【学マス】学園アイドルマスター GOLD RUSH 第7話 備忘録【ゴルラ】
前回のあらすじ
犬束P「出来らあっ!商店街いっぱいに人を呼んでライブ開催してやるって言ったんだよ!」
女子寮での一幕
商店街リベンジライブを断り、いつもの日常へと戻ることね。アプリでも頻繁に登場する共有スペースを清掃するところから物語は始まる。
毎度恒例の元ネタ紹介。アプリ版では共有スペースというより屋外を掃除している。また、寮生たちとのコミュニケーションは多少打算的なものの、非常に円滑であることが窺える。挨拶ができる人間はアイドルもできるのだ。
制服姿の莉波や麻央に「おはよう」と挨拶を交わしており、当番と発言をしていることから、女子寮は毎朝の掃除が当番制で回っているようだ。そんな朝の一幕に、麻央が別の話題を持ち込む。件の『赤点銭ゲバ少女の大逆転』だ。
ここで注意したいのが、麻央のことねに対する接し方である。あくまで『やり方』や『話し合うこと』について言及するのみで、しっかり読んだであろう記事の『内容』にはとやかく言っていない。
とはいえ、彼女の性格的に後輩をキツく詰めることはないだろうし(海の家での清夏とのやり取りは例外として)、そもそもブログを執筆したのは犬束Pなのでことねを責めるのはお門違いである。取り分を聞いてすぐ変わり身した様子は知られてないので多分セーフ。メタ視点で語れば、尺の都合であったり、未来のユニットメンバーとの禍根を残したくないといった理由でお説教が割愛されたのかもしれない。
麻央はそのまま「…けど」と続け、アイドルとして結果を出したことねを賞賛してその場を去る。寮長としての面倒見のよさもあるだろうが、自身がまだ結果を出せていないことを胸に秘めつつ、後輩を素直に褒める心情の機微が垣間見え、筆者は大変満足。直後のウッキウキことねとシンクロする。
花岡ミヤビ、再来────
そこへ間髪入れず登場したのは、なんと久々の花岡ミヤビ。ドヤ顔でことねに近付き、ライブが成功したことを写真付きで自慢する。ちなみに屋上は最終試験で2位になると使える。
撮影者はミヤビの専属Pとのこと。彼女曰く、犬束P狙いで他のスカウトを断っていただけで、その気になれば専属Pが就くらしい。やはり中等部4位は伊達ではないようだ。
ことねは終始「すっげー」としかリアクションせず、悔しがらないことにミヤビはご立腹。同じ条件下で競い合い、仮にも自分を負かした相手だろう!とバチバチの対抗意識を燃やしながら、足踏みしている間にも自分は先を行くと言い残し、彼女は去っていく。メンタルというパラメーターがあれば、きっと10でカンストしていることだろう。
結局ミヤビは例のブログを把握しているのか?といった疑問は解決しなかったが(他生徒経由で知らされてそうではある)、少なくとも別のPの元でたくましく成長しているようだ。作中内で当人同士が納得しているため、アレコレ言わないことにする。
事務所での一幕
褒められまくったことを喜びながら、ミーティングのために事務所(空き教室)を訪れることね。中で待っていた犬束Pに座るよう促され、テーブルに広げられた紙に目を通すと、それらがファンレターだと気付く。
ヒーローショーの観客、撮影の見学者、番組スタッフと、これまで関わって来た人達からの褒め言葉が続き、ことねの自尊心が満たされていく様が丁寧に描かれる。最後は商店街ライブで足を止めた人からの手紙を開封。
ファンからの言葉でその気にさせられ、ことねも段々と商店街ライブを意識し始める。ラストは前々話でチラ見せしていたソロ曲(が入ったスマホ)を犬束Pが取り出すところで〆となる。
『返報性の原理』を活用しつつ、ことねが持つ相手の期待に応えようとする『強さ』や『優しさ』に訴えかける犬束Pの強かさが窺えた。
いよいよ序盤の展開も集大成を迎えつつあり、次週も楽しみだ。
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