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【学マス】学園アイドルマスター GOLD RUSH 第10話 備忘録【ゴルラ】
前回のあらすじ
復ッ活ッ 商店街復活ッッ 商店街復活ッッ
ことね「試合してェ~~~~…」
祭りの始まり
前回から久々の連載。なお、今回も合併号なので次回は1/9発売。
商店街が全盛期のごとく息を吹き返したのを見て、俄然失敗できなくなったとことねが気合を入れ直すところから始まる。
二人が準備を進める中、おばちゃんの独白で地元の人たちがどんな形であれことねの花道を飾ろうとしていると明かされる。あと地味にことねのスマホ背面の全体が見られる。
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コマが前後してしまうが、こうして周りが動いてくれるのはことねが愛されている証拠だと犬束Pが自尊心を満たしてあげている。
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ライブを成功させるために
視点はライブ当日から数週間前に遡る。
いつもの空き教室で作戦会議が始まり、「商店街ライブを成功させるためにやってほしいこと」として「友達と飯を食いに行ってほしい」という指令が下る。
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いまいち要領を得ない説明に「もっとすべきことがあるのでは?」と疑問を投げかけつつ、自分の歌唱力を卑下することね。この辺りはアプリ版でも何度が触れられており、Voステが低いのは周知の事実らしい。
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一通りのやり取りを経て「歌が上手くなっても聞く人がいないんじゃ意味がない」とことねを宥めつつ、ライブに人を呼ぶには話題が必要だと犬束Pが黒板を使って要点を説明し始める。
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ことねからも味のある絵だと評価されているが、重要なのは内容の方にある。犬束Pが書き出したのは『パーチェスファネル』というマーケティング施策であり、アイドルのライブにファンが集まるにはこの4段階をクリアするのが必要だと説いているのだ。
この中でも特に『認知』が必要だと強調し、認知さえクリアできればライブ開催までの数週間で一気に『検討』までスキップしてくれる特定層へアプローチすべきと彼女は語る。それこそが初星学園というブランドを応援するファンだ。
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故に友人と食事する様をSNSで発信し、初星学園に興味を持っている層への認知度を上げるべきだと話が冒頭の指令に戻ったところで「それならもうやってる」とことねの交友関係が明らかになる。
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以前の記事でも触れているが、こういったところで割り切りの良さなどを発揮するのがことねの強みの一端と言えよう。
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これにより認知度は問題ないと判断した犬束Pは、ダメ押しで「招待状と手紙を書いてほしい」と次なる指令を出す。なんだかんだこういうのが一番効くというのが彼女の談だが、チケットがご用意されるというのも特別感の演出の一端を担っているのかもしれない。
祭りが始まる
シーンはライブ当日へと戻り、続々と声を掛けた友人たちが集まってくる。その中にはルームメイトちゃんだけでなく、なんと花岡ミヤビの姿も。普通に友達になったのかもしれないが、後方腕組み理解者ヅラをしかねない出で立ちである。元グラなしのモブとは思えない存在感だ。
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ステージ、アイドル、観客と揃ったところで今話が終了する。最後に残った楽曲が漫画ではどういった形でお披露目されるのか期待しつつ、ここで筆を置かせていただく。