自分との信頼を結んだ1年
今年は平和だったな、と語り始めた1年の振り返りで、
「えっと・・・どこが?」と言われて初めて、あれ、平凡な1年じゃなかった、と気付かされました。
※画像はどりちゃんに年末に一緒に書いてもらった振り返りの現在地MAP!良き時間でした、ありがとう!
今思えばいろんなことがありすぎて、わりと2021年頭の方に心の柔らかい部分をぎゅっと押し込んで、鎧を着て過ごした1年だった。
前ほど泣かなくなったし、怒りも爆発させなくなった、でも、悲しいことも辛いことも怒りたいことももしかしたら、いつもよりたくさんあった。
年の終わりに差し掛かってようやく、押し込めてた自分の柔らかいものを、取り出してあげることができたと思う。
全部ひっくるめて、ちゃんと生きたなあ。
その話はこっちにもう書いたので割愛。
https://note.com/hrkm_1228/n/n475067debc75
さて、年の瀬とともに28歳になりました。
28歳は、なんとなく自分の中で特別な年齢で、大学時代や新卒時代に憧れた背中がみんな28歳で、「もう自分の力で立っているかっこいい大人」感がなんとなくしていたのです。
新卒の頃の先輩は、もう立派な社会人で、会社の主戦力で、期待される存在で。なにより、自分の仕事に絶対的な価値と誇りを持っている姿に憧れた。
そんな28歳に向けて、いろんなものを清算をするような1年だったなあ。
そんな1年から、よく覚えてるものをひとつ。
■怖さと対峙した話
転職してから今まで、つねに背伸びを続けてきました。
心の中でどこかで「いつか成果を出せないタイミングが来るかもしれない」そんな恐怖がずっとあったし、そんな恐怖を打ち消すために無理をして働いてきたなと。
そしたら、ある日突然涙が止まらなくなりました。
そんなよく聞く話を、まさか自分の身に起こるとは。
幸い心も体もタフではないので、再起不能になるまで追い詰められる前に悲鳴を上げてくれて、小休止で日常に戻ることができましたが、もう人前に出られる状態じゃないのに、自分のために足を止める、それが怖くて怖くて仕方なかったなあと、今振り返ると思います。
人の期待や要求を過度に受け取って、自分の意志と分離できなくなっていたことに気付かされて、改めて自分にとって何が喜びなのか、何で自分は満たされるのか、本当は何がしたいのか、そんなことに久しぶりに向き合った時間でした。
実際はそんな綺麗なものではなく、怒りや悲しみや八つ当たりや、そんな感情が渦巻いていてそんな自分もすごく嫌いだったのだけど(笑)
そんなときに「いまはそのまんま出しなよ、本当のあなたは、もっと温かい人だとわたしはわかっているよ」そんなふうに支えてくれた周りの人がいて、ゆっくりと浮上する中で、初めて「できる自分」が好きだけど、いつもそう在る自分でなくても大丈夫なんだと心の底から思えた経験でした。
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今の私は、仕事の作法だってわきまえているし、多少のピンチは自分の力で立ち向かえる、苦しいことがあっても仕事の鎧を着れば自分でいられる、憧れていた28歳に、たぶん、なれた。
たぶん、少しは思い描いた自分になれたと思う。
そして何よりも今年1年間の財産。
たぶんきっと、来年もいろんなことがあるんだけど、絶対に去年より今年、今年より来年の自分を好きになれる、そんな自信だけ、あるのです。
そんなふうに、自分が自分を信じられるのは、
どんなできごとも、きちんとそこから、大切なことを見つけてきたから。
確かに山あり谷ありだったけれど、その全部が自分の道標になったし、いらない盾を手放すキッカケにもなっていて、
ここから先生きる中で、なにかあってもきっと自分は大丈夫、そう思える年末ははじめてかも。
よくがんばりました、自分。
なかなか自分のことを褒めるのは下手だけど、この1年はハナマル。
来年も、大切なものを大切に生きていこう。
達成感で今後の抱負は皆無です、その気になったら、また書きます。笑
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