母はカメラを止めない
8月1日に開催された「バーチャレin世田谷」。
私のタイムラインには連日色んな様子や感想が流れてきますが、ぽこんと感想を思い出したので忘れないうちに書き留めておくことにしました。
まず知らない人のために、バーチャレについてまとめたモーメント↓
学校のグラウンドなどでトライアルを行うことを想定したルールも整備されていますが、各地域で参加者とボランティアを募り、競技場を借りて「プチ記録会」を手作りするといった動きが多く見られるようになりました。
選手や保護者がグラウンドの高さから応援できることや、ペースメーカーをつけたり、トップ選手をゲストして交流する、といった自由な楽しみ方ができるのがバーチャレの特徴になっていると感じます。
今回私が参加したのは、そんな記録会のうちの一つである世田谷大会でした。選手40人ほどに対し、ボランティアや保護者の方も同じくらい居たと思います。すごい比率。
私はスターターとしてお手伝いをしていたのでグラウンドから選手の様子を見ていましたが、この日非公認ではあるものの22人の選手が自己ベストを更新しました。
私の中で何より印象的だったのは、800mで自己ベストを更新した女子選手をその子のお母さんが撮っていたのですが、
ゴールして立ち止まった後もお母さんが停止ボタンを押さずに「すごい、すごい。」と言いながら、ずっと娘さんを撮り続けていたことでした。
きっと家に帰ってから見返すんだろうなあ。
「お母さんの声入り過ぎ!」とか会話するのかな、などと妄想をしたぞ私は。
記録会をスタンドから見ている時に知らない選手に向かって「頑張れー!」と応援することは無いのに、同じ目線にいると何故か応援してしまう。
自分が高校生だったら出たかったなー。
800mは走りたくないけど…。
自分の地域に開催情報があればぜひ奮ってご参加ください。
そして、無くても作れるのがバーチャレですよ!