日記77 2023_1203-1209
こんばんは。週に1記事くらいのペースでざっと日々の出来事や雑感を書いてます。
冬だけど暖かいな。
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1203
午前中に現場へ行きひと通り指示出しや確認を終え、青木淳退任記念展『雲と息つぎ』へ。建築・空間の見方を変える装置たち。大きなものから小さなものまで。建築を注意深く読み取ることで開け見えてくる装置の可能性。美しくて可愛らしい希望があった。とても好きな展示でした。夕方から日比谷公園大音楽堂にてペトロールズのライブツアー”Crusin’”。盤石で軽快で、即興的だけど安心できる。そんな境地を今日も、そして今日は特に最高の空間で味わうことができました。100年の歴史をもつ音楽堂という建築の最後を、ペトロールズの楽器とミラーボルのみの最低限の演出(かっこよすぎ)のおかげで、そのままの表情を見ることができて、本当にいい巡り合わせで幸運だった。
いい展示といいライブ。いい日曜。
1204
土曜に行われた夢に向かって本気イタリアンコースの会で余っていたので持ち帰ったフォカッチャを温め直して食べた。その場でのできたてはもちろん美味だけど、時を経て違う場所で食べたって美味。本気の強度だ。幸せな残りもの。
1205
仕事からの帰り道、駅から家の間にある太い道を渡る信号に1番悪いタイミングで引っかかると、その待ち時間に耐えかねて気づくと歩みはくら寿司に向いていた。伝説のデザート『くら寿司×不二家 “ミルキードーム”』が再び現れているらしいという情報が強い引力を生んでおり引き寄せられる。あら汁・オニオンリング・はまち・肉厚とろ〆さば・あぶりチーズサーモン・牛すき焼き風軍艦・あぶり焼きはらす。マイくら寿司オールスターを平らげ(今日のオニオンリングを揚げる人は残念ながら未熟だった)、お目当てのミルキードーム×2で〆。最高の宴でした。冬だ。
1206
朝の通勤電車、iPhoneのアラームが背後でずっと鳴り続けていた。(もうだいぶ寝過ごしてしまってそうだけど大丈夫かな?)(周りに怒っちゃう人いないかな?)と1人勝手にソワソワしつつ、車内が少し空いたタイミングで恐る恐る振り返ってみるとそこにはおそらく夜通し遊んだのであろうギャルが足を組んで爆睡していて、すべてがOKになった。
引き続き朝の通勤電車、人を上手く掻き分けられなくて下車の流れに乗り遅れてしまった人がいて、すでに乗車してきている人たちに対して「降ります。ありがとうございます。」と連呼しながら無事降りていった。「すみません、降ります。」よりもかなり空気が丸みを帯びていたように感じた。
ギャルとありがとうは偉大だ。
1207
現場が友達の家に近かったので連絡を入れてみて、昼休憩のタイミングでお茶をすることに。最近生まれたばかりのお子も連れてきてくれて、抱っこさせてもらったり、お話が楽しかったり、お話に夢中で配膳ロボにまったく気づかないおばあちゃん2人組に癒されたり、ベストオブ昼休憩だった。嬉しい時間だったな。
仕事を終えて世田谷美術館の倉俣史朗展へ。充実した作品群に、世田谷美術館で触れられる幸せを噛み締めて鑑賞する。倉俣史朗作品は、詩的であることと、違和感を放っていることと、この2つによって”浮いている”感じがあるのがとても好きだ。その根っこを覗けるような内容になっていて、とても良かった。
M-1グランプリ2024の決勝進出者が決定。大好きなカベポスターが見事に勝ち抜いていて歓喜。楽しみすぎる。
1208
朝の通勤電車、降りていく女性の鞄に自分のリュックの紐が引っ掛かってしまい、体を持っていかれそうになりつつもなんとか解いたのだけれど、いっそのこと一緒に降りてしまえたらそこに出会いがあったかもしれなかったけれど、そんな勇気は当然まったくないんだよねという話を、飲みの帰りに電車が一緒だった女性にしていて、その女性が人に押されながら降りていくとき、わざとリュックの紐を引っ掛ける勇気なんて当然あるわけもない。
朝の電車に比べて、華の金曜の夜の帰りの電車のほうが、乗っている人たちがみんな元気なので車内が暑い。
1209
朝は図面を描き、昼から観たかった展示を周り、夕方から友達夫婦の家に友達とお邪魔して、THE Wを観たりしながら食べて話して笑りしてとてもいい時間でした。エルフ荒川さんのすっぴんに結構かなりグッときてしまった。ほろ酔いいい気分でふわふわと帰宅。