ。

ここ最近は作品の方向性も定まって物語は順調に進んでいる。そのため、バンナムや編集と今後の展開を話し合うという線は考えから除外する。
猪ノ谷先生や沖乃先生のTwitterも確認してみたが、インフル等で長期ダウンしているようにも見受けられない。
ともすれば、消去法でひとつの仮説に行き当たる。単行本発売と新曲お披露目のタイミングを合わせたいのではないだろうか?

5話備忘録より

以前の記事にて、まったく知らない楽曲を見せられても読者は置いてきぼりを食らう可能性を筆者は指摘した。ならば、読者がすぐに答え合わせをできる状態=CDを再生できる状態まで待つ必要がある。であれば、ここ数話の展開が間延びしていると感じるのにも合点がいく。(休載が多いせいもあるが)

上記を踏まえ、以下に大雑把な今後の予想を記載しておく。

  • 1/23 休載(確定)

  • 1/30 13話(早ければここで新曲披露)

  • 2/6   14話(13話が溜め回ならここで新曲披露。商店街編クライマックス)

  • 2/7   ゴルラ1巻(特装版はCD付き)発売。漫画とリンクする

  • 2/13 15話(エピローグ。虫を食うの伏線回収と新章突入?)

単行本1巻:1~5話収録(1話が70P、2話が50P、他が20Pと考えて計180P)
単行本2巻:6~15話収録(各話20Pと考えて計200P)

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