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日記46 2023_0430-0506

こんばんは。週に1記事くらいのペースでざっと日々の出来事や雑感を書いてます。
刹那の恋人、ゴールデンウィーク。

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写真はその週に撮ったものを1枚。早朝の電線と群馬県上野村の山と空。

20230430(Sun)
朝起きて日記を打ち込む。ちょっとだけ読書をし(村上春樹の新作を読み始めた)、今日は写真データのお掃除。なんとなく定期的にやってはいるものの、うまくやれている気がしない。し、この整理が役に立ったことも今のところないように思う。整理の仕方が悪いのか、振り返ることが少ない状況のせいか。もやもやしつつ手だけを動かす。
夕方から友達と飲みに。久しぶりの三軒茶屋。気心知れた友達と、馴染みのある街に心落ち着く。2軒目に向かうとき、ハシゴというには遠すぎると思いつつ茶沢通りを歩いて下北沢まで。歩いた時間も含め、楽しかった。話した内容はあまり覚えていない(飲みすぎて忘れたわけではない)。この類の飲みの時間は、かつてはなんだか勿体無いなどと思っていたけれど、今では自分の中のいろいろがすーっと淀みなく流れていった感覚があって清々しいと思えるようになった。
そういえば、飲んでいるとき友達にお箸の持ち方を指南してもらった(その友達と会うと必ず自分の箸づかいの杜撰さを注意してくれる)のだけれど、かなり手応えのあるコツを掴んだ気がして嬉しかった。

20230501(Mon)
前の冬が始まったあたりから寝る前に温かいお茶を飲むことが習慣になっている。ここ最近は夜の気温も上がってきたけれど、今のところまだ継続中。夏はさすがにどうだろうか。飲んでいるのは横浜中華街で購入した高山観音茶とジャスミン茶、それから三峯神社で買った牛蒡茶。お茶を飲んで布団に入ると、お腹の内側がぽかぽか温かい。それがなんだかとても安心する。自分自身が湯たんぽになったかのような。優しくなれている気がする(湯たんぽは人に優しい)。柔らかくなっている気がする。そのままトロリと眠りにつく。

20230502(Tue)
久々の在宅勤務。外は晴れているものの、風が強いからか家の中はひんやりしている。ハーフパンツからスウェットに着替え、半纏を羽織る。Amazonからの配達完了通知が届いて外に出ると(配達員さんの気配や投函の時のポストの音で外に出るということは少なくなった)、春の陽気に驚く。自分の部屋はなぜスウェットに半纏を着るほどに寒かったのだろうか。単純に建物の古さゆえの隙間の多さなどが考えられるけれど、それにしても差がありすぎる。なんだか自分の部屋が外と完全に区切られた別の世界であるような気がして少し焦る。急いで窓を大きく開けて外の空気をふんだんに取り入れてみる。今までの寒さはみるみる消えていった。よくわからないが、(危なかった。)と思った。

20230503(Wed)
今日は早朝から大学のサークルの同期たちと群馬へ。そのうちの1人のおじいさんの家。畑の収穫作業を手伝い(GWの渋滞にしっかり巻き込まれて到着が遅れ、ほんの少ししか手伝えなかった…)、採れたての野菜で天ぷらとバーベキュー。ぷりっぷりで甘い野菜たちが本当に美味しくてお箸を止めることが難しかった。
訪れるにもひと苦労な場所にある、代々家族の暮らし継がれてきた家と畑。それを引き継いで管理しつつ楽しんでいる友達と父親の姿を見た。逞しくて優しい。素敵だった。
お持ち帰りしたいくらい美味しい空気のなか食べる新鮮なお野菜とかっこいい父子の姿。透き通った時間でした。

20230504(Thu)
旅行2日目。民宿の朝ごはんを食べて道の駅へ。開店直前に到着したのだけれど、入り口には小さな人だかりができていた。(なんだろ?)と思っているとどうやら観光客ではなく地元のおじちゃんおばちゃんで、開店するや否や、みんな一目散に破格でとても美味しそうな椎茸を買って去っていった。道の駅の新たな側面を目の当たりにする。地域に根付いた道の駅はいいなと思った。
続いて神流川支流の渓流釣りへ。イワナを釣って塩焼きにして食べる。身が詰まっていてとても美味。
帰りに神流町の鯉のぼり祭りへ立ち寄る。山に沿って上空を泳ぐ鯉のぼり群は圧巻で、山を活かしたとてもいい見世物だと思った。鯉のぼりをバックに記念写真をパシャリ。記念写真大事。
渋滞に多少巻き込まれつつも無事に東京へ到着。とてもいい思い出になった。また行きたいな。

20230505(Fri)
中学校時代の友達と2人でキャンプへ。何も気にすることなく適当に喋りすぎることのできる稀有な友達。場所は静岡県函南町。運営、設備、眺めのすべてがとてもグッドなキャンプ場でした。強風だけが玉に瑕であったけれど、最高のキャンプ場でいい肉と野菜を調理し、ちょっと本を読み、ヘラヘラおしゃべりをする、贅沢なひと時を過ごす。
人とキャンプに行くと、その人によってどんな時の流れ、時の過ごし方が幸せと感じるのかがぼんやり見えてきて面白いなと思う。コスパとかタイパみたいな言葉を用いて人の感覚を雑に規定してしまうのではなく、こうやって人の時の流れを感じたい。
お酒も回ってぐっすり入眠。久しぶりに夢を見た。

20230506(Sat)
珈琲を淹れて後片付けを済ませ温泉へ。キャンプ後の温泉に勝るすっきりはなかなかない。
友達と北陸新幹線の通る駅(友達は富山に住んでいる)で解散するまでの道すがら、山梨県北杜市の「diorama」というインテリアショップ兼アトリエへ。前から気になっていた場所。倉庫の一角で心の揺らいだものを静かに美しく丁寧に売り、別の一角で納得のいくものを制作する。理想的な空間の空気を味わえてよかった。
続けて「Gallery Trax」というギャラリーでの坂口恭平の展示へ立ち寄る。創作意欲がフツフツと湧いてくる。そんな軽やかさと強さをいっぺんに感じられる不思議に惹きつけられる作品だった。見れてよかった。
友達を見送って東京へ。ちょっとの渋滞はあったが順調に帰宅。さすがにクタクタだ。この日記を書く文字が急いでいる。ぐっすり眠れるだろう。

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